今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-48 オフロードバンブルビー」をご紹介!
商品名 | SS-48 オフロードバンブルビー |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2020年4月25日 |
価格 | ¥2,800(税抜) |
というわけで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「オフロードバンブルビー」です!この「オフロードバンブルビー」は映画『バンブルビー』に登場した「バンブルビー」が地球に来てすぐにジープをスキャンした姿で、シーン的には短いものでしたが、予告編でも登場するなどとてもインパクトのある姿だったように思います。スタジオシリーズの『バンブルビー』版「バンブルビー」としてはビートルに変形する「SS-16 バンブルビー」に次いで2体目で、海外ではWave9(2020 Wave2)「57 Offroad Bumblebee」として発売されています。 それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。パッケージ裏には今回はビークルモードはジープの正式ライセンスを取得したものである表記があります。
台紙兼ディスプレイスタンドは、バンブルビーが墜落した米軍の訓練場。
【ロボットモード】
ロボットモード。劇中のちょっとずんぐりなスタイルが良く反映されていて、「SS-16 バンブルビー」よりもずっと愛嬌のある感じになっています。大きさ的にはデラックスクラスとしても小柄な感じではありますが、全体的なパーツの密度感は高く、持った感じの重さもいい感じ。
背面。ジープモードでは背中に羽があったのですが、それは再現されず。ただ、劇中でも背中に垂れ下がった感じであまり表からは見えないのであまり気にならないかな?(映像で見返すまでこのモードで羽あるの忘れてたし…)背中はジープのウインドウとボンネット部分が配置されてハンドルもあって、「MP-47 ハウンド」を彷彿とさせますね。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部は新規造形で、より劇中の雰囲気を再現してくれています。マスクオンのギミックなどは今回はありません。胸部のグリル部分が変形した部分はダミーで再現されています。ライト部分がクリアパーツでレンズっぽくなっているのがいいですね。
武器は右手が変形したブラスター。「SS-40 ニューバンブルビー」のように手に持たせる形。
手から外した際は、背中のボンネットのプレートの部分に挟み込む感じで取り付けることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。ウィリス・オーバーランド社製「ウィリス MB」に変形。アメリカ軍の軍用ジープの代表格になりますが、当時黄色いものが存在していたのかは不明…底の腕パーツだけ実車に比べちょっとボリュームがありますが、正式ライセンスを受けているだけあって他の部分はかなり忠実に再現されています。ライトもクリアパーツで再現されているのもいいですね。
背面。リアのスペアタイヤやオイル缶など劇中での装備をしっかり再現。シートや、運転席のスペースも細かく造形されていて、こだわりを感じます。変形はデラックスクラスながらなかなかに細かく、手順も多いのですが、小さいものにありがちなポロリやパーツが外れやすいなどもほとんどなく、カッチリ変形することができます。グリル部分はビークルの意匠を使ってもよさそうなパーツ配置だけど、そうできなかったのは監修が関係してたりするのかも…?
前面&背面。
側面。
武器のブラスターは底面後部に取り付けることができます。ブースターみたいでかっこいい。
運転席部分も細かく作り込まれています。偶然かもしれませんが、アクセル&ブレーキのある部分もいい感じでスペースができていてリアルに見えます。
実車同様、フロントのウインドシールドを倒すことができます。
【比較】
スタジオシリーズ版「SS-16 バンブルビー」(画像は海外版)と。最初はどこかしらパーシャルなのかな?と思っていたのですが、見て分かるように、頭の大きさが全然違っていて、その他の部分も一切同じ部分はありません。「SS-16」の方もこの頭の大きさになればだいぶ印象違いそう。あと「SS-16」から30体以上スタジオシリーズが増えてることに驚く…
ビークルモードでも。サイズ感でいうと多分今回のジープのほうが実際よりも大きいんじゃないかな…?
「SS-16」に付属したブレードを取り付けることができます。ただ、劇中で使っていたブレードはこれとは違っていて、カッターの刃みたいな形状。マスクオンも使えればよかったけど、そもそも大きさが違うので無理か…
スタジオシリーズ版「SS-30 オプティマスプライム」と。この形態で二人は並ぶことはありません。劇中ではラストにカマロから変形するバンブルビーと並んで話すけど、カマロ版も出ちゃったりするのかなあ…?少なくともスタジオシリーズでは「クリフジャンパー」が出るので、そのリデコで惑星サイバトロンの姿は確実そうだけど、さすがにカマロ版は厳しいかなあ…?
ビークルモードでも。
直近でジープに変形していた「MP-47 ハウンド」のビークルモードと。車種は今回のバンブルビーが「ウィリス MB」で、ハウンドは「ウィリス CJ-3B」ということで、車種は異なりますが、この短期間で2台も公式ライセンスを受けたジープに変形するトランスフォーマーが出るのは面白いですね。
【可動・アクション】
可動も良好。スタジオシリーズではあまり重きを置かれていない足首もよく動くので接地性も抜群。劇中のアクティブな雰囲気を再現してあげることができます。以下、写真続きまーす。
膝を深く曲げられるので、膝立ちも可能。
ちなみに、『バンブルビー』のBDに収録されている未使用カット(当初予定されていたオープニング)の中では、地球に来たばかりのこの姿のバンブルビーはバーンズたちに追われたことに苛立ち「人間は救われる価値などない」などと言うキャラになっていました。CGもだいぶ作り込まれていることから、相当後になってから変更が加えられたようで、どこかの段階でバンブルビーの性格に方向転換が行われたと想像できます。結構ショッキングなシーンなので、BDを持っている方は特典映像を是非見てみてください!
お尻部分にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。スタンドの穴が開いている部分はビークルモードの運転席部分の隙間を埋めるパーツになっていて、その辺りの細かさも見どころになっています。
以上、トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-48 オフロードバンブルビー」でしたー!劇中でも印象的だったジープから変形する姿が立体化されたことがまず嬉し!実際の出来も素晴らしく、映画が公開された後だからこその劇中のイメージをしっかり反映できた姿になっていて、公開当初にスタジオシリーズにラインナップされたものたちとは明らかに再現度の面で次元の違うものに仕上がっています。また、スタジオシリーズが始まった当初はデラックスクラスがボイジャークラス以上と比べると少し物足りなさを感じることが多かったのですが、ここ最近はデラックスクラスでもかなり凝った変形をしたり、密度面でのボリュームが確保されていることが実感できるのも嬉しいですね。こうなるとビートルから変形するバンブルビーの羽なしVer.2も欲しくなっちゃう…あとは秋に発売される「ブリッツウイング」と並べるのもとても楽しみになります!オススメ!
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更新お疲れ様です。
縦方向のスリットを並べたジープのフロントグリルの意匠は著作権があるはずので、ブランド上重要視されているのかもしれませんね。