今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-66 オートボットディーノ」をご紹介!ペルファボーレ!
商品名 | SS-66 オートボットディーノ |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2021年7月21日 |
価格 | 2,800円(税抜) |
というわけで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「ディーノ」です!「ディーノ」は実写映画第3作目『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』に登場した「フェラーリ・458イタリア」に変形するオートボットです。しかし、そのビークルモードのライセンスの問題なのか、これまで玩具化にはなかなか恵まれず、通常ラインでは『ロストエイジ』時にムービーアドバンスドシリーズとして「サイドウェイズ」のリデコで発売されたきりでした。そのディーノが今回ようやくスタジオシリーズで完全新規造形でいよいよ発売!海外では「71 Autobot Dino」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。ビークルモードのCGは実物とは若干カラーリングが違っています。
台紙兼ディスプレイスタンドはハイウェイのシーン。
【ロボットモード】
ロボットモード。このディーノを何年待ち続けていたことか…『ダークサイド・ムーン』が公開されたのが2011年の夏なので、まさに10年越し!(『ダークサイド・ムーン』から10年ということに驚愕しますが…)完全新規で立体化されただけでも嬉しいのに、再現度もすごく高い!特徴的な体型やフォルムはもちろんのこと、細部も細かく再現されています。本当に10年待ったよ!!
背面。背中にはビークルモードのガワが折りたたまれています。長く伸びたウインドウがカッコイイ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部も劇中のデザインを忠実に再現。本当にオートボットなのか?と言いたくなるような顔になっています。胸部はフロント部分が変形した部分をダミーで再現しています。
武器。ブレードが2つ。左右の前腕の裏側に5mm穴があるのでそこに取り付けます。劇中でもバトル中はもちろんですが、戦っていないときもここに取り付けられていました。
もちろん手に持たせることも可能。
【ビークルモード】
ビークルモード。『ダークサイド・ムーン』の中では「フェラーリ・458イタリア」に変形していましたが、今回は玩具オリジナルのスーパーカーになっています。おそらく当時玩具を発売できなかったのも、ビークルモードがフェラーリだったからだと思っているのですが、今回も微妙に似つつも、特徴的な「フェラーリ・458イタリア」を思わせる部分はかなり意識して変えられているように感じます。
背面。背面も実車の印象は結構薄め。特にリアウインドウは中央が大きく分断されていて、実車としてのリアリティがちょっと下がっちゃっています。長らくフェラーリの玩具化はマテルが独占契約を結んでいたのですが、それが2015年に終了し、トミカでフェラーリが発売されたので、ディーノでも…と期待していたのですが、どうやらそう簡単な話ではないようです。変形はデラックスクラスながらそこそこ複雑で、変形しがいのあるものになっています。ビークルモードの最後の合わせにちょっと慣れが必要ですが、スーパーカーからしっかり変形してあのディーノのスタイルになるのは面白いです。
前面&背面。
側面。
ちょっと見えにくいですが、中にブレードが2本収納されています。
【比較】
『ロストエイジ』時にムービーアドバンスドシリーズとして日本オリジナル商品として発売された「AD16 オートボット ディーノ」と。『リベンジ』時に発売された「サイドウェイズ」の頭部替え+武器追加となりますが、やっぱりこれでディーノというのはちょっと厳しいというか、サイドウェイズ感が強すぎる…!
ビークルモードでも。ムービーアドバンスド版はリデコ元の「サイドウェイズ」がアウディっぽい車なので、さすがにフェラーリというにはだいぶ無理を感じますね。
【可動・アクション】
可動は足の形状が独特なこともあって、足首が動かないことでポーズがちょっと決まりにくいのが残念。とは言え、肘が二重関節だったり、手首が回ったり、決して悪いわけではありません。背中のウインドウも縦横に角度が付けられるので表情付けに一役買ってくれます。以下、写真続きまーす。
『ダークサイド・ムーン』の冒頭での、変形からの武器展開はすごいインパクトでした。ちなみに、小説やコミックでは「ミラージュ(いわゆるリジェ)」という名前だったりします。
足のサイドの出っ張りがあって浮いちゃうから足首の横の可動がほしかった…!
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。ハイウェイでのロープを使ってのアクションもかっこよかった!
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-66 オートボットディーノ」でしたー!もうただただ「ディーノ」がこうして劇中の姿で立体化されたのが嬉しい!ビークルモードが「フェラーリ・458イタリア」でないのは残念だけど、ロボットモードの再現度はとても高いし、スタジオシリーズのデラックスクラスはコスト感的に当たり外れが結構ある印象ですが、このディーノは作りもしっかりしているし、変形も程よい難易度でいい感じにまとまっています。ずっとタブーのように玩具化されていなかったディーノの10年越しの玩具化ということで、楽しみにしていた人もたくさんいると思いますが、その期待にちゃんと応えてくれるかっこいいディーノになっていると思います!