今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-100 フォーレン」をご紹介!
商品名 | SS-100 フォーレン |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | リーダークラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年3月25日 |
価格 | 7,500円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版リーダークラス「フォーレン」です!「フォーレン」は実写映画第2作目『トランスフォーマー/リベンジ』に登場した原初のプライムの一人でディセプティコンを作った『リベンジ』のラスボスとなります(映画の中では「フォーレン」ではなく「フォールン」読みでした)。かつて『リベンジ』上映時にボイジャークラスが発売されていましたが、リメイクは今回が初めて。しかもリーダークラスでの立体化となります。海外では2022年に「91 The Fallen」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。
台紙兼ディスプレイスタンドは『リベンジ』終盤のエジプトのシーン。
【ロボットモード】
ロボットモード。ここ最近のリーダークラスの中ではだいぶ大きく感じて迫力があります!作り自体は大きなパーツが多くシンプル目ではありますが、その分しっかりボリュームがあってラスボス感が出てます。ボディはだいぶ真っ黒な感じで、こんなに黒かったっけ…?と思って『リベンジ』を見返したら質感こそ違えどちゃんとこんな感じの色でした。あとは、映像と見比べても各部の再現度がとても高く驚きました!
背面。背中の特徴的な腕とつながる関節もしっかり再現。トランスフォーマーとしてみても異形な形態であることが一発でわかります。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部も忠実に再現。塗装も細かく塗り分けされています。頭部はギミックのためにほぼ軟質パーツが使われていますが、ディテールもエッジ立った感じでしっかりしています。
マスクを外すことで劇中ラストでオプティマスによって頭部の皮を剥がれた顔を再現できます。目はクリアパーツで集光ギミック付き、塗装も何気に細かい。2010年に海外でボイジャークラスのリカラーで顔剝ぎギミックが搭載されたものが発売されていたのですが入手が難しいものになっていたので、それがこうしてスタジオシリーズで再現されたのはとても嬉しい!
剥がれた顔は口の開閉が可能。かなり大きく開けることができます。
マスク(というか顔ですが)の目の部分もクリアパーツ部分が下の顔の目の位置とちゃんと合うようになっており、集光ギミックもちゃんと効くようになっています。
武器は劇中でも使用していた槍?杖?(パッケージ裏では長槍と書かれています)半分から分離して手に上下から刺して持たせます。ちなみに『リベンジ』ではオプティマスがこの杖を半分に折って顔を挟んで皮を剥ぐという使い方をしていました…
ふたつに分けるとこんな感じ。
「フォーレン」の特徴として背中から伸びて腕に接続されるもう一本の腕があります。この影響で動きが制限されてしまうのは確かにあるのですが、腕の動きと連動して背中側の関節が動くようになっていてなかなか凝った作りになっています。
腕側とはボールジョイントで接続されています。また、腕側の受け部分も可動するようになっており、動かしてもなるべく外れないような作りになっています。ただ、やっぱりポーズを大きく取らせようとするとすぐ外れてしまうので、ポーズをつけてからこの部分を接続するようなやり方がいいかもしれません。
【ビークルモード】
ビークルモード。エイリアンジェットに変形。映画の中では「フォーレン」はビークルにならないので、玩具オリジナルのモードとなりますが(設定としては存在するのかもしれませんが)、形状は『リベンジ』時に発売されたボイジャークラスの姿を強く反映したものになっています。当時の玩具のごちゃっとした感じもそのままで、写真だとちょっと形状がわかりにくいですが、しっかりキャノピーがクリアパーツで再現されていたり、流れのある感じのデザインになっていたりかっこいいです。
背面。背中の腕が立体的に接続されているのがカッコイイ。パーツ配置や変形も『リベンジ』版ボイジャークラスによく似ていて、リーダークラスとしてみると少々物足りなさもあるかもしれませんが、ある意味忠実なリメイクな感じなので当時の玩具を持っている人は懐かしく感じると思います。ただ、四肢の動く部分同士を接続することもあってジョイントが外れやすかったり、角度が合っているかどうかちょっとわかりにくいのはネックかな。
前面&背面。
側面。
武器は半分にしたものを取り付けておくことができます。
底面には5mm穴がありフィギュアスタンドに接続できます。
【比較】
『リベンジ』に発売された「RD-10 フォーレン」と。当時の玩具を改めてみてみると何気に現度はかなり高め。
ビークルモードでも。背中の腕の差こそありますが、パーツ配置などはほぼ同じ。
スタジオシリーズ版ボイジャークラス「バトルダメージ メガトロン」と。サイズ感もいい感じ。
ビークルモードでも。
スタジオシリーズ版「ジェットウイング オプティマスプライム」と。これが出たのが2019年なので、意外と揃うの時間かかった!『リベンジ』で出てないのはあとはツインズくらい…?
【可動・アクション】
可動は各部動しっかり動くように作られていますが、前述の通り腕周りは背中の腕がある影響で制限が大きめ。ただ、このあたりは見た目の再現性上仕方ないと思うし、その中で可能な限り動くように工夫されているのを感じます。以下、写真続きまーす。
槍がかなり大きくて迫力あります。四肢も長いので写真にうまく収めるのが大変だった…
槍は両手で持つことも可能。
最後はパワーアップしたオプティマスの前になすすべなくスパークまで握り潰されるという…ぽっと出の強キャラらしいやられ方で、ある意味「メガトロン」に花を持たせた形で良かった。
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-100 フォーレン」でしたー!ロボットモードの再現度が圧倒的で、さらにリーダークラスであることを活かしたサイズ感も迫力があるし、立ってりるだけで満足度高いです。背中の腕の影響で動かしにくさは確かにありますが、再現度的にはこれが正解だし、そこを含めてうまくポーズづけできた時は嬉しくなります!「フォーレン」はトランスフォーマーらしくない有機的なデザインで、さらに劇中ではビークルもなくリメイクは後回しになっちゃうよなあ…と思っていましたが、ようやくこうしてリーダークラスでとても良い形で発売されたのがとても嬉しいし、設定としては実写トランスフォーマーの中でも最強クラスなキャラということもあり、日本ではシリーズナンバー「100」で特別な感じを出してくれたのも良かったです!
選んだ星が悪かったな!
その顔を剥いでやる!
私の手で…地に堕ちろ!
実写お約束の顔面破壊だけじゃなくトドメのハートキャッチ(物理)と…
G1みたいなノリで気持ち良いくらい司令官大暴れするし、
リベンジの思い出が蘇る良玩具ですよねフォールン様w