今日は「トランスフォーマージェネレーションズ シャッタードグラスコレクション(海外版)」から「ブラー」をご紹介!
商品名 | ブラー(Blurr) |
---|---|
シリーズ名 | トランスフォーマージェネレーションズ シャッタードグラスコレクション |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年7月 |
価格 | $29.99(HasbroPulse限定) |
ということで、シャッタードグラスコレクション版デラックスクラス「ブラー」です!「シャッタードグラス」はかつてアメリカの公式ファンクラブTransformers Collector’s Clubや公式イベントBotConで展開された「タイムライン」シリーズのサブシリーズで、「悪のオートボット」と「正義のディセプティコン」が登場するパラレルワールドが描かれています。そのシャッタードグラスがHasbroPulse限定で「シャッタードグラスコレクション」として復活することになり(今回紹介するのはアジア流通版)、その第1弾がこの悪のオートボット「ブラー」です。玩具としてはスタジオシリーズ86シリーズの「ブラー」の頭部替え&リカラーとなります。2021年7月現在日本での発売は予定されていません。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。ネット限定ではありますがちゃんとカラーのパッケージで、箱の形もシャッタードグラスコレクション専用の新しいものになっていて気合を感じます。また短いながらキャラクターの紹介文もついていて、それによると「ブラーは運動エネルギーを盗む能力を持つ、サディスティックなデータインターセプターである。動くものから速度を奪い、自分の速度を上げる」とのこと。
【ロボットモード】
ロボットモード。86シリーズ版「ブラー」の頭部が変更になってなんとも凶悪な姿に。カラーリングは2008年のBotCon限定の玩具(『ギャラクシーフォース』版「ブラー」の仕様替え)をベースとしつつも、水色が多くなってブラーっぽさが強く残った感じになっています。BotCon版の設定がそのまま流用されるかなどは分かりませんが、HasbroPulseの商品説明によれば、このブラーは「邪悪な賞金稼ぎ」とのこと。
背面。稲妻のように入った模様が特徴的。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔は新規造形で、左目の眼帯とそこから流れ出る血のような表現がインパクト大(実際は傷を表現したもののようです)。引きつった笑みもなんとも邪悪な感じで、オリジナルのブラーの印象とは大きく異なっています。胸のウインドウの中には紫のオートボットマークがあります。
武器。銃タイプのもの。86シリーズ版から変更はありません。
トーチ。これも86シリーズと同じ形状。
トーチは背中の内側に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。スーパーカー(フューチャーカー)に変形。先端部分の黒に稲妻模様がカッコイイ。ビークルモードでは水色部分が見えなくなって黒とブルーがメインカラーになるのも良いですね。クリアオレンジのウインドウもキレイ。
背面。BotCon版ではビークルモードは地球のスーパーカーだったので、今回のビークルモードとはだいぶ印象が違います。
前面&背面。
側面。
武器とトーチは先端部分に取り付け可能。
運転席部分もしっかり造形されています。シートが水色なのもオシャレ。
先端部分は稲妻模様は元々の模様なのか、あとから付いた傷なのか分かりませんが、スピード自慢のブラーっぽさがよく表現されている気がしますね。BotCon版ではもっとリアルな稲妻っぽい感じですが、今回は簡略化されたデザインになっています。
【比較】
リデコ元であるスタジオシリーズ版「ブラー」と。どちらもブルー系のカラーですが、シャッタードグラス版は黒が入ったことでだいぶしまった感じになっています。また、シャッタードグラス版は顔(マスク部分)が大きい感じで、頭身の印象も結構違って見えますね。
ビークルモードでも。
ジェネレーションズセレクト版「シャッタードグラスオプティマスプライム」と「シャッタードグラスラチェット」と。この2人のセットはこのシャッタードグラスコレクションへの布石だったのか、全然関係ないものなのか…ちなみに管理人はもともとのシャッタードグラストイは数えるほどしか持っていないので、こうして少しでも増えていくのがとても嬉しい…
【可動・アクション】
可動は86シリーズ版ブラーと同じくよく動いてくれます。顔が違うだけでポーズの印象もガラリと変わるのが面白い。以下、写真続きまーす。
一体このトーチをどんな使い方をするのやら…BotCon版では比較的常識人だったようですが、今回の説明を読むと「アドレナリンジャンキー」というワードもあってだいぶキャラは違うのかも。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ シャッタードグラスコレクション(海外版)」から「ブラー」でしたー!基本的に86シリーズ版「ブラー」と同じものですが、頭部が新規造形で一気に邪悪なキャラクターになっているのがシャッタードグラスらしく楽しい。スタジオシリーズではありつつ他のジェネレーションズ系に混ざってシャッタードグラスコレクションに取り込まれるのも、BotCon時代の自由な発想のリデコトイに通じるものがあって面白いです。「シャッタードグラス」はコアファン向けでありつつも、トランスフォーマーだからこそ「善悪反転」という設定が分かりやすくキャッチーなので、できれば日本でも導入してほしいし、さらに欲を言えばIDWのコミックも翻訳版が出てくれたらいいなあ…
レビューありがとうございます!
カラーリングと一部パーツ違うだけで、あの愛らしいキャラであるブラーが凶悪な姿に。
カラーリングの妙が実に楽しい商品ですね。
それにしてもシャッタードクラスはどれも日本人には浮かばない様なカラーリングで実に魅力的。
マイナー度強いですけど、こんな魅力的なキャラなのだから、これこそモール限定で日本でも発売して欲しいものですね。