今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「ゲーマーエディション オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | +03 ゲーマーエディション オプティマスプライム(Gamer Edition Optimus Prime) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2023年 |
価格 | $34.99 |
ということで、スタジオシリーズ版ボイジャークラス「ゲーマーエディション オプティマスプライム」です!これは2010年にPlayStation3、Xbox360、PC向けに発売されたゲーム『Transformers: War for Cybertron』に登場した「オプティマスプライム」となり、かつてはジェネレーションシリーズ(日本ではユナイテッドシリーズ)でデラックスクラスが発売されていました。今回はスタジオシリーズの「ゲーマーエディション」というサブラインのような扱いで完全新規でのリメイクとなります。日本でも2023年10月に「SS GE-01 オプティマスプライム」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。フォーマットはこれまでのスタジオシリーズとほとんど同じで、ゲーマーエディションは数字の頭に十字キーをイメージした「+」がついたシリーズナンバーとなっています。
台紙兼ディスプレイスタンドはケイオンの監獄のステージの背景。
【ロボットモード】
ロボットモード。なんともたくましいスタイルで、様々ある「オプティマスプライム」の中でも特徴的な姿。管理人の棚には2010年に発売されたデラックスクラスがいまだに最前線にいるので個人的には違和感を感じるほどマッチョでありますが、久々にゲームの映像をみてみるとかなり忠実にスタイル、デザインが再現されているのがわかります。また事前に公開されていた公式画像などを見た印象だと、作りのシンプルさや肉抜き感が気になっていたのですが、実物を触ってみるとそこまで気になる感じでもなく、どっしりしていてすごくかっこいいです!
背面。『War for Cybertron』は3人称視点のアクションゲームで、ゲーム中はずっとキャラの背中を見ながら進むのですが、その背中の感じもしっかり再現してくれているのがいいですね!
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部もかなり忠実に再現。出っ張っているマスク部分もゲームのデザインそのまま。マッシブなボディに小顔が映えます。
胸部を開けるとマトリクスが収納されています。取り外しも可能。
武器。まずはエナジーアックス。グリップ部分は分離して持たせてからまた接続します。
エナジーアックスは片刃の状態から両刃に変形可能。ちなみに、武器の根本部分も5mm穴で接続されています。
今回発売されたゲーマーエディションWave1の3種の共通の特徴として、右腕の前腕部分が外れるようになっていて、そこに武器を取り付けることができます。これは『War for Cyberton』のフィールド上に落ちている武器を拾って切り替えながら戦っていくシステムを再現したもので、「バンブルビー」、「バリケード」に付属する武器も取り付けることができます。
武器を取り付けて。ゲーム中ではデフォルトで装備しているブラスター。
取り外した前腕はお尻部分に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。サイバトロン星のSFビークルに変形。まるっとした塊感あるデザインが特徴的。「オプティマスプライム」のビークルモードとしてみるとなかなか挑戦的なデザインですが、唯一無二感もあってカッコイイ。ゲーム中でも自由に変形ができて、火力は低いけどロボットモードよりも早く移動できました。
背面。リア下部のロボットモードの手が少し目立つ感じ。ここもゲーム中ではよくみる部分なのでしっかり隠せたら嬉しかった。変形はかつてのデラックスクラスよりも比較的シンプルではありますが、それでもボイジャークラスらしいしっかりとした変形で、ゲームでの変形の仕方もどことなく感じるようなものになっています。
前面&背面。
側面。
ブラスターは後部のルーフ部分に取り付け可能。
斧はブラスターの上に接続可能。
サイドの5mm穴に斧を取り付けることもできます。
【比較】
2010年に発売されたジェネレーションズ版「オプティマスプライム」と(日本ではユナイテッドシリーズで発売)。ジェネレーションズ版は今遊んでみてもデラックスクラスとは思えないとんでもない変形や可動をして、管理人の棚ではいまでも前線に立っているほどの傑作。実はブログを始めて2個目のレビューでこれを紹介しているのですが、改めてもう一回ちゃんとレビューしたい!
ビークルモードでも。さすがにデラックスクラスとボイジャークラスの差はありますが、当時のものもかなり再現度高いし、赤と青の分割部分なんかは前のほうがきれいにまとまっています。
『War fo Cybertron』はセイバートロン星の話ということで、同じシチュエーションとも言えるシージ版の「オプティマスプライム」と。今回のゲーマーエディションが結構大きいのかと思いきや、小顔でマッチョなスタイルでそう感じていただけで、ボイジャークラスとしては普通のサイズなのに驚き。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動はこんな体型ながらかなりいい感じに動いてくれます。太めの体型のトランスフォーマーはよく動いたとしてもシルエットがあまり変わらなかったりするのですが、この「オプティマスプライム」は可動にかなりこだわって作られれており、腕が長めでしっかり肘を曲げられたり、股関節のジョイント位置が前側についているので足を前に大きく出せたり、股関節を横広げられたりと大きく動きを表現することができます。以下、写真続きまーす。
腕が長めなので武器を両手で持つことも可能。武器も分割できるのでいろんな持ち方ができます。
武器自体が変形するのもトランスフォーマらしい。というか『War for Cybertron』自体がトランスフォーマーをとてもよく理解した世界観になっていて、すごく愛の溢れるゲームになっています。
右腕の武器の差し替えも「バンブルビー」や「バリケード」と差し替えができて楽しい。
『War for Cybertron』は今現在配信などでは遊べない状況のよう。そもそも日本語にローカライズされておらず、発売当時管理人はアメリカ版を買って遊びました。今更ローカライズは難しいだろうけど、今見てもグラフィックもきれいだし、しっかり作り込まれてるから配信で復活とかしてくれたら嬉しいなあ…ただ、発売は当時Activisionからだったんだけど、合併したりで難しいらしい…またPS3引っ張り出してやろうかなあ(動くかな…)。
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「ゲーマーエディション オプティマスプライム」でしたー!2010年に発売されたジェネレーションズ版が今遊んでも全く色褪せない傑作ということと、今回のゲーマーエディション版の公式画像から結構なコストカット感を感じていたので実はあまり期待していなかったというか、そもそも「スタジオシリーズでゲーマーエディションってなんやねん!」と思っていました…けど、実物を触ってみるとあらびっくり。コストカット感は確かにあるにはあるのですが、写真で見るよりも全然気にならず、変形もジェネレーションズ版とは違うアプローチでしっかり変形してくれるし、とにかく可動がすごい!マッチョな体型でグリグリ動いてくれるのでとてもポージングが楽しいです!「ゲーマーエディション」をスタジオシリーズでやる無理矢理感はあるけど、『War for Cybertron』はもちろん、当時の玩具が少し物足りなかった『Fall of Cybertron』のキャラがリメイクされるのは純粋に嬉しいし、過去のゲームを風化させず、玩具で復活させる姿勢は素晴らしいと思います。「オプティマスプライム」としては少し尖ったデザインだけど、シージとはまた違ったSF感がかっこいいし、日本でもちゃんと発売されるので気になる方はぜひ手にとってみて下さい!オススメ!