今日は「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-95 クロスヘアーズ」をご紹介!
商品名 | SS-95 クロスヘアーズ |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2023年2月25日 |
価格 | 3,500円(税抜) |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「クロスヘアーズ」です!「クロスヘアーズ」は実写映画第4作目『トランスフォーマー/ロストエイジ』と第5作目『トランスフォーマー/最後の騎士王』に登場したオートボットですが、今回は『最後の騎士王』の姿を再現しています。『最後の騎士王』公開時にデラックスクラスで発売されていますが、スタジオシリーズとしては初リメイクとなります。海外では2022年に「92 Crosshairs」として発売されています。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。キャラ紹介が要点抑えた感じでいいですね。
台紙兼ディスプレイスタンドは「コグマン」に指をへし折られたボーリング場前。
【ロボットモード】
ロボットモード。ロボットモードは映像と見比べても再現度がとても高く、特徴的なコートを着たようなスタイルもしっかり再現してくれています。塗装の物足りなさは若干感じますが、顔まわりはしっかり塗装されていて、各部のディテールもしっかり造形されています。
背面。背中はビークルモードのガワをほぼ背負ったような感じでボリューム多め。その影響もあり、ボディは前半分しかなく、あまり横からは見てはいけない感じになっています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部の大きさの割にかなり細かく造形されていて、塗装のおかげもあり劇中の雰囲気をよく再現してくれています。目はクリアパーツですが、塗りつぶされていて集光ギミックは効きません。あと、頭半分が首との接続部含めクリアパーツになっているので、首をぐりぐり動かすとひび割れそうでちょっと怖いかも…
武器はサブマシンガン2丁。
武器は背中のコート部分に取り付けておくことができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。ゼネラルモーターズの「シボレー・C7コルベット・スティングレイ」に変形。薄いボディをリアルに再現していて、スモークなクリアパーツもウインドウとライトに使われていてとてもカッコイイ。唯一残念なのがフロントのコルベット・スティングレイのマークが黒く塗りつぶされてしまっていることくらいかな。ちなみに『ロストエイジ』と『最後の騎士王』どちらも同じ車種ですが、ボンネット部分形状など若干異なっています。
背面。テールランプが塗装されるとぐっとリアルさが増します。リアのウインドウがクリアでちゃんと再現されてるのもいいですね。リアスポイラーはジョイントで接続されているだけなので変形時はかなり取れやすいです。変形はガワに頼った変形ではありますが、単純なガワ変形というわけではなく、内部もしっかり変形させる形になっています。
前面&背面。
側面。
底面。武器はサイドのウインドウの裏側に取り付けておくことができます。
【比較】
『トランスフォーマー/最後の騎士王』時に発売されたデラックスクラス「TLK-21 クロスヘアーズ」と。「最後の騎士王」版も『ロストエイジ』版を経たこともありなかなかいい再現度ですが、今回のスタジオシリーズ版はと劇中のスタイルにかなり寄せられているのが分かります。
ビークルモードでも。こちらも「最後の騎士王」版はすごくよくできているのが分かります。ボディの緑の感じなんかは今回のスタジオシリーズ版の方が劇中のイメージには近いですね。
同時に発売されたスタジオシリーズ版「ホットロッド」と。「ホットロッド」の方がちょっと大きめ。
ビークルモードでも。ちなみに今回の「クロスヘアーズ」の担当はクラウドファンディング「ビクトリーセイバー」を手掛けたベテラン幸日佐志氏。
【可動・アクション】
可動は若干肩周りが干渉しやすく、動きが狭まってしまいます。脚部は足首の可動もあってよく動くし、背中のマントも角度をつけられるので、余計肩が動かしにくいのがもったいなく感じちゃうかも。以下写真続きまーす。
『最後の騎士王』ではあまり活躍の場がなく、「コグマン」に指をへし折られる印象だけがやけに強い…ラストバトルの時はどこ行ってたんだ…?
マントを大きく広げると迫力があります。もうちょっとボディの背面にボリュームがあれば嬉しかったな。
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。『ロストエイジ』の空中で二丁拳銃で戦う姿がめちゃくちゃかっこいいよね!
以上、「トランスフォーマースタジオシリーズ(国内版)」から「SS-95 クロスヘアーズ」でしたー!ロボットモード、ビークルモードとも再現度が高く、特にロボットモードはスタイルの良さと特徴的なコートを着たような見た目を両立させていてとてもかっこいいです。デザイン的にどうしてもガワ変形になりがちではありますが、ガワを被せるだけではないしっかりとした変形に落とし込んでいるし、若干横から見てはいけない感じは確かにあるのですが、「ホットロッド」とはまた違った感じでスタジオシリーズのデラックスクラスの進化を感じることができると思います。
このクロスヘアーズ、写真で見ると薄くチープに感じていたけど、実際手に取るとよく動くし変形も楽しくて「遊んで魅力がわかる」トランスフォーマーだな…と!