今日はマスターピースから「MP-34 チータス (ビーストウォーズ)」をご紹介!撃つべし!撃つべし!
商品名 | MP34 チータス (ビーストウォーズ) |
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シリーズ名 | マスターピース |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2016年2月25日 |
価格 | ¥7,000(税抜) |
というわけで、マスターピース版「チータス」です!「ビーストウォーズ」は2016年で生誕20周年をむかえ、2017年は日本で放映が始まってから20周年となります。それを記念するような形で「MP-32 コンボイ(ビーストウォーズ)」が昨年10月に発売され、そして今回マスターピース化第2弾として、この「チータス」が選ばれました!今回も「コンボイ」同様、水圧転写によるビーストモードのチーターの模様を再現。またビーストモードではテグスを使ってヒゲを再現しているなど挑戦的な仕様となっています。それではいってみましょー!
【パッケージ・内容物】
まずはパッケージ。大きさは「MP-12 ランボル」などと同じ。
キャラクターカード。イラストは描き起こし。最近アンケートの用紙はなくなって、箱のベロの部分に印刷されるようになりました。 テックスペックはさすがのスピード「10」。勇気も「9」と劇中のちょっと無鉄砲な感じとかを思い出させてくれます。
【ロボットモード】
ロボットモード。まさにチータス!スタイルはスラリとしながらも筋肉質な感じでアニメのイメージ通り!ビースト部分はリアルなチーター柄に、そしてメカニックな部分はメタリック塗装になっていることで非常にメリハリが出ています。また、細身ではありますが、パーツがギュッと詰まっており、持ったとき意外とずっしり来ます。
背面。背中のパーツが結構大きめですが、配置的には劇中をかなり忠実に再現しています。接地がしっかりしているので、後ろに倒れるようなことはありません。
前面&背面。
右面&左面。
バストアップ。まずは通常顔。顔も非常によく作られており、これも劇中のイメージまま。額にはサイバトロン(マキシマルズ)マークが印刷されています。また、目には集光ギミックが施されており、以下で紹介するフェイスパーツでもすべていい感じで光ってくれます。
フェイスパーツは通常顔の他に2つ付属。左が「驚き」顔、右が「微笑み」顔。ほほの脇のパーツがあるせいで、それほど極端な表情の差を感じられないのは残念。けど、目の大きさとかちゃんと違っているのはいいですね。
上半身。胸部のチーターの顔は、実際のビーストモードの頭部ではなくダミーパーツとなっています。個人的にあまりダミーパーツは好きではないのですが、今回はこれによって胸部の劇中のデザインを忠実に再現しており、ロボットモードの完成度を高めてくれています。さらに変形ではこの裏側に同じ角度でチーターの頭が収納されるようになっており、無理矢理なダミー処理ではなく、あくまで劇中再現に拘った選択であることが伺えます。
背面。前足のクロスしているところはジョイントで固定されていて、見た目よりもかなりかっちりした感じになっています。
下半身。脛の模様が左右違うのもちゃんと再現。腰当ては顔っぽいデザインということに初めて気づいた…
背面。背中の前足で隠れていますが、お尻にはフィギュアスタンド用の穴が開けられています。
続いて武器「レーザーショットA」。オリジナル版と同じチーターの腹部を取り外して変形。今回内蔵部分は劇中に合わせちゃんとピンク色で塗装されています。気持ち悪いよ!
もう一つの武器「レーザーショットB」。これもオリジナル同様、チーターの背中からしっぽにかけてを取り外して変形させます。
「レーザーショットA」と「レーザーショットB」は背中に取り付けることができます。
【ビーストモード】
続いてビーストモード。チーターに変形。ビーストモードでもかなり劇中に近い姿になっており、スラリとしたスタイルがとてもかっこいい。さすがに分割ラインは多いのですが、こう見えて意外とかっちり変形だし、足回りの関節もしっかりしていてよいです。
背面。後ろ足には、ロボットモードの爪先部分が配置されているのと、青色部分が残ってしまっているのが非常に惜しい。ただ、これ以上どうにもできなそうなのも事実で、究極の選択でビーストモードをちょっとだけ犠牲にして、ロボットモードのスタイル再現に全振りしたのではないかと思われます。
前面&背面。しっぽの付け根部分に「レーザーショットB」の銃口が配置されていています…
左面&右面。腹部あたりの分割はかなり複雑な感じになっています。
ビーストモードでは3種類の頭部パーツがあり、さらに目線が正面、右、左の3種類が付属します。購入時は頭部パーツに目線パーツがすでにひとつずつセットされているので、目線を変える場合は一度取り外してから付け替える必要があります。目線の取り外しは少しキツイので、目線パーツのくぼみにマイナスドライバナーなど引っ掛けて取り外すとよいです。
通常表情。目線は正面。ビーストモードの頭部はそれぞれ口の開閉が可能。表情は3パターンですが、この口の開閉があるおかげでそれ以上の表情をつけることができます。ちなみにヒゲ部分はテグスのようなビニール製のヒモでできています。ただ、ロボットモードで体内に頭部が収納される際に、ヒゲが押し込まれクセが付いてしまうのが難点…分解してテグスに置き換えられるか今度試してみよう。
「怒り」。目線は右をセット。
「驚き」。目線は左をセット。
武器となる「背中〜しっぽ」部分と「腹部」を取るとこんな感じ。
首の付け根はここまで引き出すことができます。引き出すことで、上下左右に首を振ることができるようになりますが、結構キツイので引き出すのはちょっと大変。また、ロボットに変形する際は伸ばした首はしっかり戻さないとうまく変形できません。
しっかり引き出すとここまで首を曲げることができるようになります。
【比較】
まずはオリジナルのチータスと比較。旧玩具で「チータス」はいくつかバージョンが存在しますが、画像は「テレもちゃ」版「TM-03 チータス」。旧玩具は変形も気気味よく、とても遊びやすい名作だと思います。
ビーストモードでも。ビーストモードではより進化を感じますね。旧玩具はチーターというよりは山猫っぽい…
つづいて変形ヘンケイ版「C-12 サイバトロンチータス」と。この変形ヘンケイ版の評価は結構賛否分かれているように思うのですが、個人的には変形が面白いので結構好き。
ビーストモードでも。ビーストモードでも変形ヘンケイ版はかなり細いスタイルになっています。これはこれでチーターらしさがより強調されているように思います。
マスターピース「MP32 コンボイ (ビーストウォーズ)」と比較。
【可動・アクション】
可動は申し分なし。肘も膝も二重関節になっており、自然形で立ち膝も余裕。
足首の可動も非常に優秀で、足を広く広げてもしっかり立ってくれます。そこいらのアクションフィギュアよりも可動はかなり拘ったものになっています。以下写真続きまーす。
お尻にあるフュギュアスタンド用の穴を使って。チータスはとてもアクティブなキャラなので、フィギュアスタンドを使って飾ってあげるとより楽しめます。
ゴリラコンボイ同様、ビーストモードでもとてもよく動いてくれます。アニメ劇中でもビーストモードとロボットモードどちらでも活躍が多かったので、こうして両方しっかり遊べるのはとても嬉しい。
ビーストモードでも腹部(「レーザーショットA」部分)にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
非常にリアルな体型なので、動物らしいポーズも自然に決まります、
サイバトロンの面々と。「ダイノボット」のマスターピース化も決まっているので、一緒に並べるのが今から楽しみ!ヒーローX刊「トランスフォーマージェネレーション2017 VOL.1」では開発者コメントとして主要メンバーを揃えるのが目標ということも書かれていたので、ダイノボット以降の展開にも期待!
以上、マスターピースから「MP34 チータス (ビーストウォーズ)」でしたー!「MP-32 コンボイ(ビーストウォーズ)」に続き、「ビーストウォーズ」マスターピース化第2弾となったわけですが、コンボイに負けず劣らずの完成度になっています!ロボットモード、ビーストモードどちらも非常に表情豊かに動いてくれるし、水圧転写の塗装もキレイでコンボイのように擦れを気にする箇所も少ないです。ビーストモードも分割や、ロボットモードでの胸部のダミーなど、発売前にイベントなどで見るたびに結構気になっていたんですが、実際触ってみるとビーストモードは分割はありながらもかっちりしているし、胸のダミーのチーターの顔も同じ位置に収まるようになっていて、ダミーはダミーでも安易なものではなく、「コレジャナイ」ものにしないためのおそらく苦渋の決断だったのではないかと思います。あとはビーストモードのヒゲの扱いに気を使うくらいで、まさにマスターピースの何ふさわしいチータスになっています。「ビーストウォーズ」ファンはもちろんのこと、そうでない人にもぜひ触って欲しいと思います!オススメ!
私が手に入れたチータスは本体は完璧なのにロボットモード用フェイスパーツが二つとも
微笑みパーツが入っていてタカラトミーの相談窓口にメールを送って不足したパーツだけ送って貰おうとしたら
丸々一つ新品が送られてきたきて一緒に着払いの伝票が入っていて相談窓口に電話し、不良品の方を
送ったほうがいいのか確認したら送らなくてもいいという回答があり今手元にチータスが二体ある状態で
少し得した気分になりました。