今日はマスターピースから「MP-34S シャドーパンサー(ビーストウォーズ)」をご紹介!
商品名 | MP-34S シャドーパンサー(ビーストウォーズ) |
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シリーズ名 | マスターピース |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年8月31日 |
価格 | ¥8,000(税抜) |
ということで、タカラトミーモール限定マスターピース版「シャドーパンサー」です!「シャドーパンサー」はもともと日本独自の玩具オリジナルのキャラクターですが、おなじみのブラックカラーということと、当時「ライノックス」の対決セットの片割れで実売されたということもあり、映像等には登場はしないのですが意外と知名度が高いのではないでしょうか。今回のマスターピース版も当時の玩具が「チータス」のリカラーだったのと同じく、2016年に発売された「MP-34 チータス(ビーストウォーズ)」のリカラーとなり、新たに付属品がいくつか追加されています。それではさくっと行ってみましょー。
リカラー元の「MP-34 チータス(ビーストウォーズ)」のレビューは以下からどうぞ!
【パッケージ・内容物】
パッケージ。「MP-34 チータス(ビーストウォーズ)」と同サイズの箱。
箱の中はこんな感じ。チータスと同じ配置ですが、隙間に追加パーツが配置されています。
キャラクターカード。キャラクラーのイラストは当時の3Dグラフィックが使用されています。
【ロボットモード】
ロボットモード。基本的にチータスと同じですが、黒とシルバーメインのカラーリングになったことでとても引き締まって見えます。黒い部分もほぼ塗装となっており、毛並みも汚し塗装ではなくちゃんとプリントで表現されており、意外と手が込んでいます。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部なども特に造形に変更はなく、リカラーのみですが、マスクがシルバーのせいかよりロボットチックな感じになっています。また、目は集光ギミック付きですが、結構暗め。
最後に今回新たに追加された「パンサー・アイ」。旧玩具のビーストマスクギミックを再現したもの。銀メッキとなっており、なかなかカッコイイ。
ちなみに「MP-34 チータス(ビーストウォーズ)」で硬かった首の上下の可動が今回はかなりしやすくなっています。ここは変形でも必要な可動箇所で、チータスは固くて動かしにくく、首の根元からはずれてしまうという問題があったのですが、恐らく今回調整が入ったものと思われます。
上半身。黒ヒョウの額あたりを見ていただくと毛並みが細かいドットになっているのでプリントであることが分かると思います。ちなみに鼻先のは多分傷…
背面。ふくらはぎに配置された肉球がかわいい。ふくらはぎ部分に変形間違いがありました…本来はビーストモードの後ろ足部分はもっと収納できます。コメントでのご指摘ありがとうございます。
続いて武器。「シャドー・ミスト」。ビーストモードの腹部が変形したもの。毒霧が出るらしい。
今回の新たに「試作型コムリンク」が付属。これは『ビーストウォーズ』でライノックスが開発した通信機。劇中では壊れてしまいますが、今回のものは「タランスが複製したのかも?」という設定になっています。
もちろん「MP-34 チータス(ビーストウォーズ)」にも取り付けることができます。
【ビーストモード】
続いてビーストモード。「黒ヒョウ」に変形。とは言えチータスのリカラーなので「チーター」を黒くしたもので、厳密に黒ヒョウは再現されていません。実際の黒ヒョウはもう少し足が短めで顔もライオン系。ただ、今回はどちらかと言えば玩具としての「シャドーパンサー」のリメイクという意味合いが強いので、「チータスのリカラー」であることが重要なんだと思います。ほぼ全面塗装で、毛並みはプリントで再現されており、塗装箇所としてはチータスと変わりない感じ。
前面&背面。
側面。
ビーストモードでも3種類の交換用ヘッドが付属。まずは通常顔。通常顔は旧玩具オマージュで目に瞳が入っていません。ヒゲはテグスで再現されていますが、ロボットモード時に胴体へ収納される際折り目が付いてしまうのがネック…
「怒り」。こちらは瞳入り。説明書によれば「旧パッケージとカードで描かれていたもの」を再現しているとのこと。
「驚き」。
目のパーツはそれぞれ取り外して交換することができ、目線を変えることができます。また、首のジョイントを引き出すことで首を上下左右に動かせますが、引き出すのに少し苦労するのは変わらず。
こちらも「MP-34 チータス(ビーストウォーズ)」に取付可。
【比較】
「MP-34 チータス(ビーストウォーズ)」と比較。カラーリングかかなり異なっているので、印象もだいぶ違います。シャドーパンサーは黒メインではありますが、黒い部分も全部塗装なので、実物はチータスと変わらぬリッチさを感じられます。
ビーストモードでも。今回はこれでいいけど、「タイガトロン」を出すならちゃんとリデコして欲しい…
「シャドーパンサー」の当時玩具は持っていないので、「チータス」のビーストマスクと。形状はかなり忠実に再現されています。
【可動・アクション】
可動はチータスから変更はなし。上で紹介したように頭部はかなり可動しやすくなっていますが、それ以外の各部の渋い感じはそのまま。肘や膝など二重関節になっていたり、足首も動いたりこの辺りはさすがマスターピース。以下、写真続きまーす。
ロボットモード、ビーストモード両モードでフィギュアスタンド用の穴があります。
以上、マスターピースから「MP-34S シャドーパンサー(ビーストウォーズ)」でしたー!物自体は「MP-34 チータス(ビーストウォーズ)」と同じなので安心して遊べます。また、黒い部分も全塗装で、毛並みもプリントで再現されていたりと意外と手が込んでいるのも良いです。追加された付属品もチータスを補完するのではありますが、それほど重要なアイテムでもなくちょうどいい感じ。ビーストモードが黒ヒョウではないのは少し気になりますが、取扱説明書を読むと「玩具としてのシャドーパンサーのリメイク」の側面が強いようなので、「チータスのブラックバージョン」という位置づけで見るのが良いと思います。。あとはチータスのリカラーと言えば「タイガトロン」がありますが、これはしっかりリデコ、もしくは新規で出てくれれば…(ここ最近の『ビーストウォーズ」』マスターピースのこだわりを見ればきっとタカラトミーもそうはしたくないと考えているとは思いますが)すでにタカラトミーモールでは販売は終了したものとなりますが、今後蔵出しなどで登場するのではないかと思われますので、気になる方はタカラトミーモールを頻繁にチェックしてみるとよいかと思います!
レビューお疲れ様です。チータスを黒くしただけなのに、ここまでイメージがガラリと変わってしまうのがすごいですね。よく考えたら、マスターピースとしては初のデストロンのビースト戦士ですね。今回のシャドーパンサーはリカラーで済みましたが、こう見るとタイガトロンはそうはいきませんね。チータス再販されないかなぁ。