今日は2014年11月29日〜30日にかけてイオンモール幕張新都心にて行われた「トランスフォーマーカーニバル in 幕張新都心」の様子をご紹介!
ということで、今年の夏から断続的に行われてきたトランスフォーマー30周年キャラバン「トランスフォーマーカーニバル」がイオンモール幕張新都心にて開催され、管理人もふらっと行ってみたので簡単ではありますがレポートをお届けしたいと思います。開催されてのは2014年11月20日(土)と30日(日)の2日間で、管理人はその1日目に参加。特に物販などのない、主にトランスフォーマーを今の子供達にも知ってもらおう!というのが大きな目的のイベントとなっており、これまでも大阪の八尾や、兵庫の伊丹などでも同様に開催されたものとなります。それではいってみましょー。
開催されたイオンモール幕張新都心は、千葉県千葉市美浜区に2013年の12月に出来たばかりのイオンモールの中でも最大級のショッピングモールとなります。というのも幕張にはイオンの本社があることもあり、この幕張新都心店は総本店とも呼ばれる店舗になっています。施設は「グランドモール」、「ファミリーモール」、「アクティブモール」、「ペットモール」の4エリアからなり、今回の「トランスフォーマーカーニバル」は「ファミリーモール」1階のファミリーコートと言う広場で行われました。
今回、特に何も考えずふらっと行ったので道中の様子などは全く記録していないのですが、兎にも角にもこのイオンモール幕張新都心は駅から遠い!そもそも郊外型のショッピングモールなので仕方ないですが、最寄り駅からは歩いて20分以上あります。その分、バスなどは充実しており、管理人は行きも帰りもバスを利用しました。ちなみに、どうやらこのイオンモールの場所に京葉線の駅が将来的に設置する構想があるようです。
【会場のようす】
エスカレーター脇にあるスペース「ファミリーコート」でこの「トランスフォーマーカーニバル」は行われました。基本的に親子連れが多かったですが、カップルやトランスフォーマーファンと思われる人もちらほら。写真は人がはけた時に撮ったので閑散としているように見えますが、実際はそこそこな盛り上がりを見せていました。
おそらくイオン側で作成したであろう告知ポスター。
おそらくタカトミ側が制作したであろうポスター。上記のポスターと基本内容は同じ。
そして今回、この「トランスフォーマーカーニバル」に合わせて、同じ「ファミリーコート」内にあるトイザらス・ベビーザらス幕張新都心店限定でプレゼント企画が実施。トランスフォーマー関連商品を3,000円以上購入すると、先着300名に「EZコレクション」または「マイクロン」がプレゼントされるというもの。もらえるのは6種類から1つとなり、これまでの配布マイクロンなどの余り物が寄せ集められたようなラインナップとなっています。
【展示物】
「トランスフォーマーカーニバル」が行われているファミリーコートでまず目を引いたのが実車カマロ!トランスフォーマー仕様の市販車となり、これまでも度々さまざまなイベントに登場しました。ただ、今年の夏に「ロストエイジ」公開時期に行われたレッドカーペットイベントや渋谷ジャック、「トランスフォーマー博」で登場した「ロストエイジ」仕様のカマロではなく、旧トリロジーのバンブルビーをイメージしたものとなります。おそらくタカトミの所有物。
カマロの傍らにはこちらもお馴染みバンブルビー像。実写版「トランスフォーマー」1作目からこちらもいろんな場所に登場しています。
横にはバンブルビーの説明パネルが。何気にしっかりした紹介文になっていますね。イラストは「ロストエイジ」版。
会場には3体のオプティマスプライムが。まずはムービー版(リベンジ版)オプティマスプライム。
劇場版オプティマス説明パネル。イラストは「ロストエイジ」版。
玩具の展示もあり、歴代司令官がずらりと展示。さすがにフォートレスはいないか…
裏側には「トランスフォーマー/ロストエイジ」関連玩具が。上段は主に「ロストエイジ」シリーズ。
「ロストエイジシリーズ」の体験コーナーも。たくさんの子どもたちが楽しんでいました。みんなこのあとトイザらスでトランスフォーマーの玩具を買ってもらえたことを祈ります…
【デザイナーインタビュー】
そして今回、この「トランスフォーマーカーニバル in 幕張新都心」用に録りおろされたと思われるデザイナーインタビューの動画が流れていました。映像としては10分程度のもので、「AD02 クラシックオプティマスプライム」を担当した小林弘典氏と、「DAK03 オプティマスプライム ロストエイジVer.」を担当した中瀬崇嗣氏による解説となり、おそらくそのうち公式にアップされるんじゃないかなーとは思うのですが、要点まとめてみました。
トイザらス限定「オプティマスプライム ラスティVer.」について
・「ムービーアドバンスドシリーズ」は今までのコアファン向けから一転して広い層をとっていこう、ということで、これまでと比べて鮮やかな色が積極的に使われている。しかし、日本のファンは映像と近いものを望んでいるというのを我々もわかっているので、限定品として錆カラーのものを作った。
・通常であればウェザリング塗装を使ってやるのが普通だが、塗装の品質を安定させるためにプリントにした。まずビークルモードの4面のサビのイラストを書いて、それを4色に分けて4回印刷して錆を再現した。
・映画版トランスフォーマートイの作り方は、まず初期段階のラフスケッチを2、3枚もらって、それを元に設計する。他のシリーズのトランスフォーマーよりも難しい開発作業になる。分からずじまいにやってるので、初期にやってるものは映像をみて「あー、しまった、直しておけばよかった」となるが、後半に発売されるものは映像を見てから作ったものは再現度は高い。初期段階から映画に近づけるために、これまでの経験から「おそらくこうだろう」と推測ができるようになって、今回資料が少ない中でもよいものが出来た。
・クラシックオプティマスはロボットモードはこれまでの3部作のデザインでありながら、ビークルモードがG1のスタイルで、素晴らしいファンサービスだと思った。これが新しいムービー4のビークルモードということではなく、この後により流線型のカッコイイオプティマスになる前の一瞬に登場するのがニクいな、と思った。
・こだわりとしては、旧3部作のオプティマスの姿を作れるのはラストチャンスじゃないかと思いながら作った。まずロボットモードの理想型の3GCGモデルを作って、それとは別に変形について考え、それを合わせることで理想型のオプティマスを作った。
トイザらス限定「ロールバー」について・映画には出てこないオフスクリーンとなるが、実際にトランスフォームしたら、という想像の世界のキャラクター。
・海外でセットで発売された「ロールバー」よりも、紫部分がより劇中に近いものになっている。
・立たせにくい場合は、膝の下部分をSの字立ちできるよう、しっかり折り込むと重心が安定する。
デュアルモデルキット「DMK03 オプティマスプライム」について・「DMK01 オプティマスプライム」とコアボディは共通のものにしようと思っていたが、半分程度新規パーツになっている。また、ファイアーパターンが前回はタンポ印刷だったが、今回はデカールになっている。
・通常のトランスフォーマー玩具は変形する関係で背面がなかなか再現できないが、DMKでは再現出来ている。また、局面の再現できているのもポイント。あとは筋肉を感じるお尻周りがオススメ。
・オススメの作り方は、シルバーの部分は銀に塗るといいと思う。また墨入れしてもらうとディテールが細かいので良くなる。
・組み立ては「DMK01」の反省を踏まえて、組み立てやすくなっている。水転写デカールは難しいかもしれないが頑張ってやって欲しい。
【トランスフォーマークイズ大会】
会場では1日3回「トランスフォーマークイズ大会」が開かれました。主に小さな子向けのクイズとなっており、問題はとても簡単なもの。景品は「トランスフォーマー博」で販売されたグッズ(マグカップ、タオル、Tシャツなど)となっており、司会のお姉さんの進行で進められていきました。
そしてクイズコーナーにはスペシャルゲストこの夏各所で活躍した「オプティマスプライム」が登場!
司会のお姉さんに「オプティマスプライムさん、カッコイイポーズお願いします」と言われてのこのポーズ!カッコイイ!!
ということで、登場の模様を動画でも撮ってみました。クイズ大会が終了した後はオプティマスとの撮影会が実施され、一人ずつ一緒に写真を自分のカメラで撮ってもらうことが出来ました。管理人も撮ってもらっちゃった…
【トイザらス・ベビーザらス幕張新都心店】
トイザらス・ベビーザらス幕張新都心店ではこの「トランスフォーマーカーニバル」に合わせて、キャンペーンが実施されました。トランスフォーマー関連商品を3,000円(税込)以上購入で、先着300名に6種類のマイクロンやEZコレクションから1つ選んでもらえるというもの。
ちなみにもらえたのはこの6種類。管理人は過去にもらってなかった「ピンポインター」をもらってきました。
ファミリーコートの通路にはトイザらスによるクリスマスオススメのプレゼントが。その中に「AD31 アーマーナイトオプティマスプライム」の姿も。
【配布物】
会場にはいくつか配布物(配布というか、「ご自由にお持ちください」でした)があり、自由にもらうことができました。まずは夏にも配られたDVD。ちなみにトイザらスでも上のキャンペーンの景品と一緒にもらえました。持ってなかったから嬉しかった。
そして「トランスフォーマーロストエイジ おたのしみBOOK」も。これも以前トイザらスで子供向けの体験会があった際先着でもらえたもの。
伝説となりつつある「ロストエイジ!シリーズのうた」の歌詞も掲載。
以上、「トランスフォーマーカーニバル in 幕張新都心」のレポートでしたー!新しい世代のトランスフォーマーファンを創出するためのイベントということもあり、小さな子向けの内容ではありましたが、行ってみて感じたのはちゃんと二世代を取り込むコンテンツになっている(なりつつある)ということでした。かつてトランスフォーマーの玩具で遊んでいたまさに管理人の世代が親になり、更に映画というコンテンツを元にトランスフォーマーブランドも世間的には浸透したとすれば、あとはやはり玩具のターゲットとなるべき小さな子どもたちへのこういうアプローチの場は必要となります。しかもちゃんと食いついてくれているのを見ると、トランスフォーマーの将来も決して暗くはないのではないかと思いました。今後もこういうイベントを通してたくさんのトランスフォーマーファンが増えるといいですね!
オラクルってどこかで聞いたと思ったら、リターンズのあれか?