今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ワスピネーター」をご紹介だブーン!
商品名 | WFC-K34 ワスピネーター(Waspinator) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年9月 |
価格 | $22.99 |
ということで、キングダム版「ワスピネーター」です!「ワスピネーター」は元々は『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』に登場したプレダコン(デストロン)の空中攻撃兵で、日本では「ワスピーター」としてお馴染みです。これまでジェネレーションズ系ではスリリング30シリーズで発売されており(日本ではジェネレーションズシリーズ)、今回はデラックスクラスとしては2度目のリメイクとなります。2021年9月現在日本で発売されるアナウンスはまだありませんが、海外では通常Waveなのでいずれ発売されるものと思われます。日本では2022年6月に「KD-20 ワスピネーター」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。ハチモードのイラストは玩具準拠ではなく、かリアルなハチにアレンジされています。
【ロボットモード】
ロボットモード。かつてなく『ビーストウォーズ』のアニメの見た目に寄せられていて、ビビットな色合いもワスピーターらしいです。一方、手足のサイドから伸びるハチの足が結構太く作られていてだいぶ目立ったしまうのと、アニメでは腕にハチの足が2本配置されいたのが、今回は足側に2本配置されて若干違和感を感じなくもない…ただ全体的なまとまりはとてもよく、大きな羽もあるのでボリューム感もあります。
背面。背中の羽はクリアパープルになっていて質感もいい感じ。
全面&背面。
側面。右肩サイドにプレダコンマークが。
バストアップ。顔もかなりアニメ準拠のデザインになっていて、今にもあの声が聞こえてきそう。造形も塗装も細かく作り込まれています。目はクリアパーツでできていて後頭部までつながっていますが集光はそれほど効かない感じ。
武器はしっぽの針部分が銃?になります。『ビーストウォーズ』のアニメではもっと銃っぽい感じだったので、それとはだいぶ印象は違います。
武器はお尻のハチのしっぽに取り付けておくことができます。
【ビーストモード】
ビーストモード。ハチに変形。「Wasp」なのでいわゆるスズメバチなどの捕食性の大型のハチで、クリアパーツで再現されている目の形はスズメバチをイメージしているのではないかと思います。見えていはいけない部分は他のキングダムのビースト系とくらべると多いけど、ハチらしさという点ではこれまでのワスピネーターの玩具の中でもずば抜けており佇まいはなかなかリアル。
背面。しっぽの感じなど結構リアルで気持ち悪い(褒め言葉)。羽も造形だけではありますが4枚再現されています。変形は旧玩具版やスリリング30版と共通する部分も多い感じで、ある程度直感的に変形できる感じではありますが、ロボットモード、ビーストモードともどちらもいまいちカッチリしない感じが惜しい。ロボットモードは胸部と腰の接続がふわっとしていて、ビーストモードではロボットモードの脚部の固定が弱い感じがします。
前面&背面。
側面。
口は開閉可能。首も動かせます。触覚も根本から回転できます(ボールジョイントではありません)。
羽は根本はボールジョイントなので比較的自由に動かせます。
【比較】
『ビーストウォーズ』が放送された1997年に発売された「D-3 ワスピーター」と。今触ってもそこまで古さを感じず、完成度もめちゃくちゃ高いのに驚きます。このワスピーターはプレダコンのマークになるくらい『ビーストウォーズ』を象徴する玩具だと思っていたのですが、『ビーストウォーズ ビーストジェネレーション」(ホビージャパン刊)によると一番最初に試作として作ったのがハチとクモだったということで、ある意味『ビーストウォーズ』の原点となる玩具と言えると思います。
ビーストモードでも。旧玩具版は後ろ足が大きく目立ちますが、これがロボットモードの足に変形する様は結構感動的。今回のキングダム版もパーツ配置などはかなり似ています。
2014年にジェネレーションズシリーズとして発売された「ワスピネーター」と(海外ではスリリング30シリーズ)。すでにこのジェネレーションズ版の時点でリメイクとしては完成されているのが分かります。
ビーストモードでも。ジェネレーションズ版はビーストモードもアニメ寄りの見た目。
キングダム版プレダコンの面々。左から「ブラックアラクニア」、「メガトロン」、「スコルポノック」。他のメンバーの噂も聞くからきっとマクシマル同様、無印ビースト組は揃ってくれるはず…!というか揃ってほしい!
ビーストモードでも。
【可動・アクション】
可動は他のウォーフォーサイバトロントリロジー組と同じくしっかり動いてくれます。手首も回るし、こう見えてハチの足も動かしてみるとそこまで邪魔に感じず、羽も動くので大きく動いている感じが出て面白いです。以下、写真続きまーす。
劇中ではとにかくやられ役だったワスピーターですが、『メタルス』の最後は良いところを持っていったりとかなり良い役でした。
武器は謎形状なので、やっぱり銃タイプがよかった…ビースト系の武器セットも期待してたんだけどなあ。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があります。ただ、穴が奥まっているので管理人所有のスタンドでは接続できず、この写真では引っ掛けているだけです。
ビーストモードでも。ビーストモードでは特にスタンド用の穴はありません。リカラーで「バズソー」出たらもっとリアルなハチになりそう。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ワスピネーター」でしたー!以前発売されたスリリング30版(日本ではジェネレーションズ)からそこまで進化のようなものはないのですが、よりアニメの見た目に近づき、劇中の「ワスピネーター」の雰囲気がよく出ています。変形時の接続の甘さや、武器が謎の形状だったり気になる部分もなくはないのですが、ウォーフォーサイバトロントリロジーのフォーマットの中でよくまとまっているように思うし、同じフォーマットでプレダコンのメンバーが徐々に揃っていく感じが嬉しいですね。
ビースト組では一番好きなキャラなのでとても楽しみ!
蜂の時の足が気になると言えば気になってしまいますね。
マスターピースで出ないかな…