
今日は「ビーストウォーズII」から「ガルバトロン(VS-16 史上最大の対決 ライオコンボイ VS ガルバトロン版)」をご紹介!
| 商品名 | ガルバトロン(VS-16 史上最大の対決 ライオコンボイ VS ガルバトロン)(Galvatron) |
|---|---|
| シリーズ | ビーストウォーズII |
| クラス | - |
| メーカー | タカラ |
| 発売日 | 1998年5月 |
| 価格 | ¥5,800(税抜) |
ということで、『トランスフォーマー ビーストウォーズII』から「ガルバトロン」です!この「ガルバトロン」は『ビーストウォーズII』に登場するデストロン機甲軍団を率いる新破壊大帝で、サイバトロン宇宙警備隊の司令官「ライオコンボイ」と惑星ガイアのアンゴルモアエネルギーを巡って戦います。今回紹介する玩具は1998年に発売されたもので、VSセット「VS-16 史上最大の対決 ライオコンボイ VS ガルバトロン」版で、単品で発売されていた「D-16 ガルバトロン」と同じ商品です。2026年には初のリメイクとなるニューレジェンズ版「NL-05 ガルバトロン(BWII)」が発売されるということで、今回はそのオリジナル版を紹介しようと思います!それではいってみましょー!
「VS-16 史上最大の対決 ライオコンボイ VS ガルバトロン」の「ライオコンボイ」のレビューは以下からどうぞ!

【パッケージ】


「ライオコンボイ」のレビューでも掲載しましたが、改めてパッケージはこんな感じ。何が驚きかと言えば、この2体セットで当時の価格はなんと5,800円(税抜)ということ。今となっては、ボイジャークラス1体すら買えない値段ということで、時代の流れを感じます…


キャラクターカード。カードのイラストは3DCGで作られたもの。
【ロボットモード】

ロボットモード。新破壊大帝という立場に相応しい、どっしりと力強いスタイルがカッコイイ。紫、黒を中心としたデストロンらしいカラーリングに赤とゴールドの差し色、そして胸にはめ込まれたガラス製のガルバマトリクスも相まって全体的に非常に豪華。『ビーストウォーズII』のデストロンは機械をベースにしたキャラクターが多い中、上半身の曲線を多用したビースト的なデザインと、膝から突き出たバルカン砲が目立つメカニックなデザインの下半身がミックスされた見た目が印象的です。当時のクラスとしてはウルトラクラス相当となり、全体的なボリュームもかなりしっかりしたものになっています。

背面。背中には翼とビークルモードのドリルが配置されており、先端が地面につくような形で第3の足の役割を果たしてくれています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部は歯を食いしばった表情で、『ビーストウォーズ』版「メガトロン」を彷彿とさせます。

胸部中央には黄色いガラス玉がはめ込まれており、「ガルバマトリクス」を再現しています。このガラス玉の存在感がとにかく強く、写真ではなかなか伝わらないのが残念ですが、中を覗き込むとキラキラ光ってとてもキレイ。本物のガラス玉を胸へ埋め込んでいるという作りはトランスフォーマーの中でも珍しく、唯一無二の存在感になっていると思います。

武器。まずは肘部分に取り付けられていたミサイルを「ガルバアックス」として持たせることができます。

肘部分を展開し、赤いスイッチを押すことで、ガルバアックスをミサイルとして飛ばすことができます。

背中の翼を展開することで「シザーハンド」となります。

翼部分が接続されたユニットごと取り外して、シザーハンドを武器として手に持たせることができます。

スイッチを前後することで、シザーハンドを開閉できます。
【ビーストモード】

ビーストモード。ドラゴンに変身。『ビーストウォーズII』のデストロン側は、メカニックなビークルや機械化されたビーストをモチーフとしており、この「ガルバトロン」はその両方を一体で表現しています。『ビーストウォーズメタルス』の「メガトロン」ともまた違った種類のドラゴンとなっています。スタイルも独特で、肩に配置された金色の肩アーマーも鎧のような感じで、さらに翼もマントのようなシルエットになっていて、ドラゴンの王様のような雰囲気がカッコイイ。実際アニメでも翼部分はマントのような描かれ方をされていました。

背面。翼と、後方へ長く伸びるムカデのような尻尾が特徴的。変形はそれなりのステップ数があり、取扱説明書でもテクニカルポイントが星6つと高いですが、複雑なガワ変形ではなく、素直にパーツを動かしながら形を作っていくタイプなので、一度覚えてしまえば比較的簡単に変形ができると思います。また、各部にクリック関節が使われていてカチカチ動かしながら変形するのも楽しいです。


前面&背面。


側面。

首部分の関節が細かく分かれており、各部がボールジョイントで接続されているのでフレキシブルな動きが可能です。また、口の開閉ができます。

ムカデのような尻尾に可動はありませんが、先端のミサイル部分はビーストモード、ビークルモードでも発射させることができます。
【ビークルモード】

ビークルモード。ドリルタンクに変形。金色の大きなドリルがかなり目立つ形で配置されて迫力があります。当時のトランスフォーマーとしてもかなり個性的なデザインで、この辺りは日本オリジナルのキャラクターらしい見た目だと思います。キャタピラ部分は底面に車輪がついており、転がし走行が可能です。

背面。ビーストモードの尻尾は上向きに配置されるような感じで、よりムカデのような見た目に。変形はビーストモードのドラゴンの首を丸ごとドリルで包み込む工程が面白い。脚部の変形もドラゴンの足部分をパネルで覆い隠す形で、雰囲気が大きく変わるのが気持ちいいです。


前面&背面。


側面。

上部についたスイッチを押すと、ドリルが回転するギミックが搭載されています。

右側のキャタピラ部分にはデストロン(プレダコン)のエンブレムがあります。指で擦ると周囲の色が温度で変わるようになっています。
【比較】

セットの『ビーストウォーズII』版「ライオコンボイ」と。「ライオコンボイ」の方が身長は大きく、スタイルも同シリーズながらだいぶ異なっています。そもそも関節の作りなど全体的な触り心地もかなり違っていて、同じシリーズの玩具とは思えないほどで、「ライオコンボイ」がビーストウォーズの系譜、「ガルバトロン」はかつてのG1やG2の系譜を継いでいるような感じと言えるかもしれません。ちなみに、この2体の開発はいずれも幸日佐志氏が担当しており、同時期に同じ方がここまで触り心地の違う玩具を開発していたというのも面白いポイントでもあります。

ビーストモードでも。ちなみにこの「ライオコンボイ」をレビューしたのが2020年…セットの「ガルバトロン」をレビューするまで6年もかかってしまった…

『ビーストウォーズ』版「メガトロン」と。こうして並べてみると、だいたい同じサイズで、頭部の雰囲気もよく似ており、この辺りは意識的に合わせられているように感じます。

ビーストモードでも。
【可動・アクション】

可動には当時のフルポーザブル仕様が取り入れられており、今遊んでもなかなかよく動く印象。腰も回るし、手首も回ります。また、今ではスタンダードになっている太もものロールも入っていて、これで足首さえ動けば現代でも十分通用する玩具だと思います。クリック関節の幅が大きいので、細かな調整は難しいですが、これが四半世紀以上前に作られていたのは素直に驚きます。以下、写真続きまーす。


この「ガルバトロン」は『ビーストウォーズ』の放送が終わった後、日本で継続して『ビーストウォーズ』を展開するために生まれたキャラクターですが、その頃、海外では後に日本で『ビーストウォーズメタルス』として展開されるシリーズが進行しており、おそらく玩具も同時期に開発されていたものと思われます。『メタルス』ではビーストとメカが融合したような見た目になりましたが、この「ガルバトロン」はビーストとメカという異なる要素を、デザインの段階から大胆に組み合わせたような見た目になっていて、トリプルチェンジャーということもありビーストウォーズ全体を見てもなかなか特殊なキャラクターのように思います。

シザーハンドを展開すると大きくシルエットが変わるのがカッコイイ。

2026年12月に発売されるニューレジェンズ版は、画像を見る限りこのオリジナル版の作りをかなり踏襲しているようです。実際、この「ガルバトロン」は今遊んでもとても完成度高く感じるので、リメイク版がこれをどう超えていけるのか今から楽しみ!

ビーストモードでも手足が動き、また首が自由に角度をつけられるのでポーズをつけて楽しめます。アニメでもビーストモードでの活躍が多かったので、当時の子どもたちも、きっとアニメを見ながら楽しく遊んでいたのだろうなあ、と想像できます。

以上、『トランスフォーマー ビーストウォーズII』から「ガルバトロン」でしたー!デストロン機甲軍団の新破壊大帝という立場に相応しく、玩具としてのボリュームと豪華さが素晴らしい!胸に埋め込まれたガラス玉の「ガルバマトリクス」など、今見ても唯一無二の存在感があり、ドラゴンとドリルタンクへ変形するトリプルチェンジも素晴らしい。ドリルの回転や「シザーハンド」の開閉などのギミックもモリモリで、非常にリッチな作りになっています。可動も足首が動かないくらいで、今遊んでも十分満足できる完成度だと思います。
何より改めて面白いと感じたのが、ライバルである「ライオコンボイ」と玩具の方向性がまるで異なること。「ライオコンボイ」はアクションフィギュア的なビーストウォーズ系の玩具であるのに対し、「ガルバトロン」は『ビーストウォーズ』以前の従来のトランスフォーマーを彷彿とさせる触り心地をさらに進化させたもので、2体を並べることで、『ビーストウォーズII』におけるサイバトロンとデストロンの違いを玩具からもしっかり感じることができます。
そして、2026年12月にはニューレジェンズで待望の「ガルバトロン」のリメイクが実現することとなるわけですが、どんな形でこのオリジナル版を超えていってくれるのか、今からとても楽しみです!



この記事へのコメント
もう出たの!?っと思ったら当時品だった。
当時品のクオリティやばいっすねやっぱ……。
唯一の弱点が「顔がデカイ」くらいだったくらいで
リメイク版で一番期待されてるのが顔の小ささというのが凄い
アニメ放送当時、遊び倒してたのをよく覚えてます
ドリル戦車とメカドラゴンという変形モチーフかわ強すぎる
ただ、子供時代特有の力加減のわからなさ(+当時のプラの質?)のせいで、ビーストモード時の脛をへし折ってしまい直すこともできず、そのまま倉庫入り…
ニューレジェンズ版も予約しましたが、各部の強度もどうなってるか気になるところ
脛のデザインの変形しますよ感がとてもいいですね。
アニメでは惑星ガイア最強のドラゴンとドリル戦車をまとめてスキャンしたことにより暫く昏睡状態で作中では最強の敵として君臨していた印象が強いですね。
漫画版のライオコンボイとのタイマンではクリーチャーモード(玩具の変形ギミックを活かした中間形態)を駆使してライオコンボイを圧倒しており破壊大帝の名に恥じない暴れっぷりを披露していました。
5800円といえば当時なら平均的なPSソフト1本分ですね
それでどちらかひとつではなくセットで買えてしまうとは
レビューお疲れ様です。自分も当時購入して遊び倒しました。
悪の帝王のイメージそのもののロボ、凶暴そうなメカドラゴン、穴掘りじゃなくて敵の身体をぶち抜く為としか思えないドリルタンクと漢のロマンを詰め合わせたようなキャラだと思います。
ライオコンボイとのサイズ感は当時から大きさの概念は捨てて楽しんでいましたが、後年ロボットマスターズで理想的なサイズのライオコンボイが発売された時は、漸くベストな対戦相手が出来たと喜んだ記憶があります。
ニューレジェンズ版はどこまで進化しているのか楽しみですね!
当時品のクオリティすご…色がちゃんとピンクだったらぱっと見区別つかないかも
1体2980円で、当時品ですら顔がデカい以外に欠点らしい欠点がないのが凄い。
シザーハンドは自分の手で持ってシャカシャカ出来るので
ある意味でなりきりアイテム的な側面もありますし、ドリルは言わずもがな。
ニュージェネ版はさすがにドリルの回転ギミックまでは再現してないと思うので、
当時品は当時品で価値があるんですよねえ。