
今日は「トランスフォーマー 40TH SELECTION」から「ライオコンボイ」をご紹介!
商品名 | 40TH SELECTION ライオコンボイ |
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シリーズ | 40TH SELECTION |
クラス | ボイジャークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売日 | 2025年8月30日 |
価格 | 6,500円(税抜) |
ということで、40TH SELECTIONから「ライオコンボイ」です!「ライオコンボイ」は1998年に放送された『ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー』に登場したサイバトロンの総司令官。トランスフォーマー40周年記念商品となり、玩具としてはレガシー エヴォリューションで発売されたボイジャークラス「レオプライム」のリデコとなっています。当初は2025年2月に発売される予定でしたが、発売延期となり2025年8月にようやく発売となりました。それではいってみましょー!
【パッケージ】


パッケージ。『ビーストウォーズII』放送当時に発売された「ライオコンボイ」のパッケージをオマージュしたデザインに。「ライオンからロボットに変形するぞ!!」の文言も当時のまま。背面は当時はサイバトロンとデストロンに別れたイメージイラストでしたが、今回は「ライオコンボイ」の商品説明になっています。

横面や上部も当時のパッケージをイメージしたデザインになっています。
【ロボットモード】

ロボットモード。レガシー エヴォリューション版から右肩のライオンの頭部の造形が変更され、より『ビーストウォーズII』の「ライオコンボイ」の見た目に近づきました!肩の他に、前腕部分のたてがみ部分も変更されています。たてがみ部分は当時の玩具をイメージしたゴールドで質感もいい感じ。その他の部分もオリジナル版の玩具に合わせたカラーリングに変更されています。

背面。レガシー エヴォリューション版よりも腕のライオンクローが長くなっています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部の造形はレガシー エヴォリューション版から変わらずですが、塗装が旧玩具をイメージしたメタリック塗装に変更されてより立体感が際立つ感じに。目の中は金色で塗装されています。

左胸のパネルは展開可能で、中にはエネルゴンマトリクスが造形されています。

右肩のライオンの頭のたてがみは根本部分から展開可能。

展開したたてがみは手動で回転させることができ、ライオンタイフーンを再現できます。

続いて腕のライオンクロー。レガシー エヴォリューション版よりも長くなり、たてがみと同じ金色で塗装されています。

脱着式の武器として「ライオビーム」が2つ付属。ライオンの頭部部分に取り付けます。

前腕のたてがみパーツを起こすと中に5mmジョイントがあり、そこにもライオビームを取り付け可能。

ライオビームが背中のパーツの裏側に取り付けておくことができます。
【ビーストモード】

ビーストモード。ホワイトライオンに変身。頭部が丸々新規造形で、アニメでのビーストモードの見た目を忠実に再現してくれています。顔の造形が本当に素晴らしく、まさにアニメの「ライオコンボイ」そのもの。たてがみのゴールドの塗装も相まってとても神々しい姿になっています。

背面。変形は基本的にレガシー エヴォリューション版と同じですが、頭部はまるっと新規造形なのでそこだけ若干違っていて、たてがみ部分が可動するので変形しやすくなっている印象。


前面&背面。


側面。

口は開閉可能、口の中もちゃんと塗装されています。

ビーストモードでも頭部にライオビームを取り付け可能。

使用しない際は背中の中にしまっておくことができます。

ビーストモードでもライオンクローを展開可能。
【比較】

レガシー エヴォリューション版「レオプライム」と。レガシー エヴォリューション版は肩のライオンの顔やたてがみがリアルな造形になっていました。塗装も結構変わっていて、青い部分がメタリックになっていたり、また胸部〜腹部の塗装も40TH SELECTIONのほうがより細かく塗り分けされています。

ビーストモードでも。レガシー エヴォリューション版はちょっと怖さを感じるくらいの造形で、今回の40TH SELECTION版は「本当はこうしたかった」感がすごく伝わってくるような…

マスターピース版「ライオコンボイ」と。マスターピース版はロボットモード時の肩のライオンの形状まで変わるこだわりよう。

ビーストモードでも。こうしてみると今回の40TH SELECTION版の方がシンプルな分、アニメの雰囲気にすごく似て見えます。
【可動・アクション】

可動もレガシー エヴォリューション版から変わらずでしっかり動いてくれます。肩のライオンのたてがみが展開できるようになったことで、右腕周りの可動もよりやりやすくなりました。以下、写真続きまーす。


レジェンズ時代はこういった日本のファンが喜ぶようなリデコが多かったのですが、ここ最近はめっきり息を潜めていました。この「ライオコンボイ」で久々の日本らしいアレンジ商品を見た気がする!


40TH SELECTIONはこの「ライオコンボイ」含めて3つしか発売されなかったけど(カラクリスタチューと「バンブルビー」)、もうこれ以上は出なそう…?とはいえ、T-SPARKが立ち上がって、いろいろこれまでにない商品も登場してることもあって、結構特別な年になったような気がする。40周年のお祭り感が終わってしまうのは寂しいけど、きっとまたあっという間に45周年、50周年とかになっちゃうんだろうなあ(その時の自分の年齢を考えると気絶しそうだけど)。


お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。

以上、「トランスフォーマー 40TH SELECTION」から「ライオコンボイ」でしたー!レガシー エヴォリューション版からライオンの頭部が完全新規造形となり、一気に「ライオコンボイ」感がアップ!ライオンの頭部は造形がとにかく素晴らしく、またオリジナル版の玩具を彷彿とさせるゴールドの塗装もとても綺麗。さらにただのリデコではなく、パーツが大幅に増えて、ライオンタイフーンまで再現できるという力の入れようになっています。一時は発売延期となり、発売時期がなかなか定まらずヤキモキしましたが、こうして無事に手に入れることができてとても嬉しい(一体何が延期の理由だったのかはとても気になるけど…)!リデコ元の「レオプライム」と並べて遊んでも違いがはっきり感じられるし、当時品やマスターピース版と比べても、それぞれの特徴をうまく取り込んだ完成度の高い一体になっていると思います。「ライオコンボイ」のファンはもちろん、『ビーストウォーズII』を知らない世代にもぜひ触ってほしいアイテムです!
この記事へのコメント
カッコいい
本体の充実ぶりも去ることながら個人的に嬉しかったのはパッケージが当時品を踏襲したものである事。店頭でこのパッケージを見かけた時には小学生時代にタイムスリップしたようでした。
最初からこの顔で出してくれという気持ちはありつつも、最初からこの顔だったらネメシスレオプライムのあのご尊顔に出会えなかったと思うと、あれはミラクルプレーだったなと思う
私は世代ではありませんが、思わず買ってしまいました!
ついニヤけてしまうほどのカッコ良さ、最高です。
ビーストモードはマスターピースより纏まってるし最高の一品だわ。
価格以外は………
ネメシスの癒し系の顔もいいですが、ライオコンボイのカラバリでコピーもでませんかね?
ボイジャーでも7000円級が標準価格になりつつあるせいで結果的にこの塗装の豪華さとしてはすごいお買い得になってる気がした
詳細不明の延期で一時期は発売中止かと危ぶんでいたのですが万博に当品が展示された事で大分気持ちが楽になりました
「ああ、ちゃんと開発が進んでいるんだなぁ……」と
あれからさらにブラッシュアップされた物が手元にあるのを見ると半年待ったかいがあったと思います
一番好きなキャラがライオコンボイなので、本体から箱までこれほどこだわって作ってもらえた事に大満足!企画から製作に関わられた全ての方に心から感謝申し上げます。
あとはガルバトロン様にも期待…していいですよね……?
レガシーEVO版レオプライムのビーストモードの顔がもっとアニメ寄りだったら…のモヤモヤを吹き飛ばしてくれたこの商品
最後発故に全体的なまとまりもビーストモードの顔の出来もピカイチで、実に買って良かったと思える一品でした
レオプライム未所有だったので、レオプライム自体の出来自体も良かった事を確認
塗装も正確、本体白部分も塗装されている豪華さ
全体的に安っぽさを感じさせずいい買い物したと思えたので、価格はそれなりに高いけれども、許容かなと自分は感じました
立ち姿見てるだけで、頭ン中で「SUPER VOYAGER」が流れる位、理想的なライオコンボイにため息が
≫45周年、50周年の自分の年齢を考えると気絶しそう
G1リアタイ世代の自分は50周年には還暦超え(血涙)…
それでも今の商品をも凌駕するトンデモ設計のTFや、このライオコンボイの様な驚きや感動を呼び起こす商品がこれからも沢山出るんだろうなと思うとワクワクが止まりません
あれをレオプライム名義のまま日本で発売したのは
これを出すための伏線だったのだろうか
万博の展示品でたてがみが黄土色成型色だったからまたメタリック塗装詐欺か…と思ったけどちゃんと綺麗な塗装だったんですね
胸の赤とか逆にTL版で塗装だったのが成型色になってる所もあるけど、より鮮やかになっててチープ感薄いしよく手が触れるところだからこれはこれでいいのかな
ありがとう。
かっこよすぎる。
求めてたものだ。
えっ!?ライオコンボイ万博で展示されてたんですか!?
レガシー版もあれはあれで良い出来ですが、これを前にするとやっぱり霞みますよね。
基本的に同じ変形するアイテムは買わない主義なんですが、
これに関しては元玩具持ってて思い入れも強いので購入しましたが、
買ってよかったと思える良い出来でした。
ただこれはレガシー版からそうなんですが、
ロボモードの背中パーツはしっかり固定できるように修正して欲しかったですね。
レオプラの顔って「リアルっぽい」であって実際のライオンの顔再現としてはかなり微妙なんすよね
なので何故あんな顔にしたのかが更に不可解になるという
金塗装はいいものですけど結構剥げが怖い(というか早速やらかした)ので、気休め程度にタミヤモデリングワックスを塗って保護しておきました
効果あるかどうかはわからんけども…
40THは、バンブルビーは品質最悪だしライオコンボイは酷い延期だし、なんだかな。
ライオコンボイはいいものが発売されたから良かったものの、バンブルビーは本当に酷かったし。
欲を言ったら腕のタテガミパーツのヒンジの赤を金に塗ってくれてたら多分ビーストモードの再現度爆上がりしてたと思う。
いつも綺麗で分かりやすいレビューありがとうございます。
毎度購入や遊びの際の参考にさせていただいております。
今回お写真を見て気付いたのですが、ロボットモードでライオン頭をボディ側にスライドさせる変形(取説のステップ23の②)が行われていないように思います。
躍動感のあるポーズだとあまり気にならない(むしろ窮屈感が無くて良いくらい?)ですけど、素立ちだとこの僅か数ミリのスライドで全体のシルエットがグッと引き締まりカッコよくなるのが面白いですよね。
やっぱりライオコンボイのビースト顔はこうでなくっちゃ。
というかなんでレガシー版はうろ覚えで描いたマーライオンみたいな顔なのか…
技術の進歩を感じさせる品ですね
マスターピースよりバランスよくまとまっていて変形も洗練されていると思います