今日は「トランスフォーマージェネレーションズ シージ(海外版)」からウォルグリーン限定「オートボット ラチェット」をご紹介!
商品名 | WFC-34 オートボット ラチェット(Autobot Ratchet) |
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シリーズ名 | Transformers Generations:Siege |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2019年9月 |
価格 | $19.99(ウォルグリーン限定) |
ということで、シージ版デラックスクラス「ラチェット」です!言わずと知れた『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したオートボット(サイバトロン)の医師。今回の玩具はシージ版「SG-17 アイアンハイド」のパーシャルでの発売となりますが、頭部以外にもリデコ箇所が多く、また新規の武器も付属します。アメリカの薬局チェーン店であるウォルグリーン(Walgreens)限定での発売となり、日本ではシージシリーズの中では入手難易度の高い(輸入ショップでも割高な)商品となりました。もちろん日本では発売されていません。日本ではタカラトミーモール限定で「SG-EX オートボットラチェット」として2021年1月に発売されました。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。ウォルグリーン限定ではありますが、特にそれを表す表記などはなく、通常Waveで発売されているものと全く同じ体裁になっています。

イラスト面。
ブラックライトでサイバトロン文字が浮かび上がるのも通常Waveと同じ仕様。他のシージの限定版はだいたいオミットされています。
【ロボットモード】
ロボットモード。「アイアンハイド」のパーシャルなので箱感が強く、それがよりラチェットっぽさを強調してくれています。パッと見はアイアンハイドと頭部が違うだけのように感じますが、実際は結構いろいろなところが変わっているのが驚き。また、成型色は白一色のように見えますが、手や股間など見ると分かるように薄いグレーのパーツも使われています。膝下~足部分にはウェザリングが施されていますが、本当に汚れに見えてあまり見栄えは良くないかも…
背面。背中を見るとグレーのパーツがより目立つ感じ。白の成型色は真っ白というより若干乳白色色っぽい感じ。


前面&背面。


側面。
バストアップ。頭部は初代アニメのラチェットらしい優しげな表情。
武器。まずは手持ちの武器「RT-5 レーザースカルペル」。「スカルペル」というくらいなので、銃というよりは手術用の「メス」なのかな。
もう1つ手持ちの「RT-5 マグノレンチ」。
背中に取り付けるランチャー。G1玩具のランチャーをイメージしたものですが、ランチャーには特に名前はない模様。
ランチャーにレーザースカルペルを取り付けると「RT-15 プロテクションレーザーランチャー」に。
背中のランチャーは取り外すことで、手持ちの中にもなります。画像は付属の武器全て組わわせたもの。
【ビークルモード】
ビークルモード。救急車をイメージした車両に変形。セイバートロン星での姿なので結構ゴツめでカッコイイ。肩の赤い塗装部分がランプになるのが面白いですね。ビークルモードで見える部分でもアイアンハイドと異なる部分が多く、大きくはバンパー部分の形状や、肩部分のランプ、後部のパネルなどが違っています。
背面。表に見えるタイヤまで白系って結構珍しいかも。


前面&背面。


側面
そしてもう一つの形態「メディカルベイモード」。G1トイのリペア基地モードをオマージュしたものと思われ、仲間たちを治療する寝台に自ら変形します。
背面。それほど寝心地はよくなさそう…変形は腕部部を展開して、荷台のパネルを閉じるだけで、腕部分は特に固定できるわけではありません。
それほど広くはなく、マイクロマスターあたりを寝せることができます。写真を撮ってる時には気づかなかったけど、ロボットモードの腕部分は固定しないのは腕の部分もマニピュレーターみたいな感じで使ってねってことなのかも?
【比較】
パーシャル元であるシージ版「SG-17 アイアンハイド」と。ラチェットが白いせいもあって、頭部くらいしか違うように見えませんが、表から見える部分では肩、股間、膝下のパネルが別パーツになっています。
ビークルモードでも。ビークルの方が差を感じやすいかも。アースライズやそれ以降で地球モードも出して欲しいなあ。
変形ヘンケイ版「C-14 ラチェット」と(海外ではユニバース(クラシックス2.0)として発売)。今見ると変形ヘンケイ版の顔はだいぶおじさん顔。時期的には実写映画後に発売されたものなので、実写のイメージに寄せられたのかも?
ビークルモード。変形ヘンケイ版もアイアンハイドとパーシャルなわけですが、このビークルの意匠を完全に無視した分割の変形には当時驚いたものです…
【可動・アクション】
可動は基本的に「アイアンハイド」と同じで良好。足の接地面も大きいのでどっしりしたポーズが付けられます。以下、写真続きまーす。
背中にランチャーが付けられるのはマスターピースでもできたギミック。これに限ったことではないですが、シリーズを重ねたり、シリーズをまたぐことでそのキャラらしさみたいなものが遊びとして積み重なっていくのを楽しむのもトランスフォーマーの醍醐味なような気がします。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、 「トランスフォーマージェネレーションズ シージ(海外版)」からウォルグリーン限定「オートボット ラチェット」 でしたー!ベースはアイアンハイドなのでとても遊びやすく、箱っぽさ全開のデザインもG1ラチェットらしさをしっかり出してくれています(少々マッシブだけど)。また、アイアンハイドからの変更箇所がなにげに多いのも嬉しいところで、しっかり別キャラとして作り分けられているのがとても好印象です。その分、初代アニメを語る上で外せないメンバーだけに日本での発売がなかったのはやっぱり残念。(※)しかも、ウォルグリーン限定ということで、国内では輸入ショップなどでも入手が難しい状態でした(管理人はアメリカのAmazonのマケプレから購入しました…)。シージの限定版については何度も言っていますが、コレクションする上で外せないキャラが国内導入されないことが多く、 何故か一部だけタカラトミーモール限定で発売されたこともあり、ファンは待てば良いのか海外版を入手すればいいのか分からずヤキモキさせられることが多かったです。アースライズでは通常Waveすらタカラトミーモール限定になってしまうほどですが、そうであればちゃんと限定品も拾っていってくれると嬉しいなあ…
※2021年1月にタカラトミーモール限定で無事発売されました。
この記事へのコメント
頑張ってこのラチェット手に入れたけど薬局限定品って知らなかった
薬局限定でトランスフォーマー売られてたってアメリカすごいな
なんでここまで変更箇所多いラチェットが限定でクロスヘアーズが通常販売なんだろう?
薬局限定とは驚きましたね。自分のラチェットはマスターピースですが、顔は常に笑顔ですね。ヘケヘケ版は救急車というよりは、レスキュー車と呼んだほうがいいかもしれませんね。
これまでのウォルグリーン限定品だとブレインストームとウイングスパン&クラウドレーカーはレジェンズ枠として日本独自仕様で出て、
レックガーは仕様こそ海外と同じとは言え日本では通常販売されていたので、
「どうせラチェットも普通に出るだろ…」と高を括っていた日本のファンも多かった事だろうと思います。
私も運よく入手出来ましたがクロスヘアーズ以上にキャラとして望まれており凝ったリデコ品であるこのラチェットが多くのファンの手に渡り辛くなってしまった結果に終わってしまったのは残念です。
アースモードが出るならマイクロン伝説以降ラチェットが高確率で変形しているSUV型よりもサイバーバースで久しぶりに変形したバン型の救急車に変形して欲しい物です。
ヘケヘケのラチェットいじってるとき気になって調べたけど、suvの救急車は見つかんなかったけど、現場に医者や機材を運ぶドクターカーとしてなら採用してるところがあるらしいな
でもやっぱラチェットはバンじゃないと嫌だな
正統派リメイクを限定販売に持ってくのはやめれ!
レギュラーメンバーが限定でしか手に入らない商品のシリーズを集める気にはなりませんね・・・
背中に取り付けるランチャーってアイアンハイドの武器じゃなかったっけ・・・?
なんかやたら汚い個体届いたなぁと思ったら汚し塗装でホッとした記憶があります。
胸部のインシグニアが中央からずれてるものもあったみたいですね。
とはいえ強引なメディカルベイも面白くて好きです。
これだけ日本ユーザーに知名度あるキャラのラチェットをせめてタカトミモール通販ですら、売ってくれないのはさすがに異常すぎます。前のスカイワープのセットも欲しかったのに、タカトミはサンダークラッカーまで売ったのに、日本で売ってくれず、自分は海外輸入ショップで買い逃してしまいました…。その上日本主体のジェネレーションズセレクトは海外でも普通に予約できるって、その上アースライズからは海外では通常販売する物を通販限定にしたり、そして日本トイザらスとかにはスタジオシリーズとサイバーバースは多くの売れ残りが出てしまうくらい入荷している…。ジェネレーション系も売れるはずなのに売ってくれない…。やっぱ日本ユーザーに対してのハズブロ、タカトミのマーケティングが適当すぎる、またはわざとユーザーを苦しめるようにしているようにしか見えないと個人的に感じています。
長文失礼しました。
個人的にこの型は肉抜きよりも股関節のスカートが無いことの方が気になる.
リペアベイモードはトランスプレイの域を出ない感ありますが付属武器とかとかでそれっぽく仕上がっていて好きです.
国内導入の話はもう疲れてしまいました…アースライズのスモークスクリーンの件でも触れた気がしますが,「アースライズでも出すから1年我慢して」っていう意図なのかとも考えましたが…好意的すぎますね.
アースライズはモール限定でももういいのできちんとフォローしてくれたらうれしいです(諦め)
これからの日本でのTFのコレクションは輸入前提になりそうですね…すでになってる感ありますが.
これに限ったことではないですが、シリーズを重ねたり、シリーズをまたぐことでそのキャラらしさみたいなものが遊びとして積み重なっていくのを楽しむのもトランスフォーマーの醍醐味なような気がします。
↑
ウルトラマグナスのハンマーとかそうですよね。凄く分かります
レビューありがとうございます。
元値19.99USDだったとは・・・
昨年ラチェットをこの価格で入手していたら、ギャラクティックマンもコンバットメガトロンも我慢せず買ったのに(^_^;)
リペアベイモードはちょっと狭いのですが、5mmジョイントを生かして、ドライブヘッドのトランスポーターガイアのマニピュレータと混ぜて遊んでいます。
今のところERラチェットの話はありませんし・・・
結果として、SGスモスクよりも、こっちのラチェットをモール販売にすれば良かったと思いますねー。
まぁ文句を言っても始まらないので、欲しいものは、これからも輸入主体にシフトするしかないかなぁ・・・
主要キャラの国内未導入残念ですよね。
難しいのかもしれないですが、海外も国内もほぼ同時期に同じような価格で販売すればタカラトミーとしてのトランスフォーマーの販売数も上がるのでは?とも思います。
コアなファンは先行で販売されるハズブロのトランスフォーマーを購入してしまうので、国内の販売数も下がってしまうんではないでしょうか?
アースライズの販売時期や価格はその実験でもしてるんじゃないかと勘ぐってしまうくらいで。
事実、管理さんも多くの配信者の方も海外版の紹介が多いですしね。
ネットのおかげで地方の人でも海外版が買いやすくなりましたし。
モール限定でもいいので、極力メンバーは国内でも揃えたいですよね。
タカラトミーモール限定でいいから欲しかったですが、まさか海外でもドラッグストア限定だったんですね。
思うのですが、最近のトランスフォーマー はメーカー希望価格よりも安価で販売する大型チェーン展開の家電量販店及び玩具屋さんだけでなく、割引価格で取り扱う通販サイトの普及、それに伴う大手フリマアプリやネットオークションによる転売、とまではいかなくても新品若しくは未使用に近い状態で定価よりも安値で手に入る事により、メーカー側の収入利益が少なくなってしまうのが、タカラトミーモール含め限定販売が増えた原因なのではないでしょうか。
本体価格には原価、金型製作費、開発費用、販売手数料、出荷、梱包による費用、小売店の利益、発売元の利益、人件費、工場の水光熱費とほんの僅かな利益を上乗せして販売している訳ですから、あまつさえメーカー側には3000円くらいのデラックスクラス一体が売れても僅かしか利益が得られないはずなのに、定価ではほとんど買ってもらえない現状をどうにかして打破するための苦渋の上の決断であると思います。
我々ファンも今後のより良いトランスフォーマー を開発してもらい、それを手に入れる為の未来への投資として、定価とまではいかなくても、出来る限りメーカーの希望価格に近い値段で購入してあげるべきなのではないでしょうか。
長々と駄文を失礼致しました。