今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-74 ジョルト」をご紹介!
商品名 | SS-74 ジョルト |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2022年2月26日 |
価格 | 3,200円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「ジョルト」です!「ジョルト」は2009年に公開されたトランスフォーマー実写映画第2作である『トランスフォーマー/リベンジ』に登場したオートボット。これまでデラックスクラスでは2度玩具化されており、今回のスタジオシリーズ版は3度目となる完全新規造形での立体化となります。海外では2021年に「75 ジョルト」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。背面にはゼネラルモーターズのライセンスを表すロゴが。いつのまにかゼネラルモーターズのロゴが変わったのね。そして、キャラ説明部分はいつのまにかただの商品説明文になってしまいました…
台紙兼ディスプレイスタンドは戦闘中の街中ですが、これは『ダークサイド・ムーン』のラストのシカゴで、「ジョルト」とは全然関係ないものになっています…間違ったのか…な?
【ロボットモード】
ロボットモード。「ジョルト」ってこんなんだっけ…?と思って『リベンジ』を見返したんですが、実際こんな感じでした…映像での登場が少ないというのと(大きく映るところもない…)、これまで発売された玩具のイメージがあって、もっと頭がつんつんしたイメージだったんですが、公開から10年経ってそのジョルト像が間違ったものであったことが分かりました…なので、今回のスタジオシリーズはその劇中のジョルトをかなり忠実に再現されているし、ディテールも細かく、わかりにくいですが太股部分にクリアパーツが使われていたりなにげに凝った作りになっています。ただ、足の作りが独特で立たせにくいのが難点。
背面。背面もバンパーが羽根っぽい感じで配置されるのがしっかり再現されています。
前面&背面。
背面。
バストアップ。ジョルトの本当の顔を初めてこのスタジオシリーズで認識した…『ダークサイド・ムーン』のときにリメイクされたときも全然違う顔だったこともあって、もうずっとああいう顔だと思いこんでいました…ごめんよジョルト…
武器は『リベンジ』のラストで「オプティマスプライム」に「ジェットファイアー」のパーツを移植するときに使ったエナジーウィップ。素材は軟質パーツではなくふつうに硬いパーツです。
武器を取り付ける際は手の爪をひとつ外すと、そこに5mm穴ができるのでそこに取り付けます。取り外した爪は腰のパネル部分に取り付けておきます。
エナジーウィップも腰のパネルに付けておくことができます。あまりかっこよくはないけれど…
【ビークルモード】
ビークルモード。ゼネラルモーターズの「シボレー・ボルト」に変形。ビークル自体は地味ですが、再現度高く作られています。ちなみにビークルモードでのジョルトの登場もほんの一瞬…ちなみに管理人は『リベンジ』を初めて観たときに「ジョルト」がいたことに全く気づきませんでした…
背面。ちゃんとシボレーマークが塗装されているのがいい感じ。変形は結構ガワ変形感強めですが、大きくふたを開けて裏返すような変形が大胆で面白い。ちなみにハスブロのSam Smith氏のInstagramでジョルトの担当者は國弘高史氏であることが判明しています。
前面&背面。
側面。
サイドに武器を取り付け可能。これはこれですごく強そう。
【比較】
2009年『リベンジ』時に発売されたデラックスクラス「RA-19 ジョルト」と。「ジョルト」と言えばこの顔で、ずっとなにかしら角みたいなのがある印象だった…
ビークルモードでも。『リベンジ』の時点でもビークルの再現度はとても高いのが分かります。
2011年『ダークサイド・ムーン』時に発売されたデラックスクラス「DA14 ジョルト」と。なぜこのタイミングでジョルトがリメイクされたかも謎ですが、リメイクされてもなおこの顔…ちなみにこの型は『ロストエイジ』時には劇中カラー再現版が発売されています。なにげに玩具化は優遇されてきたキャラなように思います。
ビークルモードでも。
『リベンジ』のキャラということでスタジオシリーズ版「バンブルビー」と。リベンジのオートボットはあとはツインズが出れば揃うのかな?
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動はここ最近出たものの中では結構制約を感じます。腕周りは問題ないですが、足回りはジェネレーションズ系になれてしまうと足首が内側に動かないのがすごく不便に感じます、特にこのジョルトはタイヤが足の土踏まず部分にあることもあって、足を広げて立たせようとするとタイヤが邪魔をしてしまう…以下、写真続きまーす。!
すごく気づかれにくいんですが、太もも部分はちゃんとクリアパーツになっていて、しかも中もしっかり造形されています。もうちょっとクリアパーツのスモークが薄かったら良かったかも…!あと、膝を動かすと、膝部分のタイヤの造形が見え隠れするのもカッコイイ。
劇中での活躍が本当に少なく、『リベンジ』のあとはどうなったのかも不明な不遇なキャラ…ちなみに管理人の友人は『ダークサイド・ムーン』の「キュー」をジョルトだと思っていたようで、言われてみると色も似てるし分からなくもない…
お尻にフィギュアスタンド用の穴が空いているのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-74 ジョルト」でしたー!まずは何度もレビュー中に言いましたが、今回のスタジオシリーズで「ジョルト」の本当の姿を知ることができました…過去に発売された玩具のイメージが強くて、ずっとそういう姿だと思っていたけど、こんなツルンとした頭だったとは…玩具としては造形やパーツ配置など、こだわって作られているのが分かりますが、かっこよく立たせにくいのがどうしても気になってしまいます。武器も確かに「ジョルト」と言えばエナジーウィップだけど、もうちょっと見栄えのいい感じだと嬉しかったかな。ただ、『リベンジ』を語る上ではある意味外せないキャラで、その「ジョルト」がこうして本来の姿で立体化されたのは純粋に嬉しかったです!
自分もこの記事を見るまでキューとジョルトは同一人物だと思い込んでました…