レビュー：TFジェネレーションズ レガシー（海外版） エリータ-1

今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー（海外版）」から「エリータ-1」をご紹介！

ということで、レガシー版デラックスクラス「エリータ-1」です！「エリータ-1」は元々は『戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したウーマンサイバトロンのリーダーで、「コンボイ」のパートナーとしても有名で、近いところではNetflix『ウォー・フォー・サイバトロン』にも同様のポジションで登場しました。玩具としては、ジェネレーションズ系ではパワーオブザプライム、ウォー・フォー・サイバトロンシリーズで発売されており、今回が3度目の商品化となります。日本でも2022年11月に「TL-12 エリータ-1」として発売されます。それではいってみましょー！

【パッケージ】

パッケージ。QRコードから見れる情報では「エリータ-1」は「シールドオブソラス」と呼ばれるレジスタンスのリーダー。

イラスト面。顔はなかなかの険しさで、玩具のイメージとは結構違うイラストになっています。

【ロボットモード】

ロボットモード。Netflixのウォーフォーサイバトロンシリーズが出たばかりだったので、まさか新しい「エリータ-1」が出るとは思っていませんでしたが、Netflixの映像や『戦え！超ロボット生命体トランスフォーマー』の姿とはまたちょっと違った見た目での立体化になっています。体型も少しちんまりした感じで、顔もパッケージのイラストとは違いかわいい。成形色も4色使われていて意外とカラフルでいい感じです。

背面。背負いものはそこそこ大きいですが、足も後ろ側にボリュームがあるので倒れやすいなどはありません。

前面＆背面。

側面。

バストアップ。顔はなかなか可愛い感じですが、体型も相まって劇中のイメージと比べると少し幼いような感じもします。胸部はアニメそのままというわけではなく、色々な要素が組み合わされているように思います。

武器。2丁の大きさと形状が異なったエナジョンウェポンが付属。QRコードからの情報では2個セットで「デュアルエネルゴンライフル」という名称になっています。形状はどことなく初代アニメの中で使っていた武器がイメージされているようです。

もうひとつ小さいほう。

2つを組み合わせて持たせることもできます。

武器は各部の5mm穴に取り付けることができます。

【ビークルモード】

ビークルモード。サイバトロン星の車に変形。初代アニメの中でも一瞬だけ変形するシーンがありますが、その形状とは結構違っていて、ルーフに取り付けられた頭部を模したパーツの見た目もあって、レトロなタクシーのような感じにも見えます。

背面。リアは足部分を裏返した部分が配置されていますが固定できずプラプラ動きがち。変形はガワ感は少し強めですが、ウォーフォーサイバトロンシリーズ版よりはしっかり変形している感じがあって嬉しい。

前面＆背面。

側面。

ルーフ部分の頭部部分のダミーパーツは取り外し可能。できれば変形で再現して欲しかったかな…

武器はルーフ部分などの5mm穴に取り付け可能。

【比較】

ウォーフォーサイバトロン版デラックスクラス「エリータ-1」と。Netflix『トランスフォーマー: ウォー・フォー・サイバトロン』の見た目をイメージしたもので、今回の「エリータ-1」とは結構雰囲気が違います。

ビークルモードでも。ちなみにパワーオブザプライムシリーズでボイジャークラスとして発売されていますが、どこにあるか見当たらず…発掘できたら写真追加したいと思います！

コンボイの恋人ということで、アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と。

ビークルモードでも。

【可動・アクション】

可動はここ最近のジェネレーションズ系のフォーマット通り良く動いてくれます。個体差かと思いますが、股関節周りが結構緩いので調節しています。以下、写真続きまーす。

体型は女性らしさはありますが、ここ最近のウーマンサイバトロンたちに比べると四肢が角張っていることもあってか、色っぽさは少なめ。また、そもそもの初代アニメの劇中のイメージとは結構違っていて、ここ最近の再現路線とはちょっと違った趣も感じます。

今回の「エリータ-1」はフィギュアスタンド用の穴がありません。おそらく想定していたであろう穴はあるのですが、なぜかピンで埋められています…

以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー（海外版）」から「エリータ-1」でしたー！少し前にもウォーフォーサイバトロンシリーズで出たばかりで、まさかこんな短期間で「エリータ-1」が出ることにまず驚きですが、WFC版はガワ感のかなり強い「アーシー」のリデコということもあって個人的に満足度は低かったので、今回のレガシーでのリメイクを遊ぶのを楽しみにしていました。スタイルはG1ともNetflix版とも違い、ちょっと「エリータ-1」のイメージとは違いますが、体型や顔もかわいらしく、変形もWFC版よりしっかりしていていい感じ。というのも、どうやら「ミネルバ」とのパーシャル（頭部がえ）のようで、どちらかといえば「ミネルバ」に合わせて新規で作られたような印象が強く、そういう意味ではもっとG1エリータに寄せられたものも見てみたかったな〜とも思います。