今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「99 バトルトラップ」をご紹介!
商品名 | 99 バトルトラップ(Battletrap) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2022年2月 |
価格 | $34.99 |
ということで、スタジオシリーズ版ボイジャークラス「バトルトラップ」です!「バトルトラップ」はこの夏公開される『トランスフォーマー/ビースト覚醒』に登場する新勢力「テラーコン」の一人で、レッカー車仕様の「GMC トップキック」に変形します。もちろん完全新規造形で、日本では2023年6月に「SS-104 バトルトラップ」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。イラストが迫力あってカッコイイ!
台紙兼ディスプレイスタンド。商品情報によればミュージアムが攻撃されたシーンとのことで、テラーコンたちが襲撃したみたいな感じなのかな?
【ロボットモード】
ロボットモード。実写映画のディテールとトランスフォーマーらしいビークルの意匠を生かしたデザインがもうただただカッコイイ!配色のせいもあると思いますが、ここまで密度感を感じる玩具も珍しく、圧倒的な存在感を醸し出しています。映画の中でどんな活躍をするかはまだわかりませんが、トゲトゲしさがすごく強そう&悪そうな感じも出てるし、反面車から変形している見た目とヒロイックなスタイルが、どことなくオートボットっぽさも感じさせる不思議な魅力があります。ちなみに今のところ明らかになっているテラーコンのメンバーはどれも車から変形します。
背面。背中もゴテゴテした感じがいいですね。肉抜き感もあまり感じないし、太ももの裏は意図的に肉抜きが埋められています。膝下の2連のタイヤがちゃんとそれぞれ独立して動くのもいい感じ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔も実写映画キャラらしからぬストレートなかっこよさ。特に目の上のガンダムの角のような表現が珍しい。胸部もちゃんと車から変形しているのがわかるデザインがたまらないし、しっかりパーツで立体感を表現していてすごくいい感じです。
武器は手に取り付けるハンマー。レガシー版「バルクヘッド」と同じ仕組みです。パッケージのイラストを見ると、巻きついたチェーンが伸びて攻撃できる武器みたいですね。
ハンマーは広げた状態で背中に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。「GMC・トップキック」のレッカー車仕様に変形。ただのレッカー車ではなく、ボンネットにはスーパーチャジャーが配置されていたり、バンパー部分はガードパーツがついていたりワルい感じにカスタムされています。公開されている画像と見比べても再現度高くとてもカッコイイ。上部のランプ部分はクリアパーツでできています。
背面。荷台部分にはレッカー車仕様になっていて、クレーン部分には武器のハンマーを取り付けておくことができます。サイドのラインやリアのライト部分もちゃんと塗装されて、またロボットモード時にも言いましたが後輪は2連のタイヤになっていたりと、いつものスタジオシリーズよりも気合が入っている感じがします。変形も見た目のゴツさに反して直感的なパーツ移動でサクサク変形できます。個人的に良いなと思ったのは、ロボットの頭部分がビークルモードではエンジン部分に前向きに収納されるところで、キャラクター性というかストーリーを感じるような変形になっています。ちなみに一箇所ビークルモードのルーフ〜ボンネット部分の固定がイマイチなんですが、説明書と見比べてみると本来あるはずの前腕部分のジョイントがなくなっていて、もしかするとそこがどこかの段階で削除されてしまったからかもしれません(ルーフの裏側には受けは残ってるので…)。
前面&背面。
側面。
ドア部分には「BERNIES WOWING & AUTOBODY」という表記が。おそらくレッカー会社のロゴだと思いますが、実際の映画でも同じ表記になっているようです。
ハンマー部分。若干クレーン部分が左右に分解しやすいけど、このハンマーをつけるとしっかり固定できます。
【比較】
スタジオシリーズ『ビースト覚醒』版デラックスクラス「バンブルビー」と。劇中ではこの2人があい見えることはあるの気になります。
ビークルモードでも。実車での差も同じくらいかな?
ちなみにG1で「バトルトラップ」といえばこのキャラのこと(玩具はパワー・オブ・ザ・プライム版)。おそらく名前だけでキャラ設定的なつながりはなさそう…?
【可動・アクション】
可動も良好。そもそものデザインがとにかくかっこいいですが、可動も優秀でぐりぐり動きをつけて遊ぶことができます。足首の可動もあったり、近年のジェネレーションズの遊び心地をスタジオシリーズでも取り入れられてきているのがとても良いと思います!以下、写真続きまーす。
立ち膝もきれいに決まります。
ちなみに今回開発を担当したのはタカラトミーの大西裕弥氏。最近ではレガシー版「ジアクサス」、レガシー エヴォリューション版「ターン」とヴィラン系のキャラを手掛けており、その流れを組んでるようなダークヒーロー感を感じます。映画の活躍次第なところもあるけど、人気面では大ボス?の「スカージ」を食っちゃいそう?
胸を張って立っているだけでもかっこいい…ちなみに、「バトルトラップ」のビークルモードの「GMC・トップキック」は旧トリロジーの「アイアンハイド」と同じ車種(世代は違いますが)で、ボスである「スカージ」のビークルモードは旧トリロジーの「オプティマスプライム」と同じピータービルトのトラック(こちらは車種が異なります)という、微妙に共通点のあるビークルモードのチョイスで、なんとなくオプティマスとアイアンハイドの関係性みたいのをオマージュしていたりする…?
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。脚部がながく膝も深めに曲がるのでスタンド使ってもポーズが映えます。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「99 バトルトラップ」でしたー!事前に公開されていた画像からわかっていたことですが、とにかく見た目がかっこいい!それに伴って、玩具としての可動や変形もトランスフォーマーらしい触り心地でとても遊びやすいです。見た目に反して、複雑な変形ではないし、全体のプラスチック量としては多い方ではないと思うのですが、配色やディテールによってすごくボリュームを感じるように作られていて、ファンが気にしそうな細かいところまで手が行き届いている感じが素晴らしい!まだどんなキャラクターは分かりませんが、公開前にこんな玩具を触らせられたら映画の中でめちゃくちゃ活躍するの期待しちゃうし、このあとの『ビースト覚醒』のスタジオシリーズ自体がすごく楽しみになる感じで、「バンブルビー」とともに先陣を切る玩具としてはこれ以上ないチョイスだと思いました。オススメ!
ヒロイックでカッコいいっすね。予約して正解でしたわ