
今日は「トランスフォーマー ジェネレーションズ セレクト(海外版)」から「WFC-GS26 アートファイアー&ナイトスティック」をご紹介!
商品名 | WFC-GS26 アートファイアー&ナイトスティック(Artfire & Nightstick) |
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シリーズ名 | Transformers Generations Selects |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年7月 |
価格 | $36.99 |
ということで、ジェネレーションズセレクト版「アートファイアー&ナイトスティック」です!「アートファイアー」は『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスター』が放送されていた時期に日本のみで発売された玩具オリジナルキャラクターで、ターゲットマスタースナイパー(『テレビマガジン』で連載されていたコミック版には登場)。玩具としてはキングダム版ボイジャークラス「インフェルノ」のリカラーで、「ナイトスティック」はシージ版バトルマスター「ファイヤードライブ」のリカラーとなります。日本では今のところ発売予定はありません(2021年8月現在)。それではさくっといってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。いつものジェネレーションズセレクトの箱。

中身はこんな感じ。最近のセレクトも中は紙製になってきていましたが、付属品が多いこともあってか、今回はブリスターになっています。
【ロボットモード】

ロボットモード。「インフェルノ」のリカラーでそこまで大きく変わるわけでもないのですが、白のボディのカラーリングはやっぱりカッコイイ!インフェルノとは若干赤色の感じも違っていて、インフェルノは少し落ち着いた感じの赤でしたが、今回はストレートな赤になっています。ターゲットマスターである「ナイトスティック」もしっかり馴染んでますね。

背面。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部も造形はインフェルノと同じで、カラーリングのみの変更。胸部はクリアブルーが使われていて、しっかりアートファイアー感を出してくれています。

武器。インフェルノと同じ銃タイプのもの。

拳部分をひっくり返して、バレルを装備可能。

銃とバレルは背中に取り付けておけます。

頭の横のバレルも脱着可能。ビークルモードでははしごの先端に取り付けます。

脚部のホースも別パーツ。5mmジョイントで他の部分にも取り付けられます。
【ナイトスティック】


「ナイトスティック」。シージ版「ファイヤードライブ」のリカラー。G1玩具の「ナイトスティック」は海外限定「ターゲットマスタースカージ」のターゲットマスター「フレイカス」と同じものが使われていましたが、シージ版「ディセプティコン ファントムストライクスコードロン」に付属した「フレイカス」も同じく「ファイヤードライブ」のリカラーということで、G1時の組み合わせと同じになっています。

ウェポンモード。


エフェクトパーツが2種類付属。シージ版「ファイヤードライブ」、「エイムレス」に付属したもののリカラー。
【ビークルモード】

ビークルモード。消防車に変形。白と赤のツートンカラーがアメリカの消防車っぽい感じでカッコイイ(G1時は日本限定商品でしたが)。「消防庁」のプリントがないのは残念ですが、フロント部分のルーフ部分のランプもクリアパーツで再現されていていい感じです。

背面。変形もインフェルノと同じで、「グラップル」で破損しやすかった足裏との接続部分も改善されています。


前面&背面。


側面。

武器は後方サイドに(逆側も取り付け可)、バレルははしご部分に取り付けます。

ナイトスティックは5mm穴部分であればどこでも接続可能。はしご部分にも取り付けられたらよかったな。

はしご部分は根本が回転し、角度をつけることができます。
【比較】

リカラー元であるキングダム版ボイジャークラス「インフェルノ」と。インフェルノは赤も黒も成型色がちょっと落ち着いた感じですが、アートファイヤーはどちらもストレートな色になっていて、そういう細かい差も楽しいところ。

ビークルモードでも。

『トランスフォーマージェネレーション2012』誌上通販で販売されたユナイテッド版「アートファイアー」と。

ビークルモードでも。ユナイテッド版はよりアメリカの消防車っぽい雰囲気を感じますね。
【可動・アクション】

可動はインフェルノと同じで良好。ナイトスティックがボリュームあるのでインフェルノとはまた違った雰囲気になるのも面白いです。以下、写真続きまーす。


インフェルノ型はG1玩具の変形パターンを踏襲しつつ可動も良好でとても遊びやすい。

キングダム版が少し前に出たばかりで、このスピード感で「アートファイアー」を出してくるのはすごい。こうなるとスタジオシリーズ版「ジャズ」のリカラーで「ステッパー(リコシェ)」も欲しくなるけど、パワーオブザプライム版が出てるから出ないのかな…?

『テレビマガジン』に掲載されていたコミックでは、ナイトスティックははしご車のはしごからビルに渡って、火事で逃げ遅れた人たちを助けるという役割でした。

お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。

以上、「トランスフォーマー ジェネレーションズ セレクト(海外版)」から「WFC-GS26 アートファイアー&ナイトスティック」でしたー!「インフェルノ」がとても良い感じなので、変わらずこの「アートファイアー」も遊びやすく、ターゲットマスターとエフェクトパーツが2種類付属しているのでプレイバリューも高いです。日本オリジナルのキャラなので、日本でも発売されてほしいけど、最近の傾向をみると難しそう…このアートファイアーを始めとして、いわゆる和製トランスフォーマーがどんどんジェネレーションズセレクトで発売されているのに、輸入玩具ショップや個人輸入でしか入手できないのは残念としか言えません。HasbroPulseでは日本オリジナルの商品(マスターピースやプレミアムフィニッシュなど)は普通にリアルタイムで販売されているのがなんだか腑に落ちない今日この頃です…
この記事へのコメント
まず管理人さんの知識がすごくて、勉強になりました。
日本発キャラを拾っていってるんですね。
インフェルノの修整が引き継がれてて良かったです。
あとアメリカはTFの規模がすごいですよね…ラインナップも価格も充実してます。キングダムのスコルポスとか実店舗のセールで10ドルで売ってましたわ…
なんかもう日本はトランスフォーマーが売れる土壌ではないという感じでしょうかね
タカラトミーのモールでの扱いの少なさを見ても、開発に関わるだけで売る気はないように思えます
というか日本だけ展開が遅いっていうのが問題で、出るかどうかもわからないから欲しい人は海外版手に取りますよ
メディア展開がないし新規で買う人はいないしそりゃあ国内で売れるわけがない
シージで3種作られたっきりのターゲットマスター(銃)リメイクが後にターゲットマスター(本体)がリメイクされる度に流用され続けるのはいい加減どうにかならないものか…
フレイカスのリカラーと言えば聞こえがいいですが元のファイヤードライブ(ファイヤーボルト)とフレイカスの銃形態があんま似てない(形状的にはヘケヘケサイクロナス付属のナイトスティックの方が近い)からなぁ
ターゲットマスターの銃側のリメイク自体はパワーオブプライム時代から企画はされていたらしいですが、
この時のコンセプトアートに描かれていたキャラクターが(レジェンズ除けば)今日までピンポインターしかリメイクされていないのは皮肉なものです。
今後ブランカーのリメイクが控えているという話ですが、多分例によって非変形のピースマン風の銃付けてピースマンは上記3種からのリカラーになるんだろうなぁ…
クロスヘアーズがシージでリメイクされた時はレジェンズのG1と組まされた相手の違うターゲットマスターの本来のパートナーが漸く来た!と歓喜したものですが。
ハスブロが全世界統一仕様を掲げ、日本オリジナルブランドのレジェンズがなくなってからは、タカラトミーもTFの展開に乗り気じゃないように思えますね。
その内、TFから感じ取れる要素は日本人のトランスフォーマー設計チームによるセンスだけで、完全にハスブロのプロダクトになってしまうのかもしれません。
86年に米国で公開されたトランスフォーマー・ザ・ムービー。その多大な制作予算はハズブロ社が負担してるんですよね。ハズブロとしては自社製品の販売促進の為に予算を掛けた訳ですから、勿論日本での販売権も握りたかったのかなと。ただ、流石にそれはタカラが反対したのでしょうね、キャラクターや世界観等の設定を考案したのは当時のハズブロ&マーベルとはいえ、基のカーロボットを制作したのはタカラですから。
結果、権利関係で揉めたという形で、日本でのザ・ムービーの公開は流れてしまい、今現在でも公式での視聴は困難という状況です。
最近のトランスフォーマーの映像作品でも、当時と同じ流れが起きてるのではないかなと。
タカラトミーのオリジナル仕様が市場に流れると、ハズブロ側の利益が落ちる、そのような状況は容認出来ないので、ハズブロが投資して製作した映像作品は輸出しませんと交渉カードにされ、結果、タカラトミーが譲歩したのが現状なのでは?
今後、アートファイアーのような日本オリジナルTFも向こうが販売方法や仕様も決め、和製TFの扱いもハズブロが舵を取るのかもしれませんね。
タカトミのオリジナル仕様やMPを長い間普通に認めてたのにいきなりそんな謎交渉しないでしょうよ…ハズブロを悪者にしたい日本のTFファンが多すぎる
単純にタカトミが日本展開失敗し続けて日本市場でTF需要も細ったから日本オリジナル仕様にかけるコストが無くなったって長い間追って来たファンなら分かるでしょうに
寧ろその中で日本発のマイナーなキャラを出してくれるハズブロは有難い存在だと思うんですけど…
レビューありがとうございました。
アースモードのレッドアラート、ラチェット、そしてインフェルノと並べてレスキューチームっぽく飾っております。
いくつになっても救急車両は楽しいですねー。
ただ、ブリスターからバレルを取り出すのが大変だった・・・
キングダムの紙台紙に慣れたせいか、久々に『ぎっちぎち』のブリスターに悪戦苦闘。
ところでアートファイアーの出自は初めて知りました。
その出自を考えると、本作のジェネレーションズセレクト枠は妥当な気もします。
海外ファンにとっても、マイナーキャラそのものでしょうし。
日本オリジナル仕様といえば、プライムの続編(?)となるトランスフォーマーGO!を思い出す。あれって本当何だったんだろう。
いくら原作(シーズン3)に追いついたとはいえ、急に幼児向けに舵をきったのは理解できなかったなぁ。
まあ要はみんな商売下手なんですよね。
TFに絡む人でココのところの最有力実力者は「実写やろうぜ」って思いついた人とそれをちゃんとやり遂げたマイケル・ベイくらいで、ハズブロ内にもタカトミ内にも自力でコンテンツを拡大できる力を持った人がが居ないのが問題です。
設計者がいくら素晴らしい職人でも彼らはあくまで職人ですし、ロディコンの顔すらマトモに(カッコよく)撮れない人たちにプロモーション任せてるようじゃ話にならないです。
有力なマーケティングのコンサルを入れた方が良いのでは?とも思います。
このタイプ、インフェルノの時に初めて触ったので、その大きさを改めて実感したのですが、予想以上に車両形態が小さい!!
いや、車高が低かった!!
パーツ材料費とロボットモードの方に注力した結果なんでしょうが、ワゴン車であるアイアンハイドよりも車高が低かったとは…。
はしご車だからもうちょっと車高が高ければよかったなぁ~と思ったりする次第です。
そのほかの要素は概ね良かったですね。取るポーズ次第でかっこよくなりますし。