あけましておめでとうございます!今年最初のレビューは「トランスフォーマー アニモーフ」から「ジェイク/タイガー」!
商品名 | ジェイク/タイガー(Jake/Tiger) |
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シリーズ名 | トランスフォーマー アニモーフ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 1999年 |
価格 | 詳細不明 |
というわけで、2022年一発目のレビューは寅年ということでアニモーフから「ジェイク/タイガー」です!『アニモーフ』は児童向けSF小説で、動物に変身できる力を持った少年少女たちが地球征服を企む異星人と戦う物語で、アメリカではTVドラマににもなりました。玩具は1999年にトランスフォーマーシリーズのひとつとして展開されましたが、あまり売れ行きはよくなかったようで、一部はのちにミュータントビーストとして「ビーストウォーズ」に組み込まれました…今回紹介する「ジェイク」はトラに変身するもので、デラックスクラスとなります。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。表面の左の顔がカメラの顔認証にまあ反応すること。説明書はなく、変形方法は台紙背面に書かれています。また背面に書かれている文章は以下のような感じ。
僕たちは自分たちをアニモーフと呼んでいる。僕たちが誰であるかは教えられない。リスクが高すぎるからね。
イェルクは我々の中にいる。彼らの目的は地球上の全人類を奴隷にすることだ。僕たち5人は触った動物に変身する力を授かった。わずかな力(エイリアンのナメクジ帝国に対抗する、小さな子供たちのグループ)だけど、僕たちが地球で生き残るための唯一の手段なんだ。ジェイクでいい。苗字は言えないんだ。イェルクに見つかったら… まあ、見つからないようにすればいいさ。みんな僕をリーダーとして期待してるんだ。もちろん怖い。誰だってそうだろう?
でもそれを表に出すことはない。トラになれば恐怖に打ち勝つ力が湧いてくる。侵略を終わらせることができる。手遅れになる前にね。
【人間モード】
人間モード。これがジェイク!人間モードとは言いつつも、全身が人間というわけではなく、人間からトラになる途中のような感じ。ボディはシャツの一部が造形されていますが、もうどうなってるのかよく分からないくらい。足はあまり2本足で立たせることを考えていない作りで、立たせることがちょっと難しいです。ただ、この破茶滅茶な感じがたまらなく魅力的で、作りもちょっとしたところもピン打ちされていてリッチ感あります。
背面。背中の背負いものはキレイにまとめよう、みたいなことは考えられておらず、見た目はトラモードのほうに力が注がれているように感じます。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔は果たしてこれがジェイクに似ているのかどうなのかは正直わからないのですが、造形はなかなか細かい感じ。
そして背中のレバーを引くと…
半獣人の顔が現れます。すごい顔だ!おそらくトラに変身する際のモーフィング途中の表情を再現しているんだと…思う…
人間の顔と半獣人の顔は前後に並ぶ感じ斬新な形で配置されていて、これがモグラ叩きのような感じで出入りします。
トラモードになる際にトラの手をつける必要があります。一応この手には「セイバークロー」という名前が付いています。素材はソフビのような感じで柔らかいです。
手に付けるとこんな感じ。ぎゅっと詰める感じで固定します。手袋感強し。
【ビーストモード】
ビーストモード。トラに変身。人間モードとは違いこちらはしっかり隙のないトラになっています。前足はセイバークローをつけている関係でちょっと長めで、またスタイルもちょっと独特。ただ、顔はなかなかかっこよく、毛並みも細かく造形されています。ちなみにジェイクたちは善良な宇宙人アンダンテから動物に変身する力を授けられ、動物に触れるとその動物のDNAを獲得し、集中してその姿を想像することで変身できるとのこと。
背面。短い尻尾が可愛い。変形は手足こそそのままですが、胴体はガワで覆うような感じで手順はそこそこ複雑。上でも書きましたが、各部ピン打ちされていて、最近のトランスフォーマーの触り心地とはだいぶ違います。
前面&背面。
側面。
頭部。首や口は動きません。けど、味があっていい顔。
【イェルク】
アニモーフのデラックスクラスには地球を侵略する異星人「イェルク」が付属します。素材的には柔らかいゴムっぽい素材でできています。色は紫、赤、オレンジがあって、ランダムで付属します。
背面。こいつが人間の脳に入り込んで操って、世界征服を企んでいるらしい…
【比較】
大きさ比較ということで、アースライズ版「オプティマスプライム」と。アニモーフの展開はあっという間に終わってしまったけど、結果が結果だったらもっと違う未来もあったのかな…?
最近のトラということで、キングダム版ボイジャークラス「タイガトロン」と。タイガトロンをレビューしたときにはすっかり寅年のことを考えていなかったので、あとから「タイガトロンのレビュー残しておけばよかった…」と思いました…元旦からアニモーフのレビューでよかったのだろうか…
トラモードでも。
【可動・アクション】
可動は関節自体は多いのですが、人間モードでの動きは結構限られます。そもそも人間モードでは立たせにくいので、ポーズも決めにくいです。あと、人間モードだと顔が真顔なのでどんなポーズでもちょっと面白く見えてくるという…以下、写真続きまーす。
左右の手は微妙に造形が違っています。もしかしてなにかの意味があるのかも…?
ちなみに映画化の話もあったようですが、今は白紙になっているようです…
トラモードでも。管理人はちまちまアニモーフを集め続けていて、結構集まってきたのですが、中には入手難易度が高いものがあったりで、これからも長期計画で探し続けていきたいと思います。
以上、「トランスフォーマー アニモーフ」から「ジェイク/タイガー」でしたー!実はアニモーフの存在は2014年の「トランスフォーマー博」 で初めて知って、その存在に度肝を抜かれて細々集めてきました。いつレビューをしようか機会をずっと伺ってきたのですが、この寅年でようやく主人公のジェイクを紹介することができました…!ギミックや動物モードが優先されて、人間モードの再現度はだいぶ中途半端ではありますが、なんとも挑戦的な玩具であることが触ってみると分かります。時期的にもビーストウォーズ玩具が成熟してきた時期で、進化の系譜の一つとしてとても面白い玩具だと思います(その進化は袋小路だったのかもしれませんが…)。また機会があれば、他のアニモーフも紹介したいと思います…!
ということで、2022年も「超偏見超変形/リベンジ」をよろしくお願いいたします!そして「超偏見トランスフォーマーアワード2021」に投票いただいたみなさま、ご協力本当にありがとうございました!今年は本当に結果が読めない感じですので、是非結果発表を楽しみにしていただければと思います!それでは皆様良いお正月をお過ごし下さい!!
なかなかカオスですね…
何か夢にでも出て来そうです( ・∇・)