今日は「トランスフォーマージェネレーションズ シャッタードグラスコレクション(海外版)」から「メガトロン」をご紹介!
商品名 | メガトロン(Megatron) |
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シリーズ名 | トランスフォーマージェネレーションズ シャッタードグラスコレクション |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年8月 |
価格 | $38.99(HasbroPulse限定) |
ということで、シャッタードグラスコレクション版ボイジャークラス「メガトロン」です!「悪のオートボット」と「正義のディセプティコン」が登場する鏡写しの世界を描いた「シャッタードグラス」シリーズから、正義のディセプティコンのリーダー「メガトロン」が登場!BotCon2008の限定品であった「メガトロン」を再現したものとなり、当時は『スーパーリンク』版「ガルバトロン」のリデコでした。今回はシージ版ボイジャークラス「メガトロン」のリカラーに新規パーツが追加されたものになっています。アメリカではHasbroPulse限定で2021年10月に発売される予定のもので、今回紹介するものはアジア流通版となります(2021年8月現在日本での予定はありません)。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。キャラの説明には「ディセプティコンの英雄的リーダー。暴虐に立ち向かい、すべてのサイバトロンに平和をもたらすために戦っている」とあります。
【ロボットモード】
ロボットモード。白と黒ボディに赤いディセプティコンマークがかっこいい!シールドとウイングの新規パーツがかなり新鮮な感じで、これまでのシージ版メガトロンからだいぶ印象が変わって見えます。この重武装感と「正義のメガトロン」というだけでなんだかすごくかっこよく思えてくる!
背面。背中には新規のウイングパーツが。クリアブルーですごくかっこいいけど、取り付け位置が結構やっつけな感じで、できればサイドにとりつけてもっと大きく翼が広がった感じになればよかった。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔の造形はシージ版と全く同じものが使われています(管理人のものはなんか目が小さいような…?整形不良?)。よく言われていることですが、ジェネレーションズセレクト版「コンバットメガトロン」の顔が若々しい感じだから、それでも良かったなあ…(これでもかっこいいけどね)胸には赤い「正義のディセプティコン」マークがプリントされています。
武器。まずはおなじみ融合カノン砲。先端がラメ入りの水色で塗装されています。
剣。こちらも中央の砲部分が水色に塗装されています。
シールド。新規パーツでビークルモードでは機首部分として使用します。
今回のシャッタードグラスメガトロンで追加された新規パーツがこの3つ。ちなみにパッケージで状態でははずされて袋にまとめられています。
【ビークルモード】
ビークルモード。スペースシップに変形。シージ版メガトロンの戦車の変形を変えて、そこに新規パーツを取り付けることで宇宙船を再現しています。結構無理矢理感はありますが、ちゃんとビークルモードを変えてやろう!という心意気は伝わってきます。ただ、機首部分は左右離れている足を無理やり新規パーツで固定するだけなのでカッチリ感は低め。また、もともとのBotCon2008年版のビークルモードとはだいぶ印象は違ったものになっています。
背面。後ろからみると元々戦車だったことがよく分かる感じに。
前面&背面。
側面。前と後ろで高さに差があるので地面に置くとちょっと斜めった感じになります。
新規パーツ部分。変形時はどちらも一旦外して取り付け位置を変える必要があります。
基本的にシージ版「メガトロン」と同じなので、戦車モードにもちゃんと変形することができます。水色の主砲がカッコイイ。
背面。
【比較】
リカラー元であるシージ版「メガトロン」のリカラーである「ウォーフォーサイバトロン」版「メガトロン」と(シージ版がなぜか見つからずこっちで…)。カラーリングの差はもちろん、新規パーツによるシルエットの差が結構大きい。
ビークルモードでも。シャッタードグラス版は脚部を伸ばしたままになるのと新規パーツのおかげで、結構大きくなった感じがします。
戦車モードでも。
ジェネレーションズセレクト版「シャッタードグラスオプティマスプライム」と。特に入手何度の高いBotCon2008限定組の2人をこうして新しい姿でも並べられるのは感無量…
【可動・アクション】
可動は基本的にシージ版「メガトロン」と同じ。若干クセがある部分はありますがよく動いてくれます。また、新規の盾が元々の剣ととても相性がよくて、ポーズを付けるとまさにヒロイックなメガトロンになって楽しいです。以下、写真続きまーす。
BotCon時の設定だと、シャッタードグラスの世界ではメガトロンはもともと大学で講義をする数学者。オプティマスプライム率いる悪のオートボットの暴挙からサイバトロンを救うために、抵抗組織を作り上げました。
融合カノン砲と剣はシージ版同様接続可能。
盾がかっこよくて、これだけでもがらっとイメージが変わるのが面白い。あと、バックパック部分の水色の塗装がカッコイイ。BotConのコミックなどではクリアブルー部分が常に発光しているような表現になっていてかっこいいのですが、新しいコミックではどんな描かれ方をするのか楽しみ。
融合カノンと剣の砲の部分が青いのはきっと2008年版の肩の砲をイメージしているんだと思います。一応、取り付け可能なのでなんとなくですが再現可能。
背中にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ シャッタードグラスコレクション(海外版)」から「メガトロン」でしたー!物自体はシージ版「メガトロン」ですが、追加パーツを使って変形を変えることでビークルモードを宇宙船にしたのは面白いチャレンジだし、追加パーツのおかげでロボットモードのシルエットが変わって、一気にヒロイックな見た目になってかっこいいです。あくまで追加パーツだけでの再現なので、BotCon2008年版「メガトロン」の再現と考えると若干物足りなさがあるのも確かではありますが、かつてのBotConやTransformers Collector’s Clubのチャレンジングなリデコ&リカラーを彷彿とさせる感じもあってこれはこれで「らしさ」なような感じもします。次の「スタースクリーム」も楽しみ!
リカラーと新規パーツでSGメガトロンの再現という試みは面白いですが、やはりもう少し工夫の余地があったかなという感じはします。
今回のSGメガトロンの強化形態としてスーパーメガトロンのSGリカラーが出てくれないかなと密かに期待しています。