今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー エヴォリューション(海外版)」から 「ハンブルオリジンズ 2パック」をご紹介!「その1」は「セネターショックウェーブ」!
商品名 | ハンブルオリジンズ 2パック(Humble Origins 2-Pack) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー エヴォリューション |
クラス | ボイジャークラス&デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2023年7月 |
価格 | $54.99/Amazon.com限定 |
ということで、レガシー エヴォリューション版 「ハンブルオリジンズ 2パック」から「セネターショックウェーブ」です!「ハンブルオリジンズ 2パック」はIDWコミックの設定をもとにしたもので、いわゆるみんながよく知る姿の「ショックウェーブ」になる前の上院議員だったころの姿である「セネター(上院議員)ショックウェーブ」と、「オライオンパックス」がセットになったもの。上院議員の姿としての玩具化は初めてで、玩具としてはシージ版「スタースクリーム」のリデコとなります。アメリカではAmazon.com限定で発売されたもので、2023年8月現在日本での発売の予定はありません。それではいってみましょー!
「その2 データクラーク オライオンパックス編」は以下からどうぞ!
【パッケージ】
パッケージ。通常のレガシー エヴォリューションと同じフォーマット。
同時に発売された「ライズオブティラニー 2パック」と並べると繋がった1つのイラストになります。上院議員の「ショックウェーブ」と「ラットバット」が議論を交わしているようなシーン。ちなみに、Amazon.comでは発売されるまでこの2商品の情報が逆に登録されていて、「ハンブルオリジンズ 2パック」を注文すると「ライズオブティラニー 2パック」が、「ライズオブティラニー 2パック」を注文すると「ハンブルオリジンズ 2パック」が届くという事態が発生していました…なので管理人も2つとも頼んだから良かったものの、注文的にはそれぞれ逆のものが届きました…現在は修正され正しいものが届くようです。
【ロボットモード】
ロボットモード。この見た目からは「ショックウェーブ」感は全くなく、カラーリング的にはどことなく「ウルトラマグナス」を彷彿とさせる感じで、元のシージ版「スタースクリーム」のスタイルの良さもあってものすごくカッコイイ。「スタースクリーム」からのリデコ箇所も多く、頭部、胸部、股間、そして背中の翼部分が変更されています。ちなみに、IDWコミックの上院議員「ショックウェーブ」の見た目は回によって少しずつ違う感じですが、背中の2本の突起は統一しており、そこからこのスタスク型が選ばれたのではないかと思います。
背面。背中の翼部分も「スタースクリーム」から大きく変更されてジェットパックのような見た目になっています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔もなかなかのかっこよさ。胸部も新規パーツで、ディテールの細かさもボディに合わせられてモールド多めの造形になっています。
武器はありませんが、翼が別パーツになっていて、ロボットモードでは前腕部分に取り付けるようになっています。
【ビークルモード】
ビークルモード。惑星サイバトロンの宇宙船に変形。コミックの中ではビークルモードになる描写はないので今回の玩具オリジナルのデザインになっています。といっても元の三角ジェットの印象が色濃く残っているので、元を知っているとだいぶ強引なリデコに感じます。サイドの翼部分はロボットモードの前腕部分から肩部分に付け替えます。
背面。変形は基本的に「スタースクリーム」と同じ。そして、初期のこのスタスク型であったロボットモードの胸のパネルの外れやすさが復活しています…形状を優先しパネルの上の方までヒンジが動かなくなっていることも影響していてかなり外れやすいです。
前面&背面。
側面。
翼部分は脱着式で取り外すとこんな感じ。
【比較】
リデコ元のシージ版「スタースクリーム」と。翼部分が大きくリデコされたこともあってシルエットが大きく変わっていて、胸部と股間部分も違うのでしっかり別物に見えます。
ビークルモードでも。ビークルモードは中央部分がそのまま残っているので結構似たイメージに。
シージ版「ショックウェーブ」と。のちの姿はかなり違った姿に…なぜこの「ショックウェーブ」の姿になったかというと、対立する議員たちに反逆罪に問われ、囚われた末に無理やり改造されたため…しかも感情中枢を切り取られ上院議員時の感情は全て失われています…その後「メガトロン」と合流することになるわけですが、これはあくまでIDWコミックでの設定となり、G1とは異なっています(G1も「ショックウェーブ」はアニメとコミックで大きく設定が違います)。
セットの「オライオンパックス」と。「オライオンパックス」はIDWでは情報技師という設定になっています。「オライオンパックス」についてはまた次回。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動は「スタースクリーム」と同じでよく動いてくれます。シージがもう5年前というのが驚きですが、このシージから可動については一段階シフトが上がった感じになり、腰、足首の可動がスタンダードになりました。その中でもこの型は手首が動いたり、変形の関係で膝が深く曲げられたりかっこよくポーズが決まってくれます。以下、写真続きまーす。
元々は天才科学者で議員時代は「オライオンパックス」に尊敬されるような良い議員でした。ちなみに日本ではこの辺りのお話を網羅するコミックはヴィレッジブックスから翻訳版が発売されていましたが、2022年末に同社が出版事業を終了してしまったので今現在コミックの入手が難しくなっています…レガシーではIDWコミックのキャラも積極的に玩具化されているのでとても残念…
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
「オライオンパックス」と。上院議員の「ショックウェーブ」を慕っていた「オライオンパックス」ですが、お話的にはその後『ダークサイバトロン』シリーズで「オプティマスプライム」たちに「ショックウェーブ」は倒されることになります…
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー エヴォリューション(海外版)」から 「ハンブルオリジンズ 2パック」の「セネターショックウェーブ」でしたー!「その2 オライオンパックス編」は近日中にレビュー公開予定です!「その2 データクラーク オライオンパックス編」も公開中です!
IDW版は全然知らない門外漢なので、何でこいつが
ショックウェーブ(レーザーウェーブ)名義なのか全く理解できなくて謎でしたが、
設定知るとひたすら悲しくなりますね……。
ただ背景知らなくても充分カッコイイので、日本でも販売して欲しいですねえ。