今日は「WAR FOR CYBERTRON ユニクロン」をご紹介!「その1 開封編」!
商品名 | WAR FOR CYBERTRON ユニクロン |
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シリーズ名 | – |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー/Hasbro |
発売時期 | 2021年3月27日 |
価格 | 70,000円(税抜) タカラトミーモール限定 |
ということで「WAR FOR CYBERTRON ユニクロン」です!「ユニクロン」は『トランスフォーマー ザ・ムービー』から登場するトランスフォーマー最大のキャラクターとなり、惑星からロボットに変形する星間大帝です。これまでも何度か商品化が行われてきましたが、『ザ・ムービー』での姿で発売されるのは今回が初となります(映画公開当時試作品まで作られていますが、残念ながら発売に至りませんでした)。今回の「WAR FOR CYBERTRON ユニクロン」は2019年にHasbro Pulseによって行われたトランスフォーマー35周年を記念したクラウドファンディング企画「HasLab」による商品で、8,000という目標数に対して最終的に全世界で1万以上の受注数を獲得し見事商品化されました(一度受注期間が延長されましたが、これは世界的な受注を集めるためだったのではないかと思います)。日本ではタカラトミーモールで予約が行われ、その数が全体に含まれています(日本での受注数雨がいくつだったかは明らかになっていません)。そして2019年10月に3ヶ月の受注期間が終了し、その後約1年半を経て2021年3月末にようやく予約した人の元へ発送されました。
ということで、今回はそのトランスフォーマー玩具史上最大の玩具である「ユニクロン」をじーっくり見ていきたいと思います!写真の枚数がとんでもないことになってしまったので(150枚オーバー…)、は3回に分けてレビューしていきたいと思います。まず「その1」は「開封編」と題して、パッケージからの開封、セッティング、小物などを見ていきたいと思います。それではいってみましょー!
【パッケージ】
まずは外箱。この状態で佐川急便が運んできてくれました。管理人は同じ日(3月27日)に発売されたウォーフォーサイバトロントリロジー系のものも佐川急便から届いたのですが、ユニクロンのほうが大きすぎて車に乗らなかったとかで、「後で持ってきます…」と2回に分けて配達してくれました…なんかごめんよ、佐川さん!
外箱にはカートンナンバー(カートンと言っても一箱に1個しか入ってないですが)が手書きで書かれています。管理人のものは「243」。日本国内で一体何個予約があったのかな…?もし購入された方がいたら是非番号を教えて下さい!
外箱の中にはユニクロン商品そのものの箱が。箱は1辺が約60cmの立方体。海外ではこの箱自体にラベルが貼られて発送されていたようですが、日本では輸送用の外箱があるのできれいな状態で保管できます。この箱の大きさが今回のユニクロンの第一関門とも言え、相当な容積だし、部屋によってはそもそも扉を通らないようなことも…管理人もさすがにこの箱は大きすぎて家に置いておけないので、レンタルボックスに保管します…(実はこのユニクロンを見越して家から徒歩1分のところを1年前から借りていました…!)
正面には大きく惑星モードのユニクロンが。裏面は急に時間が進んで首だけになったユニクロンとクインテッサ星人の船、そしてどこかに飛ばされるガルバトロンたちの姿が。そして表面の右上には「タカラトミー」のロゴも入っています。今回この「ユニクロン」の開発を担当したのは『2010』の「ホットロディマス」に始まり、数多のトランスフォーマー(「スターセイバー」、「スターコンボイ」、「グランドコンボイ」、「ギャラクシーコンボイ」、実写映画第1作版&リベンジ版リーダークラス「オプティマスプライム」、POTP版「オプティマスプライム」、アースライズ版「オメガスプリーム」など)を手掛け、「Transformers Hall of Fame 2019」では日本人として3人目の殿堂入りを果たしたタカラトミーの國弘高史氏。クラウドファンディング開始当初から国広市が手掛けることが大々的にアナウンスされていて、國弘氏自らユニクロンを変形する動画も公開されています。
横面には大きく「UINICRON」のロゴが配置されています。
箱の上部には日本向けのラベルが貼られ、部位ごと細かく素材が書かれています。また、いつもの商品アンケートもあります。
ふたを開けると一番上に取り扱い説明書が。
1枚厚紙があるので、それを取ると発砲スチロールが。中は発泡スチロールで上下から挟むこむような形になっていて、黄色いバンドで固定されています。上部にはパーツが置かれています。
バンドを切って、上部の発泡スチロールを取ると中にはユニクロン本体と、隙間にパーツが収納されています。
【ユニクロン】
「ユニクロン」本体。惑星モードで収納されています。まさに球型でこのままの状態だと転がってしまいまうほど。直径は40cm程度で、この大きさの球体はなかなか生活の中で出会うことはなく、大きさの例えがとてもむずかしいです…強いて言えば大きいビーチボール?
背面。後ろはトゲ(エナジョンタワー)が生えています。何箇所か輸送中にバラけないようにビニールの紐で固定されています。
【内容物】
次は内容物を細かく見ていきます。まずは取り扱い説明書。A4より少し大きいくらいでページ数は32ページ。
中はオールカラー。英語ではありますが、変形は基本文字なし図のみで分かりやすく説明されています。ちなみに日本のトランスフォーマー公式サイトではPDFが公開されており、誰でも見ることができます。
袋「A」。惑星モードのオービタルリングの半分が入っています。
中身はこんな感じ。後で組み立てます。
袋「B」。オービタルリングのもう半分。
中身。ものとしてはAと全く同じもの。こんな感じでこの「ユニクロン」では金型を減らすために左右で同じパーツが多く使われています。
袋「C」。ユニクロン覆うトゲ(エナジョンタワー)パーツ。
中身。軟質パーツなので、ポキっと折れることはありません。
袋「D」。「D」は小物がたくさん。
中身。ユニクロンの顔のダメージver.のパーツや、サイバトロンの宇宙船、ミニサイズのロディマスとガルバトロンなどが入っています。右側のランナーはユニクロン本体のネジ穴を埋めるためのパーツ。
袋「E」。ユニクロンの頭がまるっと入っています。
スタンド。スタンドには通しのアルファベットはなし。左が土台で、右がユニクロンと接続する柱となります。
【スタンド】
スタンドを組み立てます。必要なパーツはスタンドの土台と柱、そしてストッパー。
十字の土台部分に柱をスライドして装着し、はめ込んだ部分がはずれないようストッパーを取り付けます。柱部分は強度を保つため細かく部屋が仕切られていてガッチリした作りに。
後ろから。ストッパーはそれほどかっちり固定されるわけではなく、すぐ外せるようになっています。
スタンドの底面にはユニクロンの顔の付け替え用のパーツを取り付けておくことができます。
【セッティング】
スタンドを組み立て、ユニクロンの惑星モードをセッティングしていきます。まずはユニクロンを台座に接続します。手探りだと接続位置がわかりにくくすんなり取り付けるのはなかなか難しい。ユニクロンの底面を上に向けて接続部分を見ながら台座を上から差すような感じだと楽です。ロックが掛かるわけではないのでユニクロンを持ち上げれば簡単にスタンドから外すことができます。
次に上部左右のパネルを開き、内側になっている角を回転させ外側に向けます。このパネルを外すのにまず苦労するのですが、ハスブロの公式動画などを見るとけっこうガバッと力任せに外している感じで、確かに力が必要なのですが接続部分が擦れる部分でもあるので慎重にならざるを得ない部分でもあります。実際管理人のものはジョイント部分の受けのほうが少し欠けました…
次に袋「C」に入っていたトゲ(エナジョンタワー)パーツを左右の角の付け根に取り付けます。
一度プレートを閉じて、後ろ側にもトゲパーツを取り付けます。
トゲパーツを取り付けたらサイドの突起部分にグレーのキャップを取りつけてトゲパーツが外れないようにします。反対側も同じようにトゲパーツを付けてキャップをします。
袋「A」と「B」のオービタルリングをそれぞれ組み立てます。これだけでもかなりの大きさです。ただ、見て分かるようにかなり細かく模様に沿った肉抜きが施されていて、重さはそれほどない感じです。
両サイドのキャップをとりつけた部分にオービタルリングを取り付けます。
左右のリングをジョイントで接続します。
これでユニクロン惑星モードの完成!!オービタルリングの直径は約85cmで左右のトゲを含めると約95cmにもなります…!詳しくは「その2 惑星モード編」で書きますが、本体の巨大な球体のインパクトは相当なもので、リングを付けた大きさがとにかくでかい!しかもそこにびっしりとディテールが造形されていて、まさに天体観測をするようにずっと眺めていられるような、そんな迫力と美しさがあります。
【ユニクロンの首&ミニフィギュア】
続いて、ユニクロンの首と袋「D」に入っている小物たちを紹介していきます。ユニクロンの首と、小物は専用スタンドが用意されていて、そこにディスプレイしておくことができます。なので、ユニクロン本体を飾る場所がなくてもこれを飾ればユニクロンといつでもいっしょ!
ユニクロンの首。説明書では首は取り外して変形するように指示されてはいますが、もちろん取り付けたままでも変形できます。圧倒的な造形で『ザ・ムービー』のデザインがそのまま再現されていています。顔だけでもこのディテールの細かさで、ハッタリの効いたメカメカしいモールドがたまりませんね!
口は開閉できます。左の写真のように顎を開くと歯茎が見えて、その後歯の部分が段階的に開くようになっています。
フェイスパーツと顎パーツを取り外すと内部が造形されています。骸骨チックな感じで細部までしっかり造形されています。ちなみにフェイスパーツですが結構きつめに接続されていてちょっと外しにくく、またフェイスパーツ自体がまるまるクリアパーツでできているのでだいぶ脱着に気を使います。
また、後頭部にレバーがあり、それを左右に動かすと連動して目が動きます。ただ、これはフェイスパーツを付けてしまうとほぼ動いているのが分からないのがもったいない感じ。
ダメージver.。これは『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』に登場した首だけのユニクロンを再現したもの。フェイスパーツをボロボロになった状態のものに変え、顎パーツも割れたものに交換します。金属が朽ちた感じがとてもリアルに表現されていてカッコイイ。しかしなぜ宇宙を漂っているうちにアゴが割れてしまったのか?
続いてサイバトロンのメンバーが乗っていた「シャトル」。一体成型で大きさも結構小さいですが、細かく造形されています。
スタンドに接続するためのアームが用意されています。このシャトルはコンボイが地球にやってくるときと、ロディマスたちが地球を離れる際に乗っていたもので、あまりユニクロンとは接点がない気も…むしろクインテッサ星人の宇宙船か、ジャンキオンたちの宇宙船がほしかった…もしや、台座にある2つスペースは…
大きさはスタジオシリーズ版ボイジャークラス(大きさ的にはデラックスクラス相当)のロディマスが持ってもこのくらい。ロディマスはこの宇宙船の中で剣と盾を持って訓練したりしていました。
「ホットロディマス」(左)と「ガルバトロン」(右)のミニフィギュア。「ホットロディマス」のほうは今回日本名が使われています。かつてこのミニフィギュアの情報が公開された際には、タイタンズリターン版の「ホットロッド」と「ガルバトロン」の形状を縮小したものでしたが、製品ではちゃんと今回専用に造形が変更されました。と言っても1cmくらいの大きさなのでディテールはほとんど分かりません。土台部分は今回のスタンドのくぼみに取り付けられるようになっています。
スタジオシリーズ版ロディマスと比べてもこの大きさ。
「センチュリオンドローン」に入っている「オプティマスプライム」と。キングダム版タイタンクラスのアークにもオプティマスが付属しますが、もしかすると今後も増えていくのかも?
ということで「その1 開封編」はここまで。「その2」は「惑星モード編」、「その3」は「ロボットモード編」となります!近日中に公開しますのでお楽しみに!
色々なレビュアーさんがデカすぎて写真も文章も持て余してるところにこの丁寧なレビューは舌を巻きます笑
いやー、一緒に開封していく気分が味わえて最高です!
うーん買いたくなるなー。