今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「54 メガトロン」をご紹介!
商品名 | 54 メガトロン(Megatron) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2019年12月 |
価格 | $29.99 |
ということで、スタジオシリース版ボイジャークラス「メガトロン」です!このメガトロンは実写映画第1作『トランスフォーマー』に登場した「メガトロン」を再現したもので、これをもって旧トリロジー3作のメガトロンがすべて揃うことになります!ものとしては「SS-11 メガトロン」のパーシャルで、一部パーツが流用されていますが、ビークルモードは劇中通り「エイリアンジェット」に変形します。日本でも発売が決定しており、近々発売時期が明らかになるものと思われます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
台紙兼ディスプレイスタンドは『トランスフォーマー』でのクライマックスの市街地戦のシーンを再現したもの。同じシーンを使っている「アイアンハイド」などと比べると若干引いた絵になっています。
【ロボットモード】
ロボットモード。全身に施されたシルバーの塗装が眩しい!「MPM-8 メガトロン」を実感したあとでは、ちょっとイメージと違うかな…?という感じもするのですが、頭部、四肢はほぼ新規造形なこともあり、第1作目のメガトロンの雰囲気は十分出ていると思います。あとはやっぱり塗装のおかげもあってリッチ感がすごい!シルバーのボディのキャラが無塗装のときはより寂しく見えてしまうので、その辺もハスブロはユーザーの意見を汲んできてくれてるのかなあ?とも思ったり。
背面。背中も新規造形でスッキリしています。これでどうやってあの翼の大きいジェットに変形するの!?と思っちゃうほど。まあ、見ての通り足が変形するのですが!
前面&背面。
側面。脚部のボリュームが結構すごい。
頭部は新規造形。造形も細かく、塗装の塗り分けもしっかりしていて、劇中の凶悪さが出ててカッコイイ。胸部は「SS-11 メガトロン」と共通。『トランスフォーマー』と『リベンジ』では明らかにデザインが異なっていたのですが、今回は残念ながらリベンジ版そのまま。
武器はチェーンメイスが付属。手を畳んでそこに差し込みます。先端の手が変形したメイス部分は別パーツになっていて、回転させることができます。チェーン部分は固いので、この伸び切った形状からは形は変えられません。
外したチェーンメイスは膝横に一応つけられるのですが、これはビークルモード時に取り付ける場所で、ロボットモードでの取り付け場所は説明書などでは示されていません。もし「ここにつけれるよ!」っていうのがあれば教えて下さい!
【ビークルモード】
続いてビークルモード。「エイリアンジェット」に変形。劇中の特徴的なシルエットを忠実に再現してくれています。こちらもほぼ全面シルバー塗装になっていて見た目もリッチ。ちなみに先端の黒い部分は軟質パーツではなく普通の硬さのプラスチックで、この他の部分も軟質パーツは一切使用されていません。
背面。大きな翼と尾翼がカッコイイ。映画公開当時は謎ビークルに変形するのがつまらないと感じていたけど、10年以上経ってその謎にも慣れて、かっこよく思えてくるから不思議。
変形は「SS-11 メガトロン」とは全く別物。格段に変形しやすくなっていて、各部かっちり変形してくれます(軟質パーツがないのもひとつの要因かな?)。翼は脚部に細かく折りたたまれているのをパタパタ展開するのが楽しい。また、機首部分や翼の変形は「MPM-8 メガトロン」の変形がフィードバックされている感じなのも面白いです。
前面&背面。
側面。
武器は脚部の膝脇の5mm穴に固定できます。
ビークルモード専用のフィギュアスタンド用の穴が設けられているのですが、奥まったところにあって、管理人がいつも使っているものは取り付けられませんでした…ビークル時は常に飛んでる印象だから、もうちょっと付けやすい穴だったら嬉しかったなあ。
【比較】
パーシャル元のスタジオシリーズボイジャークラスのリベンジ版「メガトロン」(写真は海外限定「31 バトルダメージ メガトロン」)と。 表面から分かる共通部分はボディくらいで、あとは別物。ちなみに同時期に発売されたリーダークラスの「ショックウェーブ」もリベンジメガトロンのパーシャルなのですが、もしかして今回のメガトロンとショックウェーブのパーシャルパーツを組み合わせたらリベンジメガトロンができ…ないか。
ビークルモードでも。ボディのパーツ以外はほぼ別ものなので、さわり心地も全く違います。変形の楽しさやガッチリ感は圧倒的に今回のメガトロンに軍配が上がります。
スタジオシリーズで旧トリロジー3作全部のメガトロンが揃う…!
2007年の『トランスフォーマー』公開時に発売されたボイジャークラス「MD-14 フローズンメガトロン」と。フローズンメガトロンは 当時はちょっとネタ玩具っぽく感じてたけど、こうして今見ると結構頑張って劇中再現しているし、オートモーフとかも結構すごいことしてるんだよなあ。
ビークルモードでも。フローズンメガトロンは氷がエフェクトっぽくなっててカッコイイ。
マスターピースムービーシリーズ版「MPM-8 メガトロン」と。まさかこんな短期間に第1作目のメガトロン玩具が2つも出るとは…マスターピース版がスタイルを含めて圧倒的な再現度なので、その部分ではどうしても負けてしまうけど、今回のボイジャー版には「MPM-8」で培われたものがしっかり受け継がれている感じがします。
ビークルモードでも。
スタジオシリーズの第1作目版「オプティマスプライム」と。同じボイジャークラスですが、しっかり身長差が再現されています。
ビークルモードでも。
そしてこの「メガトロン」で実写映画第1作目『トランスフォーマー』のディセプティコンが揃いました(フレンジーはまあ…)!長かったようなあっという間だったような…
【可動・アクション】
可動も腰が回らないくらいで良好。足首に横の可動があるので設置性も抜群です。ただ、武器がちょっと扱いにくく、写真ではなかなかかっこよくポーズを決められず…以下、写真続きまーす。
ボディがリベンジメガトロンなのが意外と目立って、パッと見リベンジメガトロンに見えてしまう…デザインと言うよりはマッチョな体型のせいなのかな?
武器は途中に関節があったらもっと表情が出せたなあ。ちなみにロボットモードではお尻にフィギュアスタンド用の穴があちゃんとあります。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「54 メガトロン」でしたー!モノは「SS-11 メガトロン」のパーシャルではありますが、共通部分は胸部+α程度しかなく、それ以外はほぼ新規造形になっていて、全く新しい玩具として遊ぶことができます!変形も「MPM-8 メガトロン」のマインドを引き継ぎつつ、楽しい変形になっているし、形状の割に珍しく軟質パーツが使われていないこともあって、全体的にカッチリした作りになっています。全身シルバーに塗装されているので、ロボットモード、ビークルモードとも間違いなくカッコイイんですが、唯一とも言えるパーシャルパーツである胴体部分の主張が結構強いのと、武器の使い勝手が悪いのだけちょっと残念だったかな。それ以外はとても遊びやすく、なにより『トランスフォーマー』のディセプティコンが全員揃った満足感がすごい!日本でももうすぐ発売になるので、メガトロンファンは是非楽しみにしてほしいと思います!
レビューありがとうございます。
我が家も年末に届いて、楽しく遊んでいます!
結局MPM版の購入を見送ったのですが、SSでディセプティコンメンバーを並べられて大満足です。
こう見ると、リーダークラスのブラックアウトより若干小さいぐらいで、ボイジャーにしては結構大きめですよねー。
とにかく手に取りやすくて、変形もカッチリ決まるので、何度もトランスフォームさせています。
そして全面シルバーの塗装は、本当にカッコいい!
今は展示ケースの最上段に飾っています。