今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー(海外版)」から「プライムユニバース バルクヘッド」をご紹介!
商品名 | プライムユニバース バルクヘッド(Prime Universe Bulkhead) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2022年3月 |
価格 | $31.99 |
ということで、ジェネレーションズ新シリーズ「レガシー」からボイジャークラス「バルクヘッド」です!「バルクヘッド」は2012年に放送された『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』に登場したオートボットの戦士ですが、レガシーではG1、ビーストウォーズをさらに超えたマルチユニバースのシリーズとなり『プライム』のキャラクターたちがラインアップされることになりました。玩具としてはもちろん完全新規となり、日本でも2022年7月に「TL-03 オートボットバルクヘッド」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。ジェネレーションズ新シリーズということでパッケージも一新!角度がついた独特の形状になり、またパッケージからのプラスチック削減で表面を覆うものがなくなっています。パッケージ裏にはQRコードがついていて、スマートフォンなどで読み込むことでそのキャラクターの情報が掲載されたページへアクセスできます。そして、レガシーではシリーズナンバーが廃止されてしまいました…
横面にはロボットモードのイラストも。
【ロボットモード】
ロボットモード。「プライムユニバース」とありますが、『トランスフォーマー プライム』に登場した「バルクヘッド」そのままではなく、ジェネレーションズシリーズとして馴染むようなデザインに大きくアレンジされています。『プライム』の「バルクヘッド」と比べると細くなりましたが、マッシブな体型はキャラを良く表していて、またビークルの意匠を大きく残しているところもトランスフォーマーとしてのストレートなかっこよさが押し出されていると思います。
背面。『プライム』の「バルクヘッド」よりもミリタリー感が強くなって、実写版の「ハウンド」を彷彿とさせますね。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔は『プライム』の「バルクヘッド」の特徴をよく反映していますが、目はちょっと険しい感じ。ボディはビークルモードの軍用トラックのキャブ分が大胆に配置されています。
武器。まずはレッキングボール。パカっと開くと中にグリップがあるので、手に持たせて閉めます。
マシンガンタイプのもの。これは「エネルゴンインフューズドウェポン」と呼ばれるエネルゴンが注入された武器で、レガシーシリーズの特徴の1つでもあります(全キャラに付属するわけではなさそう)。
肩部分に取り付けることも可能。サイドに3mmジョイントで取り付けます。
シールド。ビークルモードの幌が変形したもの。宣材画像などでは幌部分が表に来る感じでしたが、説明書では裏側が表に来る感じになっていたので今回のレビューではそれに従っています。
シールドの真ん中に可動式の5mmジョイントがあるので、レッキングボールの先に取り付けも可能。また右の写真のように背中にも取り付けてこのまま変形もできます。
【ビークルモード】
ビークルモード。軍用トラックに変形。実際に存在する軍用トラック(Rába H18 軍用トラック)にとても似た感じで、造形もとてもこだわったものになっています。キャブ部分が全部クリアパーツでできていて、窓ガラス部分を覗いて塗装された形になっているので質感もいい感じ。幌の造形もリアルでいいですね。
背面。ビークルモードの感じも実写版「ハウンド」っぽさがあります。変形はキャブ部分がそのままロボットモードでも使われるので結構シンプルかと思いきや、意外と手順が多く、足は内側にビークルモードのタンクが隠されていたりとなかなか凝った変形になっていて楽しいです。
前面&背面。
側面。
幌の中は荷台になっていてレッキングボールと銃を収納できます。
5mmジョイントが各部に設けられているので、表面に武器を取り付けることもできます。タイヤのホイール部分も5mm穴になっています。
【比較】
2012年に発売された『プライム』のプレビュー版のような感じで展開されたファーストエディション版「バルクヘッド」(国内版)と。『プライム』版のバルクヘッドはこんな感じでボディと手が大きく、足は短い感じなのですが、今回のレガシー版はそれに比べかなりスタイルが良くなっているのが分かります。
ビークルモードでも。『プライム』ではSUVに変形していました。
ファーストエディションのあとに発売されたプライムの通常ラインRobot In Disguise版「バルクヘッド」と(日本ではアームズマイクロンシリーズ)。体型としてはファーストエディション版のほうがアニメに近い感じ。今回レガシーシリーズとしてのストーリーがあるかどうかは分からず、『プライム』の「バルクヘッド」と同一人物かも分かっていませんが、こうやって過去シリーズからキャラクターがピックアップされて再び注目されるのは面白い試みだと思います。
ビークルモードでも。
アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と。だいたいボイジャークラスサイズとおなじくらいで、ウォーフォーサイバトロン系のキャラクターのたちと並んでも違和感なく作られています。
ビークルモードでも。
『最後の騎士王』版「ハウンド」と(画像はムービー ザ ベスト版)。ミリタリーカラー、シールドのイメージが雰囲気似てます(シールドは玩具オリジナルだけども)。
※リクエストありがとうございました!
ビークルモードでも「ハウンド」はダイムラー社の「ウニモグ(Universal-Motor-Gerät)」に変形。
【可動・アクション】
可動はウォーフォーサイバトロン系から引き続き、レガシーでも腰の可動、足首の可動は必須となっているようで良く動いてくれます。手首も回るし、武装も多いのでポーズ付けが楽しいです。以下、写真続きまーす。
今回大きなシールドがとてもいい感じで、キャラクター付けに一役買っています。
エネルゴンインフューズドウェポンはジョイントも多いのですが、組み合わせてなにかになるとかなのかな…?
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。ちなみに足の裏をはじめ各部に5mm穴があるのでウォーフォーサイバトロン系と同じ用にウェポナイズやアーマーアップが可能です。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー(海外版)」から「プライムユニバース バルクヘッド」でしたー!まさか『プライム』のキャラクターたちがジェネレーションズで出るとは思っておらず、個人的に『プライム』は好きな作品なのでまずは純粋に「バルクヘッド」の新しい玩具が出たのが嬉しかったです。スタイルは大きく変わっていますが、実写映画版「ハウンド」の要素も入った感じで新しい「バルクヘッド」としてとてもかっこよく作られています。
今回レガシーの通常ラインを初めて紹介しましたが、レガシーになったからと言って、以前のプライムウォーズトリロジーからウォーフォーサイバトロントリロジーになったときのような大きな変化はなく、ウォーフォーサイバトロンの延長のような手堅い作りで安心して遊ぶことができます。一方、レガシーらしさは小さなエネルゴンインフューズドウェポンしかなく、新シリーズの目新しさみたいなのは少ないのはちょっと残念。とは言え、この「バルクヘッド」は堅実な作りで他の『プライム』キャラの登場がすごく楽しみになったし、マルチユニバースでさらにいろんなシリーズのキャラが出てくれたらレガシーシリーズはすごく面白いシリーズになるんじゃないかと期待が高まりました!
最初情報が公開されたときは違和感しかありませんでしたが、すっかりこの体型のバルクヘッドにも慣れてしまいました
実写シリーズのハウンドの流れも汲んでるのが少しらしいというか、実写シリーズのハウンド自体がバルクヘッドからのフィードバックが少なからずあったキャラなので自然な流れと言えば自然な流れ…なのかな