今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-29 シャッター」をご紹介!
商品名 | SS-29 シャッター |
---|---|
シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2019年4月6日 |
価格 | ¥2,800(税抜) |
※以下、映画『バンブルビー』のネタバレが多分に含まれますので、まだ鑑賞されていない方はご注意下さい。
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「シャッター」です!この「シャッター」は映画『バンブルビー』に登場した女性ディセプティコンで、今回初登場のキャラクターです。映画の中ではトリプルチェンジャーとなり、カーモードは「プリムス・GTX」、ジェット機モードは「ハリアー」に変形します。ただ、今回の玩具はトリプルチェンジャーではなく、地球に来てすぐのカーモードのみをスキャンした姿を立体化したものになっています。海外ではデラックスクラスWave6「40 シャッター」として同じ仕様で発売されています。それではいってみましょー。
【パッケージ】
パッケージ。今回、玩具はマスクオン状態が再現されていますが、イラストはマスクオフ状態で描かれています。というか、映画の中でマスクオンとかいつしてたか気づかなかった…
台紙兼ディスプレイスタンド。シャッターとドロップキックが地球にやってきたときに激突したガソリンスタンド。
【ロボットモード】
ロボットモード。「シャッター」は実は劇中で3種類のロボットモードがあります(ドロップキック然り)。1つ目は惑星サイバトロンモード(クリフジャンパーとの対峙シーン)、2つ目は「プリムス・GTX」のみをスキャンしたモード(ガソリンスタンドのシーン)、3つ目は「ハリアー」もスキャンしたモード(ガソリンスタンド以降)で、今回の「SS-29 シャッター」は2つ目の「プリムス・GTX」のみをスキャンしたモードを再現したものになります。小さいながら、劇中のデザインにかなり忠実で、色分けも多くて見栄えも良い。またシャッターの女性らしいスレンダーな体型もしっかり再現してくれています。惜しむらくはやはり頭部…開発段階でマスクオンの資料しかなかったのか、そういう判断だったのかは不明ですが、ほぼこのマスクのイメージがない分残念。
背面。ふくらはぎのタイヤの配置とかすごいカッコイイ。背中に配置されたパーツにボリュームがありますが、かかとがしっかり後ろに伸びているので、後ろに倒れるなどはありません。
前面&背面。
側面。
バストアップ。前述の通り頭部はマスクオンモードを再現。ちなみに、マスクオンだった状態がどのシーンかと言うと、バーンズ少佐、パウエル博士らと初めて接触するシーンで、カーモードから変形してロボットモードになる際、一瞬だけこのマスクオン状態になります(予告編ではちょうどカットされていたり…)。胸部も劇中そのままとは行きませんが、中央のシルバーのパーツが細かく造形されていて、それがビークルモードの表層を活かす形で覆っています。
武器は左右のバルカン砲的なもの。劇中では後半で使うシーンがありましたが、腕が変形して砲が出てくるような感じでした。なので、この武器も腕が変形したものを再現しているものかと思います。
もちろん手にも持たせることもできます。
【ビークルモード】
続いてビークルモード。クライスラー製のマッスルカー「プリムス・GTX」のカスタム車に変形。ちゃんとライセンスが取得されていることもあり、ビークルモードの再現度も高く、高い車高やスーパーチャージャー、フロントウインドウのガードなどもちゃんと作り込まれています。
背面。黒い部分の塗装は光沢感があってカッコイイ。変形も決して難しくはなく、ビークルの各部を活かした変形をしてくれるのですが、いかんせんパーツのポロリが多すぎます…特にボンネットの両サイドの接続部分は十中八九はずれます。破損防止で外れるようになっているのかもしれませんが、それにしてもすぐ取れる。また、個体差もあるかと思いますが、腕もよく取れます。この辺りは最近のスタジオシリーズのデラックスクラスでよく感じるもので、実写系はどうしても細かい変形が要求される分仕方ない部分はあると思うんだけど、もう少し丈夫な作りになると嬉しいなあ…
前面&背面。
側面。
底面。武器は腕部分の内側に付け替えます。外すのは想定されていない感じ。
【比較】
スタジオシリーズ「SS-16 バンブルビー」と(画像は海外版)。サイズ感はなかなかいい感じ。
ビークルモードでも。バンブルビーとディセプティコンたちとのカーチェイスみたいなのも見てみたかったな。
スタジオシリーズ「SS-28 ドロップキック」と(画像は海外版)。さすがにドロップキックはメインの色が違うこともあって、劇中で2人並んでいたときのような雰囲気は出ず…今後ドロップキックのカーモード版も出ることが決まっているので、それを楽しみに待つとしよう…
ビークルモードでも。もちろんシャッターのハリアー版も待ってます!
同時発売だったスタジオシリーズ「SS-30 オプティマスプライム」と。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動はまあまあ。腕周りはよく動きますが、脚部は足の付根のボールジョイントの向きと、ガワの干渉の関係で、可動域が制限されます。あとは上でも書いたようにパーツのポロリがちょっとストレスかな。以下、写真続きまーす。
膝立ちもなんとか可能。
背中のフロント部分(よくポロリするパーツ)を広げると、トリプルチェンジャーになったあとの羽っぽく見えなくもない。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-29 シャッター」でしたー!ロボットモード、ビークルモードの再現度はとても高く、特にロボットモードのディテール感やスラリとしたプロポーションはよく劇中の雰囲気を表していると思います。その分、顔が馴染みの薄い(というかむしろない)マスクオン状態なのがもったいなく感じてしまいます…(いずれマスクオフ状態で何かしらでそうではありますが)また、最近のスタジオシリーズのデラックスクラスでよく見られる、小さい故のいじりにくさがこのシャッターにもあり、特にパーツのポロリは結構ストレス(逆にある程度調整すればグッと遊びやすくなると思いますが)。その辺りを許容できれば、とてもかっこいいし、今度出るドロップキックのカーモードバージョンと並べるという楽しみもできると思います!
レビューお疲れ様です。映画見た後に購入したので楽しみにしていたが、ポロリが多くストレスになりますが、フェイス以外ロボット、ビークルモードは気に入ってます。ビークルモード後ろから見える足は、マフラーって思えたらオッケーかな?
なんせポロリがなければ、ガシガシと遊べるのだか。