今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-15 アイアンハイド」をご紹介!
商品名 | SS-15 アイアンハイド |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2018年9月15日 |
価格 | ¥4,500(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版「アイアンハイド」です!「アイアンハイド」は2007年に公開された『トランスフォーマー』に登場するオートボットの武器のスペシャリストで、その後『リベンジ』、『ダークサイド・ムーン』と続けて登場した人気キャラです。これでスタジオシリーズで『トランスフォーマー』第1作に登場するオートボットが全員揃うことになります(バンブルビーの新カマロはまだだけど…)。玩具も人気キャラだけあってこれまでも数多く作られており、ボイジャークラスとしては3度目の新規での登場です。海外ではWave3として発売され、日本版も全く同じ仕様での発売となります。それではいってみましょー。
パッケージ。イラストはマスクオン状態ですが、玩具の方はマスクオフでの立体化。
台紙兼ディスプレイスタンドは『SS-04 ラチェット」や『SS-06 スタースクリーム」と同じイラストですが、トリミング箇所が違っています。
ロボットモード。これまで発売されたどのアイアンハイドトイよりも劇中の印象に近くてかっこいい!ずんぐりとした体型と独特な手足の作りがしっかり再現されています。各部ほぼ黒いパーツで構成されていますが、よく見ると非常に細かくディテールが作り込まれているのが分かります。事前の写真では腹部のバンパーが目立っているように感じていたのですが、実物を触ってみるとそれほど気になりません。
背面。背中は意外とすっきり。肩から伸びるプレートも背中側でしっかり固定されています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部も劇中のデザインを忠実に再現。歴戦の戦士ということで、顔の右側がゆがんでいるのも再現されています。右目の塗装が左目に比べるとはみ出しが大きく、パッケージ裏のCGとも違うのでここは個体差が結構あるのではないかと思われます。とは言え個人的にはそれほど気にならないかな。胸部もこれまでの玩具よりも再現度が上がっていて、左右のブレーキディスクもちゃんと再現されています。
武器は左右のキャノン砲。脱着式ですが、どちらも腕から展開されたように見えるよう、プレートのパーツが付いているのがいいですね。形状は左右各腕専用になっていますが、左右逆に取り付けられないこともないです。
左手。武器の再現度も非常に高く、ボリュームもあるのでかっこいい。
ビークルモード。ゼネラル・モーターズの「GMCトップキックC4500」に変形。ビークルモードの再現度もとても高く、ウインドウのクリアパーツも若干グレーがかった感じでリアルさを出してくれています。劇中ではオプティマスがでかいので感じにくいのですが、アイアンハイドも実はかなり大きい車だったり。
背面。リア部分のオートボットマークもしっかり再現。後輪部分に若干ロボットモードのパーツが見えています。変形はこれまでのアイアンハイドたちとパーツ配置は似た感じはありますが、より変形しやすくなっている印象。
前面&背面。
側面。
2007年の『トランスフォーマー』公開時に発売された「MA-09 アイアンハイド」と。「MA-09」は今遊ぶとちょっと厳しい部分もあるけど、オートモーフギミックはシリーズ中でも屈指の自動変形でとても好きな玩具なので、そのうちちゃんとレビューをしたい。このバリエーションとして『リベンジ』版やN.E.S.Tシリーズの「リーコンアイアンハイド」などが存在します。
ビークルモードでも。当時からGMの公式ライセンスを取得しているので旧玩具は煙突が低いくらいでなかなか再現度が高い。
『ダークサイド・ムーン』時に発売されたボイジャークラス「DA04 アイアンハイド」と。DOTM版はスラリとしたスタイルが特徴でかっこいいんだけど、ちょっと劇中とは印象が違っています。
ムービー ザ ベスト版(元シリーズは「Hunt for the Decepticons」)「MB-05 アイアンハイド」と。この型は劇中再現度の点ではとても良かったのですが、デラックスクラスということもあり小さいのがネックでした。なので、今回のスタジオシリーズ版は念願の新規ボイジャーだった訳です。
スタジオシリーズの『トランスフォーマー』に登場したオートボットたち。かろうじてオプティマスのほうが背が高いですが、やっぱりこの5人を2つのクラスだけで再現するのは少し無理があるのかも…
ビークルモードではアイアンハイドの方がオプティマスよりも大きい…スタジオシリーズ版リーダーオプティマス待ってます…!
可動はまあまあ。腰が動かないのと、足首の横の可動がないのは残念。特に足裏が大きく、ポーズをつけると浮いてしまう事が多いので是非とも足首の可動は欲しかったところ。それ以外は腕周りもよく動くし、股関節の可動も広く動かしやすいです。以下写真続きまーす。
股関節が大きく開く分、やっぱり足首の可動がないのが悔やまれる…
黒一色であまり気づきませんが、各部をよく観察するとできるだけ肉抜きを目立たせない(気づかせない)ようにして、面積を大きく見せる工夫がされているのが分かります。この辺りはさすがタカラトミーのデザイナーと言った感じ。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。『トランスフォーマー』での名シーンの1つ、ブロウルの弾を避けるシーンを意識して。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ」(国内版)から「SS-15 アイアンハイド」でしたー!待ちに待った新規ボイジャー「アイアンハイド」ですが、期待通りのかっこよさ!劇中再現度が一気にアップし、独特なずんぐりとした体型がしっかり再現されているのがいいですね。可動があと一歩な感じですが、それでもこれまでのアイアンハイドたちに比べると変形もしやすく遊びやすいです。近々マスターピースムービーシリーズ「MPM-6 アイアンハイド」も発売されるということで、結構似た感じのアイアンハイドが立て続けに出てしまうことになりますが、逆に同じ時期に出るからこそ、同時期の技術と解釈でどう違いを出してくれるか今から楽しみです!現時点で品切れが多いようですが、12月に再出荷があるようなので、未入手で気になっている方はそれを待ってもよいかと思います。
MPM版のハードルが上がりましたね。
こちらは可動範囲の物足りなさを感じたので、その辺りに期待したいところ。