今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-65 B-127 バンブルビー」をご紹介!
商品名 | SS-65 B-127 バンブルビー |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2021年6月26日 |
価格 | 2,800円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「B-127 バンブルビー」です!「B-127」は映画『バンブルビー』の主人公である「バンブルビー」の惑星サイバトロンでの姿と名称。玩具としてはスタジオシリーズ版「クリフジャンパー」の頭部替え&リカラーとなります。スタジオシリーズの「バンブルビー」の玩具としてはビートルから変形する「バンブルビー」、ジープから変形する「オフロードバンブルビー」に続いて3体目。海外では「70 B-127」として発売されています。それではさくっと行ってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。イラストは玩具ベースになっているようで、本来肩や太ももは黄色ですが玩具に合わせて黒になっています。というか、表面にある注意文が日を追うごとにでかくなっているような…裏面じゃダメなのかな…
台紙兼ディスプレイスタンドは劇中冒頭の惑星サイバトロン。
【ロボットモード】
ロボットモード。基本的に「クリフジャンパー」と同じなのですが、今回の国内版はなんと「クリフジャンパー」で言われていた足回りのパーツの合いのゆるさや関節のゆるさが改善されています!先に発売された海外版ではどうやら修正されていないようなので、国内版限定の改修も模様。足回りがしっかり固定されるだけでものすごく遊びやすくなっていて、触り心地は別物レベル。デザイン的には「オフロードバンブルビー」のパーシャルということもあり、股間部分などは少し異なるくらいで、かなり忠実に劇中の姿が再現されています。造形がしっかりしてる分、肩と太ももが黄色じゃないのがちょっと残念。
背面。背中の背負い物はちょっと大きめ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部はマスクオン状態。胸部はクリアパーツでできていて、ライト部分がクリアで再現されています。
武器は右手が変形したブラスター。手に持たせる形で装着します。
外したブラスターは背中の隙間に差し込んでおく事ができます。特にジョイントはないのですが、これもこころなしかクリフジャンパーに比べると固定できるようになっているような?
【ビークルモード】
ビークルモード。惑星サイバトロンでのSFカーに変形。ビークルモードの形状は「クリフジャンパー」と全く同じ。クリアパーツがスモークがかった感じで、それが黒いストライプに見えるのでバンブルビーっぽさがより強まっている感じがしますね。
背面。タイヤのホイールの黄色もきれいに発色してるなーと思ったら、成型色は黄色でタイヤのほうが黒い塗装になっていました。変形もクリフジャンパーと同じですが、足回りの改修のおかげでロボットモードにする際によりかっちり変形できるようになっています。特にサイドのガワを接続するアームが固くなっているので、両モードでかっちり固定できます。
前面&背面。
側面。
底面。武器は内部のウインドウの裏側に取り付けます。
【比較】
まずはリデコ元のスタジオシリーズ版デラックスクラス「クリフジャンパー」と。クリフの時点でデラックスクラスながら細かい変形で悪くないものでしたが、やっぱり足回りのかっちりできなさで評判を落としてしまっていました。まさか改修が入って、しかも改修でこんなにもさわり心地が変わってしまうとは…もしクリフの段階で不具合がなければアワードのワーストにランクインすることもなかったろうに…
一番の改修ポイントはまるで囲った部分の凸側が太くなってしっかり固定できるようになったこと。また、外側のパーツを繋ぐアームの可動も固くなってるいます。内側のパーツも内側のジョイントが固くなったようで勝手に広がりにくくなっていますが、ここは若干まだ緩い感じが残ってます。
ビークルモードでも。しかし、クリフは劇中でもあんな扱いだし、玩具も結果的に残念な感じになってしまって可愛そう…
映画『バンブルビー』でのスタジオシリーズ版「バンブルビー」のバリエーション。左がデラックスクラス「オフロードバンブルビー」、右が映画公開時に発売された「バンブルビー」。オフロードバンブルビーと今回のB-127はパーシャルの関係にあります。あとは劇中ラストのカマロに変形するものが出れば!
ビークルモードでも。2022年に公開される『トランスフォーマー/ビースト覚醒』では一体どんな姿で出てきてくれるのか楽しみですね。
ちなみに「オフロードバンブルビー」とはパーシャルということもあり、頭部の交換が可能。劇中での活躍を考えるとどちらもこの組み合わせの方が自然に見えますね。ただビミョーに色味が違うので、この組み合わせでプレミアムフィニッシュを出して欲しい…
スタジオシリーズ版ボイジャークラス「オプティマスプライム」と。このオプティマスはアースモードだから、肩のプレートが後ろに伸びた惑星サイバトロン版も出て欲しい…!(出て欲しいものばかり)
【可動・アクション】
可動もいい感じ。腰も回るし、足首もよく動くのでポーズ付けが楽しい。なにより足回りの改修のおかげでストレスなく動かせるのがてともよい!以下、写真続きまーす!
足首が変形の関係で前後によく動くので大きく踏み込んだ感じのポーズもかっこよく決まります。
肩と太もももそうだけど、黄色い部分も光沢感ある塗装になったらすごくかっこよさそう…プレミアムフィニッシュ待ってるよー!
背中にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。シーカーズの頭をオプティマス向かって蹴飛ばすバンブルビーいいよね…
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-65 B-127 バンブルビー」でしたー!兎にも角にも「クリフジャンパー」で不評だった部分に改修が入ったことが驚き!足回りがかっちり固定できるようになったことでクリフとは段違いの遊びやすさになっていて、総合的な評価も大きく上がります。本来であればクリフのときからこうだったらよかったのですが、こうして改修されること自体はとても嬉しいし、今後もそういうことがあるかも…という希望が持たせてくれます(キングダム版のトラックスとか)。本来の姿を取り戻したB-127はバンブルビーの丸みのあるスタイルをよく再現していて、ポーズもつけやすく、「オフロードバンブルビー」と並んで主役の玩具として恥じないものになったと思います。バンブルビーが好きだけど、クリフジャンパーのことがあってでこの「B127」を敬遠していた人は是非再度検討してみて下さい!(ただ、日本版でしか改修されていないようなので海外版を間違って購入しないように…!)
クリフジャンパーは、足の内側に来るパーツの凸ジョイントを、本来ハマるはずであったであろうタイヤ側の凹に合う形に切ってやることで、大分遊びやすくなりました…!