今日は「トランスフォーマーレガシー ユナイテッド(国内版)」から 「TL-82 クエイク&ヒーター&ティップトップ」をご紹介!
商品名 | TL-82 クエイク&ヒーター&ティップトップ |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー ユナイテッド |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2025年1月25日 |
価格 | 4,000円(税抜) |
ということでレガシー版デラックスクラス「クエイク」です!「クエイク」はマーベルコミックにのみ登場するダブルターゲットマスター陸上強襲兵で、当時は海外でのみ玩具が発売されています。これまでリメイクとしてはタイタンズリターン時に「ハードヘッド」のリデコは発売されていましたが、今回の「クエイク」はレガシー版「スカルグリン」のパーシャルとなっています。海外ではLegacy UnitedのデラックスクラスWave4「G1 Universe Quake / G1 Universe Heater / G1 Universe Tiptop」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。ターゲットマスター2人がちゃんとロボットモードで描かれているのが新鮮。
イラスト面。
【ロボットモード】
ロボットモード。レガシー版「スカルグリン」がベースとは思えないほど造形が大幅に変更されています。情報が公開された当初は「スカルグリン」のパーシャルだとは気づかなかったほどで、目に見える部分では、前腕~二の腕とつま先くらいしか同じ部分がなく、そもそも身長も全然違っていてまるで新規玩具のような印象。直線的なデザインで、見た目も地味ではありますが、その無骨さがカッコイイ。ターゲットマスターも「クエイク」に対して大きめに作られており迫力があります。
背面。後ろも「スカルグリン」とは大きく見た目が変わっています。


前面&背面。


側面。
バストアップ。頭部も新規造形で表情も睨みを効かせた感じがなかなかカッコイイ!頭部は全面塗装ということもあり質感もいい感じ。
背中のパーツは取り外し可能。背中のパーツは「スカルグリン」と同じなのですが、背中中央部分のモールドがなくなりコピーライトなどの刻印に変わっています。
【ヒーター】


ターゲットマスターである「ヒーター」。デザインはG1玩具のデザインを忠実に再現。
武器モード。二連砲に変形。先端部分は3mmジョイントになっており、エフェクトパーツを取り付け可能です。
【ティップトップ】


もうひとりのターゲットマスター「ティップトップ」。こちらもG1玩具のデザインを再現したもの。小さい体に肩のミサイルランチャーが可愛い。全面薄紫に塗装されています。
武器モード。こちらも先端にエフェクトパーツを取り付け可能。全面塗装なのでグリップ部分も塗られていて、手に持たせるとちょっときつくて塗装が剥がれそう。ちなみに「ヒーター」の方もグリップ部分が塗装されています。
説明書には手の上下から取り付けられると指示されています。
【ビークルモード】
ビークルモード。戦車に変形。「スカルグリン」のビークルモードの面影はほとんどなく、脚部の構造が思い切り変更されているため、ほぼ別物のような感覚。ただ、G1時のデザインと比べるとちょっとずんぐりした感じで、戦車としてのリアルさは少し低め。また、キャタピラ部分の底面には車輪もなく、転がし走行もできません。
背面。変形は上半身は「スカルグリン」と同様のパターンではありつつも、下半身の変形は大きく変わっています。箱型の脚部からキャタピラが出来上がっていく過程が面白い。


前面&背面。


側面。


砲塔部分はグレーのパーツの部分が旋回可能ですが回転角度はかなり限られます。しかも旋回すると写真のように先端部分上に上がってしまいます。右の写真のように黒い砲身部分だけで上下に角度をつけられます。
ターゲットマスターを取り付けて。
サイドの5mm穴にも取り付け可能。
ちなみにロボットモードの胸のパネル部分にも専用ジョイントでターゲットマスターを取り付けることができます。けどターゲットマスターがロボットモード丸見えになってしまってあまりかっこよくはない…
【比較】
パーシャルであるレガシー版デラックスクラス「スカルグリン」と。パッと分かるのは本当に腕周りくらいで、身長も全く違います。よくもまあ、「スカルグリンをクエイクにしよう!」なんて思ったもんだ。
ビークルモードでも。「クエイク」は「スカルグリン」の脚部をまるっと下に折りたたむような感じ。
ディセプティコンのターゲットマスターと。左がシージ版「スピニスター」、右がレガシー エヴォリューション「ニードルノーズ」。タイタンズリターン版の「クエイク」を買い逃してずっと後悔していたので、今回のリメイクで同じフォーマットでこの3人が揃ったのは嬉しい!これで「スピニスター」用のちゃんとしたターゲットマスターがいれば最高だなあ。
ビークルモードでも。ディセプティコンのターゲットマスターはこうして3体揃ったけど、オートボット側はなかなかリメイクに恵まれないから今後に期待。建機は変わりが効かなそうだから難しいのかな?
【可動・アクション】
可動も良好。オーソドックスな可動でとても動かしやすいのでついついグリグリ遊んでしまいます。「ヒーター」「ティップトップ」もボリュームがあるので構えるだけでグッとダイナミックなポーズが取れます。以下、写真続きまーす。
片膝立ちもしっかり決まります。
「クエイク」のキャラクター設定としては「誰にでも何にでも攻撃を仕掛けるバーサーカー」。見た目のシンプルさとは打って変わって、なかなかヤバい奴みたい。UK版コミックでの活躍が多いようなのでいつか翻訳版で読めたらいいなあ。
ターゲットマスターを組み合わせて遊べるのも楽しい。
肩や脚部に5mm穴があるのでターゲットマスターを取り付けて遊べます。ちなみにフィギュアスタンド用の穴は用意されていません。
以上、「トランスフォーマーレガシー ユナイテッド(国内版)」から「TL-82 クエイク&ヒーター&ティップトップ」でしたー!ベースはレガシー版「スカルグリン」のパーシャルながら、広範囲にリデコが施されていて、パッと見では同じ型とは気づかないレベルの変貌っぷり。ビークルモードでは見た目はイマイチだけど、パーシャル元とは全く違う形状になるのも面白い。そこにダブルターゲットマスターの「ヒーター」と「ティップトップ」2体がちゃんと付属するのもデラックスクラスとしては豪華に感じるし、かつてのタイタンズリターン版を逃していた身としては念願だったディセプティコンターゲットマスター3人の勢揃いが叶い、個人的に満足度が高かったです!
スカルグリンよりも身長が高く、かつダブルターゲットマスターなのにクラスはデラックスに抑えてくれているのは嬉しいですね。サイバトロンのダブルターゲットマスターでは個人的にスクープがかなり好きなので今後のリメイクシリーズで出てほしいです。ていうか全員出てくれ!