今日は「トランスフォーマージェネレーションズ アースライズ(海外版)」から「メガトロン」をご紹介!※スライダー比較追加しました!
商品名 | WFC-E38 メガトロン(Megatron) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ アースライズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年9月 |
価格 | $29.99 |
ということでアースライズ版「メガトロン」です!言わずとしれたディセプティコン(デストロン)の破壊大帝がアースライズでも登場!今回はシージ版ボイジャークラスのパーシャルとなり、一部パーツを流用しながら地球の戦車に変形するアースモードのメガトロンを再現したものとなっています。日本でも「ER-13 メガトロン」として発売が予定されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。「シージ」で惑星サイバトロンを脱出したオートボットを追うディセプティコンの宇宙船の中の様子が再現されています。見えませんがイラスト的には奥に「ダブルディーラー」、「スタースクリーム」、「サウンドウェーブ」らがいたりします。
【ロボットモード】
ロボットモード。フォルム的には大きくシージ版から変化はない感じがしますが、実は広範囲にわたって変更が加えられています。ただ、シージ版に比べると頭が大きいからか、シージ版で感じた若さやシャープさみたなのは薄まっていて、変わりに貫禄のあるどっしりした印象になっています。
背面。背中の背負いものもボリュームアップ。そしてアースライズではウェザリングは共通仕様ではなくなっていますが、今回のメガトロンは戦車モチーフということもあってか結構激しめなウェザリングプリントが施されています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。 頭部は新規造形。シージ版からだいぶ印象が変わって、旧に老けた感じの顔になっています。決して悪くはないんだけど、シージ版がかっこよかったから、それベースでも良かったような?ただ、これは好みな問題な気もするので、これはこれで十分かっこいいと思います。胴回りもほぼ新規造形になっていて、ディテールを抑えたG1風のデザインに変わっています。
武器。まずはフュージョンカノン。シージ版と同じかと思ってたら、なにげに完全新規。
もう一つ武器はタンクモードの主砲部分を取り外したもの。
逆側はG1トイの剣をイメージしたブレードが付いています。シージ版では変形で剣⇒ビークルの主砲を再現していたので、ちょっとグレードダウンした印象。
【ビークルモード】
続いてビークルモード。戦車に変形。シージ版の惑星サイバトロンモードも戦車でしたが、より面が整って地球の戦車っぽさがアップしています。ロボットモードで武器になる主砲はそのまま取り付ける感じ。サイドの「D16」は日本でG1トイが発売された際のシリーズナンバーから取ったものだと思われます。
背面。シージ版はキャタピラが前後にあるような感じでしたが、今回は地球の戦車ということで、1つにまとめられています。もちろん底面には車輪があるので転がし走行可能。変形はほぼシージ版と同じ手順になっています。頭収納時の首のパーツのロックがやけに硬いので調整したい…(その分シージ版であった頭部が下がり込む現象はなくなっています)。
前面&背面。
側面。
砲台部分は360度旋回転可能。
武器に取り付けてあったプレートはリア部分に取り付けます。わざわざ別パーツにまでして取り付けるほどスペースが目立っている訳でもないので、わざわざトランスフォーマーのアイデンティティを破ってまでやることではなかったような…
【比較】
シージ版ボイジャークラス「メガトロン」と。意外とかなりの部分が新規造形になっているのが分かると思います。顔はNetflixのシージでの姿がかっこよかったこともあって、やっぱりシージ版ベースでも良かったような…
ビークルモードでも。アースライズ版はより角ばって隙間を埋めた感じになってボリュームがアップしているのが分かると思います。
リクエストにお応えしてスライダーで比較!太もも部分をほぼ同じ大きさにして合わせてみてます。ただ、厳密に同じアングルではないので少々正確じゃないとこともあるのはご了承ください!
シージ版デラックスクラス「スタースクリーム」と。メガトロンのほうが頭一つ分くらい大きい。
ビークルモードでも。「スタースクリーム」のレビューは以下からどうぞ!
アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と。オプティマスは頭部こそシージ版の流用ですが、変形は大きく変更されていたから、メガトロンもそういうのを期待してたんだけどなあ…
ビークルモードでも。「オプティマスプライム」のレビューは以下からどうぞ!
【可動・アクション】
可動はシージ版のほぼ同じ。特徴的な肘の可動もそのまま。足首のロックがなくなったので、持ち上げると少しプラプラしますが、遊ぶ分には問題ありません。以下、写真続きまーす。
直線的かつどっしりでかっこいい。脚部のボリューム感もいい感じ。
武器はやっぱりシージ版と比べると手抜き感を感じてしまう…せめて剣っぽく持てるようにしてほしかったなあ。
主砲部分はフュージョンカノンと合体できますが、特に説明書にはなにも書かれていません。このあたりのギミックがもうちょっとちゃんとあったら嬉しかった。
「センチュリオンドローン」付属のエネルゴンメイスを装備。ちょっと調整したけど、相変わらずグリップがキツくて怖い!
背中にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ アースライズ(海外版)」から「メガトロン」でしたー!ベースはシージ版「メガトロン」なので、触り心地などはかなり似ていますが、よりマッシブになったレトロ感のあるデザインになってしっかり差別化されていると思います。主砲部分の武器がちょっと物足りないのと、変形のときの付け替えしないといけないプレートがちょっと疑問なくらいで、アースライズ版単体で見れば十分満足できます。ただ「オプティマス」がシージ版からアースライズ版で変形部分からガラリと変わっていて、どちらも甲乙つけがたいような別モノになっていたこともあって、そういう変化がこのディセプティコンのリーダーであるメガトロンになかったのはやっぱり残念。そういうこともあり、決して悪いものではないのですが、シージ版を触ったことがあるかないかでだいぶ満足度が変わる玩具になっている思います。
レビューお疲れ様です
Amazonでかなり値段が下がってるのもあって一応予約しているのですが、何度見てもこの顔が…
汚しもアースライズの中では珍しく多いですし、戦車の砲塔や例のパネルの処理も気になって…
実際に触ってみると、イメージ変わるものかなぁと思ってはいますけど…