レビュー：TFビースト覚醒 BP-01 ビーストパワー バンブルビ―

今日は「トランスフォーマー ビースト覚醒 」シリーズから「BP-01 ビーストパワー バンブルビ―」をご紹介！

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商品名	BP-01 ビーストパワー バンブルビ―
シリーズ名	トランスフォーマー ビースト覚醒
クラス	–
メーカー	タカラトミー
発売時期	2023年7月15日
価格	6,500円（税抜）

ということで、「ビースト覚醒」シリーズから「ビーストパワー バンブルビー」です！この「ビーストパワー バンブルビー」は『トランスフォーマー／ビースト覚醒』に登場する「バンブルビー」に玩具オリジナルのビーストパワーモードが追加されたもので、さらにライト＆サウンドギミックを搭載しています。海外では同仕様のものが「Beast-Mode Bumblebee」として発売されています。それではいってみましょー！

【パッケージ】

パッケージ。箱は海外のものにシールではなく、ちゃんと日本独自のものになっています。ライト＆サウンドギミックが売りなので、それをしっかり伝えようとしている感じで分かりやすい。

【ロボットモード】

まずは通常のロボットモード。大きさは約24cmとなかなかにでかい！対象年齢は6歳ということで低年齢向けの玩具となりますが、造形はすごくしっかりしていてプロポーションもカッコイイ。けど、先日紹介した「覚醒オプティマスプライム」とは違って作りや塗装面でコストカット感を感じる作りになっています。とはいえがっしり丈夫には作られているのでガシガシ遊ぶことができるのはすごくいい感じ。

背面。背中の羽はない状態を再現。

前面＆背面。

側面。

バストアップ。頭部の造形もしっかりしていてカッコイイ。グリル部分がクリアになっているには胸部にはライトが仕込まれていて光るため。ギミックの詳細は後ほど紹介します。

そして、両足を内側に閉じると胸部が左右に開き胸からイーグルの顔と、背中から翼が飛び出し、また合わせて胸のライト＆サウンドが発動します。

【ビーストパワーモード】

ビーストパワーモード。胸にはイーグルの顔と、背中には翼、そして腕には爪が追加されます。翼が広がることでいつもの「バンブルビー」っぽい感じになるのも面白い。ちなみに、このモードは玩具オリジナルの姿で映画の中でこの姿になるわけではありません。

背面。

前面＆背面。

側面。

バストアップ。胸部から出てくる鳥の顔はクリア素材で作られています。イーグルの顔は既存のモチーフがあるわけではなく、この玩具用のオリジナルデザインのようです。

腹部がスイッチになっていて、押すことでライト＆サウンドギミックが発動します。

ライトはこんな感じで赤と青の2種類の光があり、音声に合わせて明滅します。音声は通常モードとビーストパワーモードで切り替わるようになっています。音声は以下のサウンドがランダムで流れます。

通常モードでもライトは光りますが、ビーストパワーモードに比べるとグリル部分1枚増えてしまうので光は少し控えめに。また、写真だとさらに暗く感じますが、実際は明るい場所でもちゃんと光っているのが分かります。

ちなみに、イーグルの顔そのものが光るのではなく、内部奥側にあるライトが光ることでクリアなイーグルの顔が光っているように見える仕組み。

電池パックは股間部分に仕込まれていて。LR44ボタン電池を3つ使用します。ちなみ購入時からすでに電池が入っているのですぐ遊べます。

武器は剣。クリアパーツで作られています。これも玩具オリジナルの武器。

ビーストパワーモードでは前腕部分からイーグルの爪を展開します。

【ビークルモード】

ビークルモード。第2世代「シボレー カマロ」のオフロードカスタムに変形。ゼネラル・モーターズのライセンスを受けたものになっていますが、ちょっと太めな印象。低年齢向け玩具だとウインドウ部分がクリアにならないことも多いのですが、しっかりクリアパーツで再現されてるし、ボリューム感もあってなんか強そう。

背面。リア部分は脚部が広めにはみ出しています。変形はステップ数は多くなく、比較的簡単なものですが脚部を展開してルーフ〜リアにする際の合わせがちょっと子供向けにしては最初は難しいかも。また、もしかすると個体差なのかもしれませんが、管理人のものは少しパーツの合いが悪いのかルーフ部分がかっちり閉じず隙間ができてしまいます。

前面＆背面。

側面。

ルーフ部分にスイッチがあり、押すとビークルモード専用のサウンドがなります。サウンドの種類は以下。

・ラジオのチューニング音
・走行音
・エンジン音
・ブレーキ音

サイドの5mm穴に武器を取り付けておくことができます。

【比較】

スタジオシリーズ版デラックスクラス「バンブルビー」と。デラックスクラスと比べてもこの大きさ！そしてススタイルや造形はタジオシリーズと並べても遜色ないことがわかります。

ビークルモードでも。

でかいバンブルビーということで、映画『バンブルビー』時に発売された「パワーチャージバンブルビー」と。低年齢向けでギミック優先な作りで、変形などの触り心地は結構似た感じになっています。

ビークルモードでも。

日本では同時に発売された「覚醒オプティマスプライマル」と。同じく対象年齢6歳からですが、日本に向けたものとワールドワイドに向けたものの作りの違いをはっきり感じることができます。そういう意味では日本オリジナルの「覚醒オプティマスプライマル」の存在は近年の低年齢向けトランスフォーマーの中ではかなり稀有で貴重な存在と言えると思います。

【可動・アクション】

可動は実は結構制限があります。上半身は腕周りと首が動くのですが、下半身はほぼ動きません。というのもビーストパワーモードにする際、脚部ごと動かすというの動作がスイッチになっているためで、膝も動きそうで動きません。その代わり、足を自然に開いた感じでかっこよく立たせられるようになっています。以下、写真続きまーす。

通常モードはこれまでの「バンブルビー」トイの中でもなかなかの再現度の高さ。造形はすごくかっこいいから、これで塗装がもうちょっとあったらもっとかっこよくなると思う！

なぜイーグルが選ばれたかは謎。羽のイメージが「バンブルビー」と合ってたからかな？

以上、「トランスフォーマー ビースト覚醒 」シリーズから「BP-01 ビーストパワー バンブルビ―」でしたー！日本では低年齢向けとしては久々のライト＆サウンドが付いたトランスフォーマーで、しかも『ビースト覚醒』に合わせて胸からイーグルが現れるというだいぶネタに振ったギミックが「実写映画が来る！」というお祭り感を感じさせてくれる玩具になっています。同時に発売された「覚醒オプティマスプライマル」と比べると若干作りはチープになってしまうのですが、そもそも日本での発売はないと思っていたので、こういう大きくてギミック優先の玩具がちゃんと発売されたこと自体嬉しいし、ギミックの奇抜さがありつつ「バンブルビー」玩具としての造形の再現度もとても高く、立ったせているだけでも存在感がかっこいいのも気に入っています！