今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ブラックアラクニア」をご紹介!
商品名 | WFC-K5 ブラックアラクニア(Blackarachnia) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年1月 |
価格 | $22.99 |
ということで、キングダム版デラックスクラス「ブラックアラクニア」です!「ブラックアラクニア」は『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』に登場したプレダコン(デストロン)の諜報工作員で、日本では「ブラックウィドー」の名前でお馴染みです。これまでジェネレーションズとしてはリメイクされていませんが、日本でレジェンズシリーズでアニメイテッド版のリデコが発売されています。しかし、完全新規でのリメイクは今回のキングダムが初となります!日本でもすでに発売済みです。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。奥の崖には見慣れた面々が。「ダイノボット」と「スコルポノック(スコルポス)」はすでに商品化された(される)ものですが、おそらくここに描かれている「ワスピネーター(ワスピーター)」もキングダムで発売されるのではないかと予想されます。
【ロボットモード】
ロボットモード。『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』劇中の姿を忠実に再現していて、2019年に発売されたマスターピース版ともかなり雰囲気が近い感じ。実際変形パターンなども近い感じで、縮小版と言ってもいいくらい。女性らしいスタイルもだいぶ強く押し出されていてセクシーで、細身ではありますが腕から伸びた脚のおかげでボリューム感もあります。
背面。背中もスッキリしています。ふくらはぎの裏は5mm穴になっています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔の造形もかなりアニメに忠実で、塗り分けも細かく施されています。ちょっと笑って見えるのもいいですね。首元にはプレダコンのマークが。胸もアニメそのままというわけではないですが、しっかり模様がプリントで再現されています。
武器は「アンカーショット」。これもアニメの形状そのままに再現されています。一体成型なのでアンカー部分は取り外し不可。また、ロボットモードでは手に持たせる以外取り付けておく場所はありません(ふくらはぎの5mm穴に取り付けられると言えば取り付けられますが…)。
【ビーストモード】
ビーストモード。クモに変形。日本の設定では「ジョロウグモ」ということになっていますが、背中の赤い模様からも「セアカゴケグモ」が参考になっているのではないかと思われます。表面の質感はなかなかの気持ち悪さ。ただ、リアルさで言えば、底面にロボットモードの肩が結構目立って見えたりするのでそこそこ玩具っぽさは強め。
背面。背中側も結構キレイにまとまっています。変形はマスターピース版をかなり参考に作られている印象で、パーツ配置などは結構似た感じ。ただ、かなり変形しやすいように改良されていて、マスターピース版で感じたストレスはほとんどなくなっています。
前面&背面。
側面。
底面。武器は底面に取り付け可能。もちろんはずしてもおけますが、武器をつけることによってよりカッチリまとまります。
顔アップ。この甲殻感も気持ち悪い!この丸い肩パーツも卵みたいに見えて気持ち悪い…
【比較】
テレもちゃ版「TM-06 ブラックウィドー」と。元々は1997年に発売されたオリジナル版の仕様替えでで、玩具としては「タランス」と共通。アニメの感じとはだいぶ違うけど、玩具は今見てもすごく良くできています。
ビーストモードでも。
レジェンズ版「LG17 ブラックウィドー」と。レジェンズ版は元がアニメイテッドなので独特なフォルム。
ビーストモードでも。
マスターピース版「MP-46 ブラックウィドー (ビーストウォーズ)」と。大きさの差はあれど、かなり近しい作りなのが分かると思います。ロボットモードだけでみると縮小版と言ってもいいほどデザイン、スタイルとも似てます。
ビーストモードでも。変形パターンも似ているのですが、まとめ方がキングダム版はシンプルになっているのでシルエットは結構違って見えますね。まあ、どっちにしても気持ち悪いけども!
キングダム版リーダークラス「メガトロン(ビースト)」と。果たしてどこまでデストロンのメンバーは揃ってくれるかな!?
【可動・アクション】
可動もいい感じで、変形の都合上腰は回りませんが、それ以外は他のウォーフォーサイバトロントイ同様よく動いてくれます。また、マスターピース版の可動の仕方も活かされている感じで、膝は間接が一つながら二重間接のようによく曲がります。あと、残念ながら手のハサミは動きません。以下、写真続きまーす。
膝が大きく曲がるので立ち膝も余裕。
足首も前後左右に動くので足も大きく開くことができます。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
クモモードでも。足は左右の付け根と、そこから伸びる足にそれぞれ1つずつボールジョイントで間接が設けてあるので、足だけでも結構表情をつけることができます。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「ブラックアラクニア」でしたー!全体的な印象としてはマスターピース「MP-46 ブラックウィドー (ビーストウォーズ)」の縮小版と言った感じで、ロボットモードのアニメ準拠のスタイルの良さや、可動などマスターピース版の良いところを引き継ぎつつ、変形は大きさに合わせてアレンジされ、より遊びやすくなっています。これまでのキングダムのビーストウォーズ組の多くと同じく、アニメのイメージを強く引き継いでいるので、リメイク玩具としてもとても完成度が高く、是非当時『ビーストウォーズ』が好きだった人たちに触ってほしいなあ、と思います。他のプレダコン(デストロン)のメンバーも結構揃いそうなので楽しみ!
ホントに良く出来てますよね、これ。ビースト勢の中では一番お気に入りです。
これで手が開閉出来て、更にミサイルが取り外し可能だったら、マジMP版が要らん子レベル。
ビーストモードでつけた武器がどうしてもぽろっと落ちちゃうマンなんですが、
同じくぽろっと落ちちゃうマンな人向け情報。
武器を前後ひっくり返して、武器の凸軸を、腕側の凹ではなく肩側の凹につけるとぽろっと落ちないですぞ。