
今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」からコアクラス「オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | WFC-K1 オプティマスプライム(Optimus Prime) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | コアクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年12月 |
価格 | $9.99 |
というわけで、キングダム版コアクラス「オプティマスプライム」です!「オプティマスプライム」は言わずとしれたオートボット(サイバトロン)総司令官。今回はコアクラスというデラックスクラスより小さい、かつてのレジェンズクラス相当の大きさでの登場となります。コアクラスはすでに紹介済みの「ラットトラップ」のように劇中で小さいキャラを再現するために設けられた訳ですが、それとは別に今回のオプティマスのように、大きさ関係なく既存のキャラを小型化するクラスでもあります。これはおそらくですが、2021年のタイタンクラスと予想されている、「アーク」(キングダムのイメージイラストにもロボットになったアークが描かれています)に対応するものなのではないかと思われます。日本ではタカラトミーモールで2021年5月に「KD EX-03 オプティマスプライム」として発売が予定されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。ちなみにキングダムではリーダークラスでも「WFC-K11 オプティマスプライム」が発売されますが、これはアースライズ版リーダークラスのパッケージ替えで、キングダムでの新規オプティマスプライムはいまのところこのコアクラスのみ。
【ロボットモード】

ロボットモード。ベースのデザインはアースライズ版の地球での姿のオプティマスプライムになっています。コアクラスなので小さいですが、体型はどっしりした感じで小顔なことも相まってかなりたくましく感じます。

背面。背面のパーツ配置はさすがにアースライズ版そのままというわけではないですが、見比べると再現されている部分も多いです。写真だと膝下部分の肉抜きが目立って見えるけど、実物は小さいこともあってそんなに気になりません。


前面&背面。


側面。

バストアップ。顔のイメージもアースライズ版を彷彿とさせます。細かく目と額の部分も塗装されています。

武器。銃(コンボイガン)が付属。グリップは5mmの下に3mmのものがあり、今回のオプティマスは3mmの方を持ちます。なので、手に持たせると5mmグリップがあるぶんちょっと不格好。それと、手の穴の径が小さいのか最後まで差し込むことができませんでした。ちなみに管理人のものは右の拳パーツと前腕パーツの合いがあまり良くなかった…

腕のサイドにも3mm穴があって武器を取り付けることができます。

説明書ではとくに指定はないですが、お尻のフィギュアスタンド用の穴に武器を取り付けておくことができます。銃の弾倉?部分にもジョイントっぽいものがあるのでどっか付けられるかと思ったけど、特に取り付け場所はありませんでした…

また、説明書にはバトルアックスを装備している画像もありました。拳をたたんで前腕サイドの穴に刺す感じかな?今後なにかバリエーションが出てそれに付属とかかな…?
【ビークルモード】

ビークルモード。トラックに変形。ロボットモードと同じくアースライズ版のデザインをギュッと縮小したような感じになっています。キャブ部分がちょっと縦長な感じで、アースライズ版よりもスケール的には大型のトラックのようにも見えます。

背面。見て分かるようにコンボイらしいパーツ配置で、変形パターンもコンボイ系の玩具を触ったことがあれば何も見ず変形できると思います。ただ、ボールジョイントが多用されているのと、ジョイントでの固定箇所が少ないので、ロボットモード、ビークルモードともイマイチかっちりしないのがちょっともったいない。


前面&背面。


側面。

武器はリア部分に取付可能。
【比較】

デザインのベースとなっているアースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と。半分以下の大きさですが、デザインの細かいところまで再現されているのが分かります。

ビークルモードでも。キャブ部分の形状はキングダム版が盾に潰れた感じ。

キングダムでは新規のオプティマスはこのコアクラスのみですが、このアースライズ版もパッケージ替えで発売されます(日本でのキングダム版での発売はありません)。アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」のレビューは以下からどうぞ!

小さいオプティマスプライムということで、2017年にジェネレーションズ スリリング30(日本ではジェネレーションズ)で発売されたレジェンズクラスの「オプティマスプライム」と(背中のパーツの位置が間違ってます…すみません)。大きさも結構似ていて、変形パターンも大体同じ。けど、プロポーション的には圧倒的に今回のキングダム版のほうがカッコイイ。

ビークルモードでも。ちなみにこのスリリング30版は当時展開中のIDWのコミックのデザインを再現されたもの。

さらにちょっと遡って、2011年に月倍されたEZコレクション版「コンボイ」と。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動は「ラットトラップ」同様腰は動きませんが、ボールジョイントが多用されていることもありよく動いてくれます。あとは足首が動いてくれたらもっとよかった!以下、写真続きまーす。


なんとか膝立ちも可能。

武器は5mm部分はないほうがよかったかな…ちなみに、武器のところで言ったエナジーアックスの存在もそうですが、型の後ろ側に謎のジョイントみたいなものがあったりで、もしかするとなにかしら今後拡張できるのかな?という淡い期待も…ただ、モノ的に今後いろんな形で酷使されるような予感はします。


お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」からコアクラス「オプティマスプライム」でしたー!小さいながらにウォーフォーサイバトロン版オプティマスはの形状をしっかり再現しつつ、適度な難易度で変形し、さらによく動くので思いの外楽しく遊ぶことができます。シージ版やアースライズ版のオプティマスと比べると、気持ち詰めきれてない感じもあり、いま一歩という部分も確かにあるのですが、この小ささにトランスフォーマーの楽しみがギュッと詰まっていると思います。そういう意味でも日本ではタカラトミーモール限定なのが残念で、せっかく価格的にも手に取りやすいものが限定なのはもったいないなあ、と思ってしまいます(ただ、いきなり「キングダム」と言われてもって感じはするから、次の映画とか然るべきタイミングで入門として売るには丁度いいはず…!)
この記事へのコメント
コアクラスはメガトロンやスタスクも楽しみです。極小白い人でウルトラマグナス作ってほしいです。
子どものおでかけ持参TFにもピッタリですね!
我が家ではターボチェンジバンブルビー、オプティマスがその役割を担ってますが、予約してる3体のうち1体はここに加える予定です。
お疲れ様です。
小さいながらも良い出来ですね。
銃の下部の四角のジョイントは、ビークルモードで露出する、肩の関節部分の凹に取り付けられるみたいですよ。
このコンボイとジェネレーションズのコンボイ違いが気になってたから並べた写真ありがたい
キングダムでもセンチュリオンドローンの武器セットみたいなことやってくれたら嬉しいけど、多分エナジーアックスは設計段階の画像そのまま使っただけか、アメトイお馴染みのパーシャルで本体そのまま武器だけ違うやつが出ることになりそうだな
あるいはリカラーのブラックコンボイにピンクのアックスがついてg1用のやつは結局出ないとか
いつも楽しく拝見しています!
銃の弾倉部分のジョイントですが、ビークルモードでサイドに接続できたとおもいます。
腕の基部のグレーのパーツのところです。
注文してあるので楽しみです!
タカラトミーモール限定なのは日本でトランスフォーマーがもう売れない商品として扱われているからなのでは?
取説に今後のバリエーション展開を示唆する図が載ってるのはジェネレーション時代を思い出してちょっと懐かしいですね
ただ、ユナイテッドのラグナッツやワーパスのリデコ頭部ように結局未使用のまま終わる事もあるから油断は出来ません
レビューありがとうございます。
海外では、9.99ドル≒1,049円なんですよね~(1ドル105円換算)。
この価格で、普通に店頭で買える環境が羨ましい・・・
国内版も予約しましたが、気になっていた他のTFと一緒に海外版も購入しました。
我が家はクリスマスあたりに遊べるかと思います。
スコルポノックのパッケージイラストに描かれたオプティマスは、このコアクラスでしょうかね??
来年のアークも楽しみですが、オメガスプリームやデバスターとの劇中再現にも良さげな大きさ。
気になったのは、アックスなどの拡張オプションですね。
アークのおまけでも良いので、コアクラスに取り付け可能なアイテムが出たら、基地遊びが充実しそう。
スタイリングも、かつてのレジェンズクラス以上ですし、何だったらコアクラスネメシスも出して欲しいところ。
>>旅人じょな さん,kapuruさん
ありがとうございます!
全然気づいていませんでした…!
後ほど写真追加させていただこうと思います!
アースライズの小型基地連中とめちゃめちゃ相性良さそうな気がしますね。
なんというか、お店で常設しておいて欲しいアイテムですな…
うわぁ…
いいなぁコレ。
このサイズなのに結構複雑な変形、そして可動域の多さ。
食玩より小さいのにこの造形の良さ。
何も考えずただ無心でブンドドするのに丁度良いかも。
改めて日本版がモール限定なのが勿体なく。
ヘビーユーザーだけでなく、ライトユーザー層も含め多くの人に手に取って欲しい商品ですねぇ。
自分も海外版を入手しました。
出来は良いとは思いますが、どうしても簡易変形版のEZシリーズと同等に感じられるので自分にはいまいちです。
なぜこんなに盛り上がっているのか正直わかりません。やはりデラックスクラス以上はないと遊び応えを感じられません。
今後このコアシリーズで出るであろうメガトロンやスタスクは自分には需要ありません。
>>14様
人それぞれと言ってしまえばそれまでですけど、日本人って平安の昔から小さいモノが好きっていう傾向があるので、日本ならではの盛り上がりなのかな、と感じています。
逆にタイタンクラスの企画とかは、海外ならではだと思います。
メーカーが日米どっちもあるからこその幅広い展開なのかなーと。
>>14様
実際に手に取った方の忌憚ないご意見、ありがとうございます。
私も入手したら心境が変わるのか、今からちょっと楽しみです(^^;)
まぁ、EZコレクション(レジェンズクラス)では肘・膝の稼働がオミットなんて普通ですし、本作もどちらかと言えばG1のミニボットに相当する廉価玩具かと思います。
単体のプレイバリューは、デラックスクラス以下であるのは否めないでしょう。
(そんな本作が、こうも魅力的に映るのは、管理人さんの卓越したプレゼン能力によるところが大きいかと・・・)
基本的にコアクラスは、低価格帯のエントリーモデル、あるいはタイタンクラスやモジュレーターのA.I.Rロックシステムと絡めて遊ぶアイテム、という位置付けかと思います。
やっぱり高品質を維持したまま小さく作るには、それなりの技術・お金が要るんですよねぇ。車でもパソコンでも。
その昔、横山光輝先生は鉄腕アトムを意識して
「いきなり小型・高性能なものを作るのは難しいはず。最初は大きく作るしかなく、技術の進歩によって小型化が可能になる」
という技術観点で鉄人28号を描いた、なんて話もありますし。
昔と違って今は、遊び応えを求めるならマスターピースもありますし、手軽さならターボチェンジで、各々のシリーズに購買層の棲み分けがあります。
私自身、子供や孫には海外限定のレスキューボッツや、サイバーバタリオンで遊ばせています(これは本当にオススメ!)
需要を求めるのは消費者ですが、供給を決めるは生産者ですしねー。こればかりは何とも・・・
でも色々意見もあるので、タカラトミーの株主になろうか、、、ときどき考えますね~。
デスクの隅にちょこんと置きたいか、部屋の一角にデーン!と置きたいかの違いもあるような気はします
おそらく後々タイタンクラスと絡ませるの前提のアイテムではあるんでしょうけど、こういうのを一般で出さないからこそ参入障壁が高くなって人気が出にくいのかな…という鶏が先か卵が先かよくわからない話
個人的にはEZサイズ充実させて欲しい人だからコアクラス大歓迎。
このまま他のキャラやビーストコンボイとかのコアクラスも欲しいくらい。
逆にデラックス以上のサイズはデカくて邪魔だからあんまり楽しくない。
MBの頃にいくつか買ったけど2〜3回触って売ってしまったから自分にはでかいサイズは合わないんだろうな。
本日届きましたー。
予想通り、遊びやすい逸品かと思いました。
このサイズでこれだけ動くなら、まぁ及第点ですね。
欲を言えば可動域を増やして欲しかった気もしますが、価格が価格ですから…
ビークルモードは確かに安定しにくいので、基本ロボットモードで遊ぼうかと思います。
むしろこれ説明書だと奥まで入らないはずの銃をしっかり差し込んじゃってるから開発途中に作った説明書で付ける予定だったアックスをコストダウンのため省いただけなのでは…?