今日は「トランスフォーマーレガシー ヴェロシトロンスピーディア500コレクション」から「ブラー」をご紹介!
商品名 | ブラー(Blurr) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー ヴェロシトロンスピーディア500コレクション |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2022年8月 |
価格 | $24.99(Walmart限定) |
ということで、ヴェロシトロンスピーディア500コレクションからデラックスクラス「ブラー」です!この「ブラー」はIDWコミックに登場した際の「ブラー」の姿を再現したもので、玩具としてはスタジオシリーズ86版デラックスクラス「ブラー」のパーシャルとなります。日本では2023年1月に「TL EX-01 オートボットブラー」としてタカラトミーモール限定で発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。ちなみに、この「ブラー」はIDWコミックデザインではありますが、「コミックユニバース」とは商品には書かれていません。レガシーシリーズではレックンルールコレクションで「コミックユニバース」として「インパクター」が発売されていますが、あれは「マーベルコミック」版ということで、IDWコミックとはまた別ものってことなのかな…
【ロボットモード】
ロボットモード。86シリーズ版「ブラー」から結構変更されている箇所があって、かなり印象が違って見えます。スタイルは86シリーズままなので少しチグハグな感じもありますが、水色系でまとめられた色使いがとてもカッコイイ。IDWコミックのキャラは作品で細かくデザインが違っているのですが、おそらく初期の『Spotlight: Blurr』(『オール・ヘイル・メガトロン』にも収録されています)の見た目を一番参考にしたデザインではないかと思います。
背面。背中のパーツや、前腕から伸びるパーツは新規デザインになっています。
前面&背面。
側面。
バストアップ。表情は結構特徴的で、『Spotlight: Blurr』の印象にあわせつつも、IDWコミックの中でも比較的新しい『Windblade』などで女性アーティストが描いたようなマスクを参考にしている感じもして、これまでのシリーズでもあまり見たことのない新しい印象になっています。
武器。86シリーズ版「ブラー」と同じ銃。
もうひとつ、こちらも86版「ブラー」と同じトーチ。
トーチは背中に取り付けておくことができますが、86版「ブラー」よりもきっちりは取り付けられません。
【ビークルモード】
ビークルモード。惑星サイバトロンのレースカーに変形。IDWのコミックに登場したビークルモードの形状をベースに再現されています(こちらも『Spotlight: Blurr』の見た目だと思います)。G1ブラーからは主にフロント部分が大きく変わっていて、先端左右に見えるタイヤが特徴的。
背面。変形はリデコ箇所はほぼ影響せず基本的に86シリーズ版「ブラー」と同じです。
前面&背面。
側面。
フロント部分のタイヤは造形のみの再現でタイヤとしては機能しません。けど、裏側部分もちゃんと塗装されているので安っぽさみたいなのはかなり軽減されています。
86版「ブラー」同様武器とトーチは先端部分に取り付け可能。
【比較】
パーシャルであるスタジオシリーズ86シリーズ版「ブラー」と。ロボットモードでは頭部、肩、股間部分、あとは前腕裏側部分が違っています。頭と肩の形のおかげでシルエットが大きく違って見えるので、結構別物に感じますね。
ビークルモードでも。フロント部分が大きく違っているのが分かります。なんか今回の方はカバーが取れちゃったみたいな感じもしなくもない…
2010年に発売されたジェネレーションズ版「ブラー」と。このブラーもIDWのコミックをモチーフにしています。と言っても「ドリフト」の頭部替えなので、顔以外は全く別のデザインになっています。
ビークルモードでも。そういえば「ドリフト」はその後なかなかG1系ではリメイクないなあ。
【可動・アクション】
可動も86版「ブラー」とほぼ同じでよく動いてくれます。前腕のパーツが86版より大きくなっているのでちょっと気になるのと、動かしてみると顔のイケメンさと体のラインの素朴な感じのギャップをより感じる気がします。以下、写真続きまーす。
確かにIDWのブラーに見えるけれど、コミックでは下半身とかも結構特徴的な部分があってかっこよかったのですが、その辺は再現されず残念。
ちなみに『Spotlight: Blurr』ではオネエ喋りのキャラなんだけど、原語版でもブラーってそういうキャラなのかな…?
お尻にフィギュアスタンド用の穴がありますが、なぜか86版よりピンの埋まりが浅くてちょっと使いにくくなっています。
以上、「トランスフォーマーレガシー ヴェロシトロンスピーディア500コレクション」から「ブラー」でしたー!これまでもIDWの姿を立体化した玩具はたくさんありつつも、ここまでコミック風な顔の再現をしているのはあまり見たことがなく、そういう意味ではかなり新鮮な印象を受けました。86シリーズ版「ブラー」が結構G1のレトロなスタイルを再現していることもあって、スタイリッシュなIDWコミックデザインのリデコ箇所とチグハグな感じが出ちゃっているのは否めないのですが、水色ベースの色使いはかっこいいし、IDWコミックの見た目再現という試みはとても面白いと感じます。これがOKなのであれば、パーシャルやリデコではない完全新規のIDWデザインの玩具も今後出てきたら楽しそうです(タカラトミーモール予約締め切りに間に合わせようと思っていたのですが、間に合いませんでした…)。
IDW原語版のブラーは
オネエなところは一切なく、カッコいい諜報員という位置付けで、
追い詰められると早口になるという設定が
G1アニメオマージュという形で全くの別人です。
ユニクロンから多くのサイバトロン(惑星の人)の人たちを救って死んでしまうというくらいのキャラです。
(IDW transformers: unicronで読めます)
翻訳版のオール・ヘイル・メガトロンは
独自にアニメよりの設定にしたようですが、
その後につながるヴィレッジブックスの海外準拠の翻訳版と色んなところが繋がらなくなってしまってますね