いよいよ最後は2021年ワーストトランスフォーマーの発表です。今年のワーストはこれだー!
ワースト1位:KD-15 トラックス
キングダム/2021年11月17日発売/3,200円(税抜)
獲得ポイント:53ポイント
2021年のワーストトランスフォーマーはキングダムシリーズ「KD-15 トラックス」になりました…!やはり最大の要因は足回りの固定ができず、ちゃんと立たせることさえ難しかったこと。また、負荷のかかるクリアパーツの使い方や、股間の構造など、ウォーフォーサイバトロン系ではほとんどのキャラが外れなく積み重なって来ただけに、トラックスだけが残念な仕上がりでがっかりした方が多かったようです。果たして足は元からああいう設計だったのか、製造の過程でああなってしまったのか真相は闇の中です…
【皆様からのコメント】
- 一応立たないことはないですが、全体的にふわふわしていて遊びにくい… 何度も遊びたいとはまったく思いません。
- 海外版よりもふくらはぎのジョイント部分は改善されてマシにはなっているけど、 それでも、全体的に弄り心地がイマイチ。
- ダメダメ…というほどではないですが、ピンが短くしっかり固定されない脚や、見栄えの悪い足首など、全体的に脚部の設計が甘いように感じられました。他のキングダムシリーズ製品の出来が良いだけに惜しい仕上がりでした。
- すぐ後ろに倒れる 工夫しないと立てない。
- よく言われている、短すぎて意味をなさない脚部ロックをはじめ、各関節の緩さやルーフとボンネットをつなぐ硬すぎるロックなど、変形の方向性は良いものの、細部の処理がもう1歩やり切れていないのが残念。特に脚部のロックは、あれをスルーして発売し、改修もされなかったことが不思議でならないですね。あれほど突起が短かったらほとんど引っかかりが無さそうなことは設計データ上でも分かりそうな気がしますが…まあ、たくさん作ってれば、中にはこんなのもあるかなって感じではあるんですが、昨今のトランスフォーマーは本当に出来が良いものばかりなので、逆にこういった甘い処理はすごく目立つし、ずっと気になってしまいますね。
- 正直、ワーストにはしたくはない一品。 造形クオリティは高く、MPに次ぐ理想のトラックスではあるのだけれども、個体差が激しいせいで人を選ぶトイになってるのがものすごく残念な一品。 プラの弾性利用したルーフの変形はいつか割れるんじゃないかとヒヤヒヤしたり、最大の爆弾である足パネルはピン短くて固定出来ないと、要所要所に設計の甘さが見て取れるのが。 玩具リペアのスキルを持ってる人なら少し手を入れる事で劇的に遊びやすく出来るけど、それ以外の人にはおすすめ出来ないもどかしさが。
- 国内版を購入しました。脚側面の機構は海外版よりは調整されていたようですがそれでも手を加えないとまともに遊べないと言う点でテンションは下がりました。他にもボンネットの噛み合わせがタイトだったりロボットモードでも顔の可動が干渉したりと、今ではなかなか気に入ってますが間違い無くダメダメではあるので投票しました。
- 海外版に比べれば改善されてはいたが、やっぱり足のジョイント問題は設計段階からどうだったのかな?良作が多かったのに残念。
- どすこい体型だったユナイテッドに比較して、キャラクターイメージに合致したスタイルだったのもあり期待値が高かっただけに、カッチリさのない変形や固定に遊びにくさを払拭出来ず残念…
以下、ワースト3は以下のような結果となっています!
ワースト2位:KD-03 チーター/27ポイント
【皆様からのコメント】
- 首の皮薄すぎて開幕折れた…いや遊ぶ上での支障はそんなないからいいんだけど… ロボ足の違和感や、細すぎに感じる胴体。内臓銃が付属しないさみしさなんかもあり、なんとももどかしい一体でした。しっぽ斧(?)も曲がり具合が何とも言えず、かっこよく構えるのがまた難しい。タイガトロンは良さそうだったので、それを縮小する感じで何とかならないかなぁ…
- やっぱり「劇中で使用していた銃が付いていない事」が最大のマイナスポイントですかね…あと個体差なのかもしれませんが「破損しやすい」のもネックです…発売予定のタイガトロンには外付けで銃を付けるので、余計に「何で銃無いの?」と思ってしまいます。どんな形でも良いから銃つけて欲しいです…
- 他のビースト戦士がMPからのフィードバック等を通じた正当なリメイクをしている中で、チータスだけがその路線から外れていることに非常に違和感を感じました。既にMPが発売されているにもかかわらず、そこからのフィードバックが殆どなく、遊びにくい&プロポーションもアニメとかけ離れたデザインになったのか理解に苦しみます…
- 他のリメイクビースト戦士がロボット玩具としてもキャラクター玩具としても特徴を捉えていて触ってて楽しい分このチータスは…サイズ的にクリアランスを取るのが難しいのはわかりますが…あと内臓銃は付けてほしかったなぁ
- 造形は良いだか銃がない。「撃つべし」ができない。がっかりしました。
ワースト3位:ER-13 メガトロン/11ポイント
【皆様からのコメント】
- 余った砲塔の処理がやっつけすぎです…
- ビークルモードやロボモードの見た目は良かったのですが、ビークルモードでの見た目を良くするためのパーツが、本当にそれのためにしか機能していなくて、ロボモードでも無理やりつけただけになっているのが残念でした。アースライズの他のボイジャークラスのキャラに比べて若干チープに感じてしまいました。
- リデコ元のシージ版が良かった反面、今一つセールスポイントに欠けていた気がします。メガトロン本体はとても良いのですが、とにかくビークルモードの砲身と、黒パネルの扱いに困った。 リデコとは言え、もう少し造形にこだわって欲しかったなぁ。 オプティマスプライムがシージ、アースライズともに名作なのに、なぜメガトロンだけこうなった??と訝しんでおります。
総評・まとめ
【2021ベストトランスフォーマー】
順位 | 名称 | 獲得ポイント |
---|---|---|
1 | KD-12 ロディマスプライム | 224 |
2 | SS-60 ホットロッド | 173 |
3 | KD-08 ダイノボット | 144 |
4 | KD-04 メガトロン(ビースト) | 132 |
5 | SS-64 グリムロック&ウィーリー | 127 |
6 | KD-07 サイクロナス | 122 |
7 | WFC-14 サウンドウェーブ | 80 |
8 | MP-54 リブースト | 78 |
9 | SS-59 オートボットジャズ | 64 |
10 | KD-01 オプティマスプライマル | 60 |
11 | GENERATION SELECTS ボルカニカス | 31 |
12 | SS-66 オートボットディーノ | 30 |
13 | MP-52 スタースクリーム Ver.2.0 | 28 |
13 | SS-71 スラッグ&ダニエル ウィトウィッキー | 28 |
15 | WAR FOR CYBERTRON ユニクロン | 26 |
16 | KD-10 オートボットインフェルノ | 24 |
17 | KD-05 ブラックアラクニア | 22 |
18 | SS-69 レックガー | 21 |
18 | SS-70 ノー | 21 |
20 | トップガン マーヴェリック | 18 |
20 | SS-67 スタースクリーム | 18 |
20 | MP-53 スキッズ | 18 |
23 | KD-11 ウルトラマグナス | 17 |
23 | KD-09 エアラザー | 17 |
25 | KD EX-05 ハッファー | 16 |
25 | WFC-16 ネメシスプライム | 16 |
27 | MPM-11 ラチェット | 15 |
28 | WFC-09 バンブルビー | 13 |
28 | WFC-11 オプティマスプライム | 13 |
30 | KD-02 ラットトラップ | 12 |
30 | WFC-07 メガトロン | 12 |
【2021ワーストトランスフォーマー】
順位 | 名称 | 獲得ポイント |
---|---|---|
1 | KD-15 トラックス | 53 |
2 | KD-03 チーター | 27 |
3 | ER-13 メガトロン | 11 |
以上が「超偏見トランスフォーマーアワード2021」の結果となります!投票いただいた皆様、お忙しい中本当にありがとうございました!皆様からの投票で今年も素晴らしいランキングが完成しました!さて、2021年の結果ですが、皆様の予想と合っていましたか?それとも意外な結果でしたか?結果としてはウォーフォーサイバトロントリロジー最終章のキングダムとスタジオシリーズ86シリーズがほぼTOP10を占め、『ザ・ムービー(2010)』と『ビーストウォーズ』の2作品のキャラクターが活躍した年となりました。昨年に続き、奇をてらわない堅実なリメイクが支持された印象で、初リメイクとなる「ビーストウォーズ」キャラや、これまで不遇続きだった「ロディマスコンボイ」も待ちに待った形での玩具化となり、きっとそれらは多くの人の思い出を補完し、さらにはこれまで気づかなかったキャラクターの新たな魅力をたくさんの人に植え付けたことと思います。
さて、管理人の2021年ベスト3とワーストは以下のような感じになっています(集計には含まれていません)。
第1位:SS-60 ホットロッド
第2位:KD-12 ロディマスプライム
第3位:MP-52 スタースクリーム Ver.2.0
ワースト:PF SS-01 バンブルビー
「ロディマス」は思い入れが深いキャラなので1位と2位で甲乙つけがたく非常に迷ったのですが、リリース時期の差はありつつも、やっぱり2021年は「ホットロッド」で一番遊んだし、小さい中でより工夫を感じる「ホットロッド」を選ばせていただきました。どちらもサイズに対してオーバークラス商品というアドバンテージもありますが、「ロディマスを好きで良かった」、ひいては「トランスフォーマーってやっぱりいいな」と思わせてくれた素晴らしい玩具です。3位の「スタースクリーム」はマスターピースのアニメ再現路線が終焉していくなかで「やっぱりアニメ路線もいいかも…?」とすら思わせてくれたもので、またジェットロン3人揃ったこともより満足度を高めてくれました。ワーストはこれは期待を膨らませすぎた自分が行けなかったのですが、期待と実物のギャップが一番大きかった、ということで大変印象に残りました…
ということで、「超偏見トランスフォーマーアワード2021」の「アワード編」はここまで!アンケート&ベストマスターピース編は少々時間をいただき、1月中目処で公開をさせていただければと思います。「アワード編」もいつもよりも時間がかかり申し訳ありませんでした…最近更新にどうしても時間がかかるようになってしまい、どうにかできないかと悩んでいるところなのですが、アワードは手を抜けないので仕方ないにしても、レビューなどはもう少し数を紹介していけるように2022年は工夫していきたいと思っております(少なからずリカラー系は簡易的なものでたくさん紹介したい)!2022年はその他にもやりたいこともたくさんあるので少しずつ実現していきたいです。また、昨年は嬉しいことにPR依頼のお話などもいくつかいただき、10年続けてようやくブログを始める前に想像していたような、作っている自分も読んでくれている皆様も喜べるようなブログに近づけたかな?とも思いはじめています。引き続き2022年も何より自分が一番楽しみながら更新していきたいと思っていますので、何卒「超偏見超変形/リベンジ」をよろしくお願いいたいます!!
「アンケート編」は以下からどうぞ!
せっかくのmpでもリブーストに大差で得票負けるあたり、スキッズらしくて涙が出る