今日はマスターピースから「MP-19 スモークスクリーン」をご紹介!
商品名 | MP-19スモークスクリーン |
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シリーズ名 | マスターピース |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
価格 | ¥6,825(税込) |
ということでマスターピース版スモークスクリーンです!「MP-17プロール」、「MP-18ストリーク」に続くフェアレディZシリーズもいよいよ最後の一人となりました。最近では「トランスフォーマープライム」でもメインキャラクターとして登場したり、少し前では「バイナルテック」シリーズの第1弾として発売されるなど、キャラクター人気も何気に根強よく、今回のMP化も当然の流れかと思います。今回のスモークスクリーンはベースは「MP-17プロール」となりますが、ただのリカラーではなく新規造形パーツで劇中のスタイルをしっかり再現しているのがポイント。それではいってみましょー!
【パッケージ&内容物】
パッケージ。「MP-12ランボル」から続くカーロボット戦士たちと同じ日本の住宅事情を考慮した?箱の大きさ。日産の正式ライセンスであることを表す日産のマークが表面に大きく描かれています。
4 | 8 | 7 | 5 | 6 | 8 | 6 | 9 |
紙ものは取扱説明書とカード、そしていつものアンケート。テックスペックは戦術家だけあって火力よりも頭の良さで勝負、と言った感じですね。
【ロボットモード】
ロボットモード。トリコロールカラーがとてもキレイでこれまでのプロール、ストリークとは全く違うカラフルさがいいですね!見た目もアニメまんまのスモークスクリーンで、月並みの表現ですがテレビから出てきたかのような仕上がりとなっています。これまでのプロール、ストリークでも言ってきたけど手に持った大きさもすごくいいです。
3面。赤、青、白のカラーがなかなかヒロイックさを感じさせます。
バストアップ。頭部、胸部、肩など新規造形個所が集中しています。顔はまさにスモークスクリーンと言った感じで、顔全体を覆うヘルメット?が特徴的。
上半身。ビークル時に表面にくる部分は塗装となっているので、とてもよく質感が出ています。サイバトロンマークや文字もキレイに再現されています。
下半身。脚部も塗装が多くまたガラスの奥もしっかり作り込まれているのが見えます。
下半身背面。変形機構上、空洞となってしまう脚部の裏ですが、何度も言うように変形がとても秀逸なので文句なし。
武器の「ディスラプター・ライフル」。手のひらにくぼみがあり、武器の取っ手にある突起によって本来ならば武器が手に固定される訳ですが、今回のスモークスクリーンは何故かかなり外れ易く、しっかり固定できないのが残念。
もうひとつの武器であり、スモークスクリーンの特徴でもある肩の「ジャミングランチャー」。今回この部分も新規造形となりますが、プロール、ストリークのような収納式ではなく、別途「ジャミングランチャー」を取り付ける必要があります。
こんな感じで肩にあるヒンジ部分に「ジャミングランチャー」を差し込みます。スモスクと言えばこの肩のランチャーが特徴だったりするので、差し替えパーツになってしまったことはちょっと寂しいかな。まあ旧玩具もそうだった、と考えればオマージュとも受け取れますが。
角度を付けることも可能。ちなみに頭も上を向くことが出来ます。ただ下はほとんど向けないのでアゴを引いたような感じにすることは出来ません。
【ビークルモード】
続いてビークルモード。「フェアレディ280Z-T」のレーシング仕様に変形。全体が塗装となっているため非常に見栄えもよく、赤、白、青のトリコロールカラーが鮮やか。文字や「38」の数字もタンポ印刷でキレイに再現されています。フロントのエアロパーツと、後部のウイングがこれまでのプロール、ストリークと大きく違うところですがかなり印象が違って見えますね。
外面。レース仕様ということでナンバープレート部分がなく、前面来とになっているのが特徴。個人的にはこの部分はクリアパーツにしてほしかったな。
実車はこんな感じ。かなりいい感じで再現されているのが分かります。ちなみにこの車はIMSA(国際モータースポーツ協)GTOの1982年のチャンピオンカー。
ストリーク同様、ルーフ部分のジョイントを引き出し「ディスラプター・ライフル」を装備することが出来ます。しかしこのジョイント部分が固くて引き出すのに結構苦労する…
ボンネットのくぼみに「ジャミングランチャー」を取り付けることも可能。
フル装備。一応これでビークルモードでの余剰パーツはなくなります。
【比較】
「MP-17プロール」&「MP-18ストリーク」と比較。3体ともベースは同じですが、いずれもただのリカラーではなく顔も全員違うのがいいですね!この辺をちゃんとやってくれたタカトミ(蓮井さん)はえらい!
細かく差を見ていきましょう。カラーリングの他の変更点としては、「顔」、「ボディ(ボンネット部分)」、「肩のランチャー」、「肩の作り」が異なります。「スモークスクリーン」足らしめるために、この上半身部分がちゃんと作り込まれているのでプロールと並んだときも同型なのにかなり違う印象を受けますね。
肩部分。スモークスクリーンはタイヤが上向きに配置されており、このおかげでちょっと変形プロセスも変わることになります。本当にちょっとだけどね。
肩のランチャー部分。構造は同じような感じですが、スモークスクリーンはランチャー部分が脱着式。
足部分。スモークスクリーンはウィングが新規で取り付けられています。
ビークルモードでも比較。これも新規パーツのおかげで他の2体とフォルムが異なって見えますね。
フスモークスクリーンはロントのノーズ部分にエアロパーツが新造されています。
もちろん今回のスモークスクリーンもコンボイのトレーラーに収納することが可能です。
【可動・アクション】
可動などもプロール、ストリークと同様非常に良好。いじっていてとても楽しい玩具なので、同型3体目だけど全然飽きない。以下、写真続きまーす。
スモークスクリーンと言えば個人的には「「ギャンブル惑星モナカス」のエピソードが印象に残っているけど(むしろそれ以外あまり思いつかないくらい…)、贅沢を言えばあそこで出てきた宇宙人?のおっさんとか付属してくれたら面白かったなあ。
以上、マスターピースから「MP-19 スモークスクリーン」でしたー!すでにこの「フェアレディ280Z-T」から変形するものはこのスモークスクリーンで3体目なので、正直新鮮さというところではほとんどないのである意味消化試合的なところはありますが、やはり変形、可動、プロポーション(ロボット&ビークルとも)はここ最近のトランスフォーマーの集大成とも言える出来なのは今回も変わりません。また、3体目ではありますが「飽きる」ということはなく、ただただ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のキャラクター達がマスターピースで完璧な姿として家に増えてゆくという喜びを享受することが出来ます。とにかくプロールから続く3体のいずれかでよいので是非とも触っていただきたい逸品となっています!マスターピースもこの「フェアレディZ組」も一段落し、次ぎはいよいよ新しいキャラクター達への期待も高まるというもの。続報に期待です!
フロントワイパーが無いのはなぜなのか、とても気になってます。
誰かご存知の方いませんか?