
今日は「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 超神マスターフォース」から「C-309 ゴッドボンバー」、そして「ゴッドジンライ」をご紹介!
商品名 | C-309 ゴッドボンバー |
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シリーズ名 | C-309 ゴッドボンバー |
クラス | – |
メーカー | タカラ |
発売時期 | 1988年 |
価格 | 2,000円(税抜) |
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 超神マスターフォース」から「ゴッドボンバー」です!「ゴッドボンバー」は、1988年から1989年にかけて放送された『トランスフォーマー 超神マスターフォース』に登場した「ボンバー計画」によって誕生した擬似トランスフォーマー。「スーパージンライ」と合体することで「ゴッドジンライ」へとパワーアップします。今回は「ゴッドジンライ」モードも合わせてご紹介します。それではいってみましょー!
【ロボットモード】

まずは「ゴッドボンバー」のロボットモードから。「スーパージンライ」をパワーアップさせるサポートロボットということもあって、パーツを組み合わせて作られた独特な形状。可動も腕が肩から回るだけの最小限のものになっています。擬似トランスフォーマーということで、アニメの中でもキャラクターとしては描かれていなかったこともあり、アニメ内での印象は薄いのですが、それでも当時トランスフォーマーとしては初のパワーアップロボだったので、この玩具としての「ゴッドボンバー」は管理人含め当時の子供たちにはとても印象深い姿なのではないでしょうか。

背面。背中側に「ゴッドジンライ」の胸パーツが配置されているので、背中の方が豪華に見えます…腕は翼パーツを途中に噛ませる形で接続されています。ちなみに、「ゴッドボンバー」の玩具には少し悲しい過去があり、元々は2,500円の商品として開発されていたものが、急遽2,000円で発売しなくてはいけなくなってしまったことから、当初予定されていたものから大幅にコストダウンされたものになってしまいました。コストダウンする前の姿は名著『トランスフォーマージェネレーション』に掲載されています。


前面&背面。


側面。

バストアップ。頭部はサポートメカにしてはすごくかっこいいデザイン。人格はないのに口や鼻が造形されていることで、さまざまな想像を膨らませてくれます。

武器は肩の「ゴッドキャノン」。メッキ塗装されたミサイルがカッコイイ。ミサイルはスプリングギミックで発射できます。
【ビークルモード】

ビークルモード。武装コンテナに変形。変形と言っても、ロボットモードから全てパーツをバラして組み立て直す必要があり、そういう意味でも当時のトランスフォーマー玩具の中でも異色のものだったと思います。当時買ってもらえなかった管理人にとっては、このシルバーに輝く謎の車が憧れだったことを昨日のことのように思い出します。

背面。側面のデザインなどから「スーパージンライ」のコンテナの延長としてデザインされているのがわかります。変形は上でも書いた通り、一度すべてのパーツを分離してから組み直す形式で、また各部の接続も今の玩具のようにそこまでガッチリ固定する感じでもないのですが、その作りこそが「トランスフォーマーのパワーアップ遊びはここから始まったんだ」と感じさせてくれます。


前面&背面。


側面。

「スーパージンライ」のビークルモードと接続することでダブルトレーラーモードになります。「スーパージンライ」のコンテナ後部に「ゴッドボンバー」のバンパーを挟み込むような形で接続します。

「ジンライ」単体に接続して牽引することも可能。

「スーパージンライ」の装備を取り付けることで「ゴッドボンバー攻撃機モード」に。
【比較】

レジェンズ版「LG42 ゴッドボンバー」と。「ゴッドボンバー」自体が日本オリジナルの玩具となり、レジェンズ版も日本独自の商品として展開されました。レジェンズ版も同じく「ゴッドジンライ」になるために各部バラバラになるということで、玩具としての遊びやすさはちょっと低め。もうすぐマスターピース版が出るけど、果たして「ゴッドボンバー」としてどこまで遊びやすくなっているのか期待です。

ビークルモードでも。レジェンズ版はゴッドキャノンの位置や全体的なバランスが大きくアレンジされているのが分かります。

マスターフォース版「スーパージンライ」と。身長はほぼ同じ。「ゴッドボンバー」はサポートメカとしての無骨さというか、無機質さみたいなものが強調されていて、「スーパージンライ」と並んだ時のバランスはとても良いです。

ビークルモードでも。
【可動・アクション】

可動は前述の通り腕が回るのみ。あとは若干脚部を開くことができます。とはいえ当時のトランスフォーマーとしてはそこまで珍しくはないので、おそらく当時の子供たちも「こんなもん」と思って遊んでいたんじゃないかな?ただ、各部バラバラになる仕様なので、あまりガシガシ動かして遊ぶのは難しいです。


ゴッドキャノンは手に持たせることも可能。

ということで、「ゴッドボンバー」はここまで!次のページでは「ゴッドジンライ」を紹介していきます!
この記事へのコメント
当時、トランスフォーマーのカタログのゴッドジンライ見て「おおー!!」ってなりましたが…………店舗で実際見た姿は「あれ?」ってなった記憶があります。今月MPG版出ますが、いつかミッシングリンク版でお目にかかりたいですね。
子供の頃、ゴッドボンバーのロボットモードのどこに
「スーパーゴッドジンライ時の胸パーツ」がついてるのかわからなくて、
カバヤガム版を購入して、初めて前後がひっくり返ってるのを知りました。
(当時の玩具カタログや雑誌の玩具紹介では、ロボット玩具の背面を掲載しているものがなかったので)
1号ロボのジンライも2号ロボのゴッドボンバーも、共にある意味で両A面構造という
共通デザインになっていることも合わせて、感動した記憶があります。
コンボイそっくりだけど全くの他人のジンライにも衝撃を受けましたし、
当時の子供目線で見ても子供受けの悪いキャラクターデザインにも関わらず、
しっかり引き込まれた自分的に、マスターフォースはやっぱりエポックな作品だなあとしみじみ。
レジェンズでリメイク発表の嬉しさと、入手して致命的すぎる足首設計に辟易した思い出が…。