今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-53 クリフジャンパー」をご紹介!
商品名 | SS-53 クリフジャンパー |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2020年8月29日 |
価格 | ¥2,800 |
ということで、スタジオシリーズ版「クリフジャンパー」です!「クリフジャンパー」は実写映画第6作目に当たる『バンブルビー』に登場したオートボットの戦闘員で、実写映画に初めて登場したは良いものの、壮絶な結末を迎える悲劇のキャラクターでもあります。玩具としては「オフロードバンブルビー」のパーシャルとなり、一部共通パーツが使用されています。海外では「64 Cliffjumper」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。イラストは描き下ろし。キャラの説明で劇中での活躍が全てわかってしまうという…
【ロボットモード】
ロボットモード。「オフロードバンブルビー」とのパーシャルではありますが、かなりの部分が新規造形になっていて、管理人自身もずっと完全新規だと思っていたくらい…デラックスクラスの中でも小型ですが、パーツ数は多くディテール感もあって実写キャラっぽさがよく出ています。
背面。背負いものは多めですが、しっかり固定されています。ただ、立ち方次第では若干後ろに持っていきがれがちかも。
全面&背面。
側面。
バストアップ。頭部は劇中のデザインを忠実に再現してくれています。胸部はクリアパーツに赤い塗装をする形で、ライト部分が再現されています。
ちなみに、顔パーツに成形時にできたバリのようなものがあって、顔がしっかり固定できず前を向けなかったのですが(少し上を向いてしまう)、顔パーツの方の当たる部分を少しだけ削ってみたらしっかり前を向けるようになりました。
武器はブラスター。「オフロードバンブルビー」と全く同じもので、今回は塗装が施されています。ちなみに冒頭の惑星サイバトロンのシーンでは手持ちの銃を使用していましたが、残念ながらそれは再現されず。
背中に武器を収納することができます…と言っても、背中にあるスペースに入れるだけで、特に固定などはできません(もっと違う方法があるのかな…?)。
【ビークルモード】
ビークルモード。惑星サイバトロンでの姿ということで「SFカー」に変形。ツライチな感じのボディーがかっこいい。フロントライトもしっかりクリアパーツで再現されているのがこだわりを感じます。ちなみにこのビークルモードは劇中の冒頭で「バンブルビー(B127)」が変形していたものと同じもの。おそらく惑星サイバトロン版「バンブルビー」もそのうち発売されるのではないかと予想。
背面。リア部分や、タイヤの形状などもしっかり再現されています(劇中では「B127」がお尻部分も披露してくれています)。
変形は小さいながら、だいぶ細かく作られていて、変形のしがいがあるものになっていますが、最後のガワの合わせなど少々難易度は高め。ウインドウやライトを再現するためにクリアパーツが多用されているのですが、素材的には他のトランスフォーマーで通常で使われているクリアパーツとは少し違った素材感で丈夫さを感じるものの、力を入れるときは気をつけたほうがいいかも?また、ビークル時に固定するフロントのジョイント部分はギュッと固定できる分、白化もしやすいので注意です。
全面&背面。
側面。
底面。ルーフの裏側に武器を収納できます。
【比較】
パーシャルであるスタジオシリーズ版「オフロードバンブルビー」と。ロボットモードで表に見える共通部分は腕周りと股間〜太もも。股間パーツはバンブルビーの名残のヒンジ部分が残されています。
ビークルモード。こちらは表に見える部分はすべて別物。しかも、変形方法も結構違っていて、そもそも前後が逆だったりします。この辺りのパーシャルだからこその違いの面白さみたいなものが体感できるのも楽しいです。
スタジオシリーズ版デラックスクラス「ドロップキック2」と「シャッター2」と。
せっかくなので、最近発売されたアースライズ版デラックスクラス「クリフジャンパー」と。実写版のあの戦士としての実直さみたいなものはG1譲りな感じがします。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は良好。腰も回るし、足首もボールジョイントなので接地性もよいです。ただ、膝下のジョイントの固定がはずれやすく(というよりゆるくてはまらず…)、遊んでいるとかなりの確率ではずれます。ジョイントを太らせたりで調整は可能ですが、オフロードバンブルビーではしっかりしていたところだけにちょっと残念。以下写真続きまーす。
足首が軸の長いボールジョイントなので大きく脚を前に踏み込めるのがいいですね。足の甲のパーツが可動再現するのも気に入ってます。
惑星サイバトロンのバンブルビーは出るとして、他のメンバーも出てほしい…サウンドウェーブとかはthreezeroでも出るし、ゆっくりでいいから他のメンバーも揃ってほしいなあ…あと、惑星サイバトロン版のオプティマス。
背中のガワ部分にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-53 クリフジャンパー」でしたー!まさかクリフジャンパーが商品化されるとは思っていなかったので、まずは出てくれただけでも嬉しい!また、「オフロードバンブルビー」とのパーシャルながら、パーツ配置や変形のさわり心地はかなり違っていて、しっかり劇中のイメージも再現してくれています。ただ、小さい中で複雑なことをやっていることもあってか、首がキツかったり、脚周りパーツが外れやすかったり、ガワのヒンジがちょっと硬かったり、惜しい部分は多いのも確か(少し手を入れると見違えますが)。そういう意味では少々上級者向けな感じもありますが、これはこれでジェネレーションズとはまた違ったデラックスクラスの変形の限界みたいなものを感じることができると思います。今後出るであろう惑星サイバトロン版のバンブルビーでは調整されてるといいなあ…
コレクターのみなさまは、保管用、ブンドド用、真っ二つ用を買うのかな?
私の購入品は、助けてくれなかったオプティマスと共に会社のロッカーにで眠ってます(どちらも未開封)。