今日は「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー(海外版)」から「ディセプティコン モーターマスター」をご紹介!その2は「メナソー(メナゾール)編」!
商品名 | ディセプティコン モーターマスター(Decepticon Motormaster) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ レガシー |
クラス | コマンダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2022年7月 |
価格 | $89.99 |
ということで、レガシー版コマンダークラス「モーターマスター」レビュー「その2」です!「その2」では「メナソー」モードについてじっくり見ていきたいと思います!それでは早速いってみましょー!
「その1 モータマスター編」は以下からどうぞ!
【メナソーモード】
「メナソー」にするために「モータマスター」をこんな感じで胸部〜頭部に変形させます。変形は「G1サウンドウェーブ」のような変形パターンで箱型にしていく感じ。かなりかっちり各部ジョイントで固定するのでまとまり感がすごいです。
背面。
バラバラにしたトレーラーを変形させていきます。まずはトレーラー前部が腰〜太もも部分になります。
トレーラー前部のガワ部分は武器と組み合わせて砲台に。
後部下側は左右の腕部分。
後部の上側は左右の膝下部分にそれぞれ変形します。
上記のものを組み合わせて「メナソー」モードの完成!四肢が形作られ「モーターマスター」単体でも成立するように作られていて、そこに残りのスタンティコンたちを取り付けるスタイルになっています。なので、スタンティコンたちをつけない状態だと手足がフレーム状なのでひょろっとした感じで見た目はそこまでよくありません。ただ、この状態でもかなりかっちり頑丈な作りになっているし、「メナソー」がどんな感じになるかは一発で想像できます。
背面。かかとが後ろに長く伸びているので安定感もバッチリ。各部の関節もクリック関節で丈夫にできているし、1クリックの幅も細かく設定されているので、この大きさでもちゃんとかっこよく立てます。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔もG1アニメのデザインを踏襲しつつ、かっこいい顔になっています。ピンと伸びた角も良いですね。
武器は「モーターマスター」と同じ剣。メナソーで持つとちょっと小さく感じます。
砲台。砲台として使わない場合はどこかに取り付けたりはできないので余剰になります。
もちろん銃部分をとりはずして持たせることもできます。
【スタンティコン合体】
海外では発売済みの「ドラッグストリップ」と「ワイルドライダー」を取り付けて。スタンティコンをつけると、一気に手足にボリュームが出てすごくカッコイイ…!腕は「ドラッグストリップ」が2つに分割されたり、脚は「ワイルドライダー」を取り付けることでがら空きだった部分がプレートで埋まったりのギミックもあり、合体する行為自体にもプレイバリューをもたせてくれています。また、見た目も初代アニメの「メナゾール」をよく反映したものになっています。ちなみに今回の説明書では「ワイルドライダー」を右脚に取り付けるよう指示されていましたが、今回はG1の設定に合わせて左足に装着しています。
背面。G1玩具ではヒザ下はまるっとスタンティコンメンバーになっていましたが、今回は後ろ側に配置された形となり、初代アニメの見た目を再現した形になっています。
腕部分。まずは左のようにメナソーの腕の変形をしきらない形で「ドラッグストリップ」を取り付けます。そうすると「ドラッグストリップ」の上半身と下半身をつなぐジョイントがはずれるので、腕を変形して伸ばせば分離して上腕と前腕にそれぞれパーツが付いているような見た目になります。
ちなみに腕は左右でジョイントの形や下部の5mm穴の場所が違っていて、右には「ドラッグストリップ」、左には「デッドエンド」しか接続できず入れ替えは不可。また手足の入れ替え、つまり「スクランブル合体」はできないようになっています。
脚部。変形させた「ワイルドライダー」を脚部の後ろ側から取り付けます。取り付けることで逆観音開きのような感じで内側からパネルが閉じられて前部が埋まります。
画像の紫の部分がスイッチになっていて、「ワイルドライダー」を取り付けることでここが押されてパネルが閉じます。ちなみに脚部は「ワイルドライダー」と「ブレークダウン」の入れ替えは可能です(膝下のメナソーパーツごとの入れ替えは不可)。
【比較】
2015年に発売されたユナイトウォリアーズ「UW-02 メナゾール」と(海外ではコンバイナーウォーズシリーズ)。ユナイトウォリアーズ版と比べてもレガシー版の方が頭1つ分くらい大きい感じ。ユナイトウォリアーズ版は挑戦的な感じが面白くもあるのですが、やっぱりスタイルや安定感は今回のレガシー版が圧倒的に良いです。ほかのコンバイナー系のリメイクも期待していいのかな?
脚部のみジョイントが合うので、ユナイトウォリアーズのものを取り付け可能。ただ、こんな感じで短足になってしまうのであまり実用的ではありません。そして腕は全くジョイントの形状が違うので取り付けはできません。
ジョイント部分はこんな感じ。取り付け自体はできますがロックはかからないようになっていて、特にユナイトウォリアーズのメンバーと入れ替えて遊ぶことは想定していない感じ。
アースライズ版リーダークラス「オプティマスプライム」と。スケール感もいい感じ。
シージ版コマンダークラス「ジェットファイアー」と。大きさは結構似た感じ。しかしこのコマンダークラスの痒いところに手が届く感じがほんと素晴らしい。
たまたま出していたユナイトウォリアーズ版「UW04 デバスター」と。さすがにタイタンクラスと比べると小さいですが、劇中だとこの2体の身長差ってどれくらいなんだろ…?
【可動・アクション】
可動は大きさに反してかなりしっかり動いてくれます。また、各部のクリック関節の保持力も高く、他のメンバーを取り付けた状態でもしっかり保持してくれます。またクリックの間隔も微調整が効く感じでとてもいい感じ。動かして遊びにくかったユナイトウォリアーズとは一転して、メナソーモードでもちゃんとアクションフィギュアとして遊ばせるぞ!という気概のようなものも感じます。以下、写真続きまーす。
足首も動くので接地も良くしっかり立てます。
しかし、四肢もモーターマスターで再現してしまおうというのはかなり大きなチャレンジなようにも思えますが、突飛なアイディアもこうしてちゃんと製品化してしまうトランスフォーマーの懐の深さというか、開発チームの頭の柔らかさというか。
砲台は「メナソー」用と考えるとちょっと小さい。余剰にもなるので、背中に取り付けられるとかだけでもあれば良かったかも。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ レガシー(海外版)」から「ディセプティコン モーターマスター」でしたー!コマンダークラスということで、とても豪華でプレイバリューも非常に高い!今回はトラックのキャブ部分のみで「モーターマスター」のロボットモードになるのですが、このモーターマスターだけ見てもすごくかっこいいし、可動や変形もしっかり作り込まれていて、これだけでも十分楽しめます。そこからさらに「メナソー」モードになるわけですが、それもとても良くできていて魅力を高めてくれています。G1合体戦士(兵士)のアイデンティティであったスクランブル合体を捨て、G1アニメの見た目再現に振ったスタイルはもしかすると賛否分かれるかもしれませんが、WFCから続く地続きの世界観にはとてもあってると思うし、このモーターマスターだけで四肢を構成してしまう形はがっしり安定感がよく、このサイズでストレスなく遊べるのはとても嬉しい!単体でもメナソーとして遊べるので、5体が徐々に揃って組み上げるワクワク感は若干薄れるものの、すでに発売済みの2体を取り付けただけでこの満足感なので、残りのメンバーの発売が楽しみでなりません!そして気になるのはやっぱり他のコンバイナー系のキャラがどうなるか?今回のスタンティコンはモーターマスターの巨大なトレーラーを活用できたからこそなので、他のキャラも同じようにいくものではないと思いますが、期待は膨らみます!
さっそくのメナソーレビュー、ありがとうございます。
UW版ではビークルモードで手首足首パーツが余るので、合体したまま収納していたような。
なので、本作での余剰パーツ発生はとても惜しい・・・
もしかしたらサードパーティ製で、背中取り付け用合体ジョイントが出るかもしれませんね。
ただ、ポージングは本当に素晴らしい。
G1の立ち姿そのままかと思います。
リカラーで、LG版コンボイグランドプライムも出せそう。
このメナソー準拠で、スペリオン、ブルーティカス、ディフェンサー(ガーディアン)も出して欲しい。