
今日はMPGから「MPG-07 トレインボットギンオウ」をご紹介!
商品名 | MPG-07 トレインボットギンオウ |
---|---|
シリーズ名 | MPG |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2024年9月28日 |
価格 | 21,500円(税抜) |
ということで、MPG「トレインボットギンオウ」です!「ギンオウ」は玩具オリジナルの第7のトレインボットとなり、「922形10番台T2編成」の「ドクターイエロー」からロボットに変形します。玩具としては「MPG-01 トレインボットショウキ」のリデコとなり、また合体モードで使用できる完全新規の「チェストパーツ」と「メンテナンスBOX」が付属します。それではさくっといってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。箱の大きさはこれまでのトレインボットたちと同じサイズ。


キャラクターカード。役職は「看護戦闘員」。説明書には設定も細かく書かれています。

シールも付属。肩に貼ることでG1版玩具の雰囲気を再現することができます。ちなみに今回はシールは貼らずにレビューしています。
【ロボットモード】

ロボットモード。パッと見は「黄色いショウキ」ですが、頭部が新規造形になっています。宣材のCGではドクターイエローの黄色い部分は日光の当て過ぎで黄ばんでしまった白いパーツのような色味に見えていたのですが、実物は想像よりも綺麗なイエローでカッコイイ。ちなみにドクターイエローに変形するのはダイアクロン玩具版「トレインロボ No,9 Dr.イエロー」で、しかもそれは「ユキカゼ」型のリカラーだったので、ドクターイエローから「ショウキ」型に変形するものは今回のMPGが初。なので今回はダイアクロン版「トレインロボ No,9 Dr.イエロー」を「ギンオウ」と「ヤマブキ」で分け合ったような感じなのかな?

背面。後ろは黄色成分多め。


前面&背面。


側面。

バストアップ。フェイス部分は元々公開されていた感じとはちょっと違うような…?公開されていたのはもっと目が大きくて吊り目っぽいイメージでしたが、実物はもう少し優しめな印象になっています。光の加減かな…?

上半身。胸部の「0-MB」はダイアクロン版「トレインロボ」やG1版「ショウキ」の玩具をオマージュしたもの。ちなみに胸部も新規造形と思い込んでいたのですが、形状はそのままで塗装のみの変更でした。

手の可動も「ショウキ」と同じで、親指と人差し指が独立して動くタイプ。

肩の後ろのパーツを広げてマント状態にすることができます。

上半身背面。

下半身。

下半身背面。
【武器・付属物】

武器。まずは銃タイプの「シルバーレーザー」。

先端部分を折って右足の裏側に取り付けておくことができます。

シールド。合体用のチェストパーツになります。

シールドは折り畳んで背中の背負いものの内側に取り付けておくことができます。

今回の目玉付属品「メンテナンスBOX」。なんとまるっと金属でできていて上部半分が金属でできていて、なかなかの重さがあります。設定的にはメディカルバッグ兼近接武器。合体モード時には腰部の延長パーツになります。


持ち手部分には手に持たせる際の突起があります。
【ビークルモード】

ビークルモード。「922形10番台T2編成」の「ドクターイエロー」に変形。「ショウキ」の「東海道新幹線0系」のただのリカラーかと思いきや、かなり細かくリデコされています。しかも結構よく見ないと気づかないようなところが多く、そういう意味ではかなりこだわって作られていることが分かります。全面塗装で見た目もリッチ。

背面。変形は「ショウキ」から変わらずですが、各部の関節の渋みが調整されているように感じました。管理人の「ショウキ」が遊びすぎてゆるくなっていただけかもだけど、少なくとも二の腕のロールが外れにくくなっています。


前面&背面。


側面。

底面。銃を取り付けておくことができます。

メンテナンスBOXは車体の左側サイドに取り付けることができます。けどかなり重たいので少し傾けるとすぐ倒れます。

車両先端の内部にシールドを収納可能。

「ショウキ」同様座席が2つ付属。「MP-22 ウルトラマグナス」に付属する「ダニエル」を座らせることが可能。さらに背もたれ部分を倒すとシートが高くなるので、ダイアクロン隊員を座らせることも可能。

「ショウキ」からの変更点で分かりやすい部分としては前方部分の乗客用のドアがなくなっています。

また後部の屋根部分も突起が追加されています。そのほかにも細かい部分が色々変更されています。

連結器を使って他のトレインボットたちと連結することができます。

「ショウキ」同様の「レール」が付属。

付属のジョイントパーツを取り付けることで「TFパワーベース」のアームと接続することができます。
【シデン合体モード】

続いて「シデン合体モード」。変形してチェストパーツを取り付けます。変形方法は「ショウキ」と同じ。

後ろから。

メンテナンスBOXを取り付けて。スライドさせる形で取り付けるのですが、結構ガッチリ固定されるので取り外しが少し大変。

「ショウキ」を「ギンオウ」と入れ替えて合体させることで「ライデン特別編成シデンG」となります。メンテナンスBOXはボディを少し延長する形となり、「ライデン」と比べるとスタイルが良くなっています。ただ、そこまで劇的な変化はなく、またこのメンテナンスBOXを取り付けたからといって合体モードの安定性が良くなったりするわけではありません。

背面。背中から見ると胴体が延長されたのが分かりやすい。
【比較】

MPG「トレインボットショウキ」と。白い部分が黄色になって、また腕などのグレーの色味も「ギンオウ」の方は少し明るくなっています。

ビークルモードでも。何気にロボットモードよりもビークルモードの方が変更箇所を感じる部分が多いかも。

合体モードでも。
【可動・アクション】

可動も「ショウキ」と同じなのでよく動いてくれます。写真続きまーす。



「シデン」のチェストパーツは塗装もしっかりしていてなかなかカッコイイ。

メンテナンスBOXと言いつつヤル気満々な武器なのが面白い。ある意味玩具のトランスフォーマーの中では最強の武器かもしれない…ただ、個人的にはこれがなくても十分商品としての魅力はあったと思うな。


ビークルモードでも。


以上、MPGから「MPG-07 トレインボットギンオウ」でしたー!玩具としては基本的に「ショウキ」からほとんど変わっていないので新鮮味はあまりありませんが、ビークルモードが想像以上にしっかりリデコされていて、どちらかというとドクターイエローを再現した玩具としての魅力が高いように感じます。今回追加されたメンテナンスBOXは「ライデン」の体型を少し改善してくれますが、個人的にはちょっと蛇足に感じました。せっかく「ライデン」が綺麗に完結したところに、より完成度を高めるパーツを後から出る商品に追加するのはちょっとずるい気もするし、それなら「カエン」につけるべきだった。実際そういう意見もよくみるし、それでせっかくドクターイエローの再現にこだわって作った「ギンオウ」自体にケチがついてしまうのは勿体無いと思いました。そんなこんなで想像していた以上に「ギンオウ」がとても良かったので、次回の「ヤマブキ」も楽しみです!
この記事へのコメント
追加パーツもそうですけど、やっぱりライデンのコンセプト自体がそもそも間違ってるなと思います
合体含めてロボモードを作り込んだ上でビークルをリアルに近づけるならまだしも
「トレインモードの再現度にこだわった結果ライデンが微妙になりました」って
「このシリーズ鉄道模型じゃなくてトランスフォーマーだよね?」ってツッコミたくなるし
ショウキとの違いも「ドクターイエローって微妙に違うんだ!」って感動よりも
「こだわる所そこじゃねぇよ…」って気持ちの方が強いです
ビークルモードでの取り付け方もっとあっただろってのが真っ先に思いつくツッコミ
そしてただでさえ合体が不安定なのに、何で合金の塊なんて重量物にしたのか
補助パーツに役割を持たせているのは面白いですね、合金製なのは負荷に耐えられるようにかしら。
とりあえずヤマブキで終りみたいですけど…
個人的には右足も新幹線系にして足の長さ統一したり、
腰カエン後部の乱雑さを改善したりして2周目続いてほしいと思ってます
蛇足感…と言ってしまうのもなんですが、おそらくは完成、発売した後の購入者の反応を見て思いついたのが「ウェストの延長による合体時スタイルの補正」だったのではないかと。そこにダイアクロン当時のドクターイエローを復活という要素を絡ませる事でショウキの型を流用してコストも低くできて発売決定に至ったのでは?というのは勝手な推測ですが。
とはいえサードパーティ系の改造キットが出る前に公式が動いたのは評価すべきかと思います。このパーツ噛ませて完成したライデンは確かに良い物になりましたし(これでもう二度と分離することはないだろう…)。しかしながらウェストパーツだけのために、と言うなら高い買い物には違いないのでそういうのがないヤマブキに関しては本当に買う意味あるか?って思ってしまいますが(シデン用頭部パーツったってライデンと組み替えることはほぼないし)
個人的な見解ですが、このウエストパーツよりも設計段階で、腰後ろにあるカエンの部分をどうにかして腰をもうちょっと大きくできなかったのか?延長できなかったか?と思うのは浅はかな見解でしょうか。
電車のスケールを合わせるのは面白い試みだと思うけど、それによって合体時のバランスやらロボットモードのスケールやらに支障が出るのはなんか違う気がするなぁ。
そういうところをレガシーとかに期待したいんだけど、なんかやんなさそうだよね、ハズは(偏見)。
…でも、ギンオウとヤマブキの設定とかトレインロボっぽい見た目とかは、個人的には大歓迎です。
まさか肯定的意見が0とは…。
高いし、何より遊びにくいしね。ポロポロパーツ取れるし、ジンライはそんな事ないといいんだけど。
後にこの腰パーツ付き6体セットとか販売しそうで…
新幹線ファン目線ではこれを機に未だ出ていない922形と925形のTOMIXも出ればいいな、と。
プラレールでは0系から使い回してた上屋根もちゃんと作り分けてありますね。
凝りすぎて遊び易さとプロポーションが犠牲になった結果は残念だな。
まあ、自分はこう思ってます。
【私が欲しかったもの】
「レガシーメナゾール」のようにアニメ劇中のデザインを再現しつつ、
旧玩具の意匠も取り入れたライデン。
【実際に実装されたもの】
「ビークルモードのスタイル」以外の全て(価格も含めて)を犠牲にした、
アニメ劇中にも旧玩具にも微妙に似てないライデン。
※5
実はもう出てる
ライデンプロジェクトで純粋にいいところって言ったらそれこそ
・単体時のカッコよさ
・トレインボットがようやくリメイク
ぐらいしかなかったので…
※3
ぶっちゃけ、ただの土台だからプラの塊でも問題はないよ(色々ギミック仕込んでるとかならともかく)
プラの塊でもそれなりの重量になるから、一番不安定な下半身への負荷はなんにせよかかるので
わざわざ更に重量増しの合金にしたという判断はやはり解せない
ショウキにそのままパーツ追加の形だからコスト調整でもないだろうし本当に謎
(実車系はライセンスほぼ必須の)MPって言う概念と合体って言う概念の食い合わせが悪すぎた
MPGのジンライはスーパージンライとゴッドジンライの形態に注力し過ぎて、
ゴッドボンバーが形態的に割食ってそうだけど
最初から、メンテナンスboxことウェストパーツをカエンにつけていれば、
多分ギンオウ自体はカラバリとしてはこういうのも有りじゃんって評価だったと思う
いっそ全キャライエローモード(不可能だろうけど)まで突っ走れば、
また評価自体は変わるかも知れない
※17
というよりHOゲージ規格に合わせてスケール統一したのが最大の原因
だからカエンがあんなことになった
話かわるけど
変に完全変形に拘ってショウキを扱い難くアレンジした上に横からの見た目悪くしたのもよろしくない
その癖、他のメンバーは旧玩具同様に背負い物外せるという
じゃあ何でショウキあんな風にしたの…っていう
管理人さん>ウエストパーツは前面プラ、後面合金じゃないですかねえ
みなさんコンセプトに不満があるようですが、
このコンセプトでないと出せなかったでしょうから、
リメイクが出たというだけで自分は満足しています。
>>SDさん
ご指摘ありがとうございます!
てっきり全部が金属だと思い込んでいました…
記事の方修正させていただきました!
そういや大本のダイアクロンではショウキのカラバリは銀メッキだったんですね
その理由がショウキとユキカゼの白成型のパーツが同じ金型にあって
ユキカゼをドクターイエローにした事で一緒に黄色くなってしまったショウキを黄色くなくす為だったらしいとか
黄色いのにギンオウという名前だったり武器名もシルバーレーザーだったり名前に銀要素が多いのはこの為でしょうね
ちなみにドクターイエローになったユキカゼことヤマブキ他手足担当のトレインボットのリカラーは実在の車両が元ネタなのにカエンはクリアカラーだったとか
MPGトレインボット2週目でカエン相当のキャラが出たらどうなるのか、今後改めてダイアクロンカラーのギンオウが出たりするのかは気になる所です
ブランドの試金石にされたね。
少なくとも値段にそぐわないと思う。
穿った見方になり申し訳ないけれど、開発費の回収戦略がいつも以上に露骨に見える今回のギンオウと腰パーツのセット。
こういう売り方だと「メーカー側もショウキの型にやっぱり自信ないから腰パーツと抱き合わせなのかな…」って思ってしまいます。
問題の腰パーツはタカトミ的には単なるサービスのオマケパーツのつもりだったんでしょうが
やれ未完成だの欠陥品だ悪徳商法だの、ここまでサンドバック認定されて
ボロクソにぶっ叩かれるんだったらやらなきゃよかったのにねえ
くわばらくわばら・・・
これだけははっきり言えます。今年のアワードのワーストはこれかライデンってことです。
シンカリオンを顔だけ変えて、ライデンとして売れないものか?コラボレーションということでそこそこ受けると思うのですが。新幹線じゃないのはレッシャリオンとかにして。これなら6体三万円以下でいけそうだけど。