今日は「トランスフォーマージェネレーションズ アースライズ(海外版)」から「スタースクリーム」をご紹介!
商品名 | WFC-E9 スタースクリーム(Starscreem) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ アースライズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年2月 |
価格 | $29.99 |
ということで、アースライズ版ボイジャークラス「スタースクリーム」です!言わずと知れたディセプティコンのナンバー2で、「War for Cybertron トリロジー」としてはシージでセイバートロン星モードが発売されています。今回はジェット機に変形する地球モードでの登場となりますが、2006年に発売されたクラシックス(変形ヘンケイ)版をベースとした完全新規造形になっている大きな特徴です。日本では2020年6月に「ER-05 スタースクリーム」として発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。背景に宇宙に投げ出されているキャラが見えるけど、『ザ・ムービー』でメガトロンを放り投げたシーンとかなのかな…?
【ロボットモード】
ロボットモード。すごいスタスク感…!クラシックス(変形ヘンケイ)版の名残はありつつも、完全新規なだけあって今風なスタイルにしっかり落とし込まれています。成型色はグレーと青のみで赤い部分は塗装になっており、塗装の光沢感がいい味を出しています。ただ、若干ボディ部分がクラシックス版をひきずってかちょっと寸胴で、ボイジャークラスということもあって大きさがある分横腹のスペースがちょっと目立つかも。
背面。背中はクラシックス版と同じ方式が採られていて、ジェット機の機首部分がそのまま残っています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部ももちろん完全新規で、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したスタスクっぽさが再現されています。
是中の翼は角度をつけることができます。
武器は両肩の「ナルビーム」。
もちろん手にも持たせることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。ジェット機にヘンケイ。元々モデルとなった「F-15」っぽさ全開ですごくカッコイイ(ライセンスを取得したものではなく、あくまでF-15風)。キャノピー部分のオレンジのクリアパーツもキレイ。
背面。すごくまとまりがよく、上面のツライチ感もいい感じ。変形はクラシック版を強く踏襲していて、手足の変形は手順が増えていますが、パーツ配置などはほとんど同じ。ある意味当時から完成されていた変形ということになるとは思いますが、やっぱり背中の機首部分だけでもロボットモードで見えなくしてほしかったし、胸部の固定の仕方がちょっとやりにくかったり。ちなみに胸部の固定を外すときは、両肩のエアインテークを左右からつまむようにして内側に反らせるとジョイントを外しやすくなります。
前面&背面。
側面。
底面。今回もう一つちょっと残念だったのが、ランディングギアが再現されていなかったこと。別になくても構わないんですが、これまでトランスフォーマーの飛行機モノはその辺をこだわって作っていると思っていたので、なきゃないで結構寂しく感じます。
腰パネル部分の裏にフィギュアスタンド用の穴が用意されており、ビークルモード時もスタンドが使用できます。
【比較】
今回のベースとなったクラシックス版(写真は変形ヘンケイ版「D-02 スタースクリーム」)と比較。クラシックス版が発売されたのは2006年ということで、14年前になりますが、スタイルやアレンジの仕方に時代の移り変わりを感じます。クラシックス版も今回のアースライズ版も開発を担当したのは数々のスタースクリームトイを手掛けてきた「ミスタースタースクリーム」こと蓮井章悟氏。本人によるリメイクというのが面白いですね。
ビークルモードでも。最近サイズアップした商品として思い出すのは「レジェンダリーオプティマスプライム」ですが、今後もそういう過去の名作のスケールアップ+αみたいのは増えていくのかもしれませんね。というか、変形ヘンケイ版の色が変わってきてる…
シージ版ボイジャークラス「スタースクリーム」と。スタイルがだいぶ違ったいて、今回のスタスクはどっしりとした印象。どっちもかっこいいけど、個人的にシージ版スタスクがかなり好きなので、シージスタスクのパーシャルバージョンも見てみたかったなあ(仮にシージ版のパーシャルにするにしてもかなりの大改造になりそうだけど)…
ビークルモードでも。
シージ版ボイジャークラス「メガトロン」と。アースライズでもアースモード版のメガトロンが出るので早く並べてみたい!
アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と。変にギミックに養分をとられていない、見た目と変形に重きを置いた「War for Cybertoron トリロジー」ですが、なんか長年熱望していたものがこうも簡単に手に入って良いのかな?と変な心配をしてしまうほど。
【可動・アクション】
可動も良好。足首も動くので接地性もいいです。けど、シージでは共通で設けられていた「腰の可動」このスタスクにはないのは残念。作り的にかなり難易度が高いのはわかるし、ないなりによく動くように作られているんだけど、「腰の可動と足首の可動」はシージではルールとしてあったのに、今回のスタスクで「それはシージまでの話」と言われているような気がしてちょっと残念。たまたまこのスタスクだけだったらいいなあ…以下、写真続きまーす。
立ち膝も腰パネル部分が前に開くのでなんとか可能。
この足の形で可動が入っているのはなかなか新鮮。
ちなみに腰の可動はありませんが、太ももの付け根は360度回転できるので、擬似的にではありますが腰が動いているように見せることはできます。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
ビークルモードでも。
ロボットモード時にも腰パネルの裏の穴は使用できます。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ アースライズ(海外版)」から「スタースクリーム」でしたー!シージ版とは打って変わって、クラシックス版ベースの作りにしたのは挑戦的で、しかもちゃんとそれがG1っぽさを最大限に再現しながらかっこよく作り直されているのがスゴイです。シージ版とはまた違った魅力があって、前回紹介したオプティマス同様にどちらがいらなくなるようなことはありません。この地球モードのスタスク型も色んな色を集めることになると思いますが、これなら全然集められる!と思えるものになっています。贅沢を言えば、クラシックス版からもう少しアレンジしてほしかった部分があったり(機首部分の処理とか腰の可動とか)、胸部の固定方法などもうちょっと変形しやすくしてほしかったなあ、と思う部分もありますが、総じて満足度は高いです。けどスタスクらしさは抜群だし、今どきのボイジャークラスらしいどっしりとした作りで総合的な満足度はとても高いと思います!さて、今回はこの型は何体買えば良いのかな…!?
うーん…これなら変型ヘンケイでいいかなって感じですね…