今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ（海外版）」から「ブローン（『バンブルビー』版）」をご紹介！
| 商品名 | 80 ブローン（Brawn） |
|---|---|
| シリーズ名 | スタジオシリーズ |
| クラス | デラックスクラス |
| メーカー | Hasbro |
| 発売時期 | 2022年1月 |
| 価格 | $22.99 |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「ブローン」です！「ブローン」は映画『バンブルビー』 に登場したオートボットの戦士で、G1では「ゴング」の名前でお馴染みのキャラクターです。映画の中ではロボットモードのみの登場でしたが、今回スタジオシリーズ化にあたり玩具オリジナルのビークルモードが作られました。玩具としてはもちろん完全新規となり、日本でも2022年6月に「SS-83 ブローン」として発売が予定されています。それではいってみましょー！
【パッケージ】
パッケージ。先日紹介した「パーセプター」同様、2021年以前のパッケージより一回り小さくなっています。
台紙は惑星サイバトロンの風景になっています。
【ロボットモード】
ロボットモード。ボディの丸さと合わせて、顔や四肢も丸みのあるデザインになっていてとてもかわいい！劇中の再現度も非常に高く、細かい部分もしっかり造形されています。色と体型でG1の「ゴング」っぽさもうまく再現されていて、表情や大きな武器から血の気の多さみたいなのを感じます。大きさはデラックスクラスの中でも小さいほうですが、その分密度は高いです。
背面。背中もまとまりのある感じで、一見変形しなさそうにも見えるほど。
前面＆背面。
側面。
バストアップ。丸いヘルメットの頭のなかに細かく造形された顔が。陰影の関係でちょび髭があるような感じに見えますが、実際はそうではなくよく見るとしっかりカッコイイ。
武器は銃タイプのもの。ちなみにサイバトロン星のシーンではオートボットはみんなこの武器を使っていて、同じWaveの「ラチェット」、「ホイルジャック」も同じデザインの武器を持っています（造形は微妙に違っています）。
もう一つの武器はドリルの先端。ナイフのような感じで持たせられます。
銃とドリルの先端は組み合わせて上下に付けたり、銃の先端部分にドリルを付けたりできます。
武器は組み合わせた状態で背中に取り付けることができます。
【ビークルモード】
ビークルモード。サイバトロン星のSFビークルに変形。更に丸みのある見た目になってイモムシみたいでこちらもかわいい。今回のスタジオシリーズ化にあたって作られたモードですが、はじめから設定があったかのようなまとまりの良さになっています。
背面。リア部分が丸くぽっかり空いてトラックっぽくなってるのが面白い。変形はシンプルですが脚部の変形など見どころもあり楽しいです。
前面＆背面。
側面。
武器を取り付けて。フロント部分を裏返すと5mm穴があるので、そこにドリルを取り付けます。ドリルがついたことで一気に雰囲気が変わりますね。ちなみにドリル先端部分は回転しません。
【比較】
2010年に『リベンジ』N.E.S.T.シリーズで発売されたデラックスクラス「ブローン」と。映画には登場しませんが「ゴング」らしからぬスタイルの良さで当時も人気でした。比べてみるとこの10年で使えるプラスチック量が減って、パーツ数も格段に減ってしまっていはいるけど、最近のものはいい意味で色んなものが削ぎ落とされて洗練されているようにも思えます。
ビークルモードでも。N.E.S.T.版は『リベンジ』に登場したハマーっぽい車に変形。10年ぶりくらいに変形させたかもしれない…
G1のゴングということで、レジェンズ版「LG48 ブローン」と（海外ではタイタンズリターン）。『バンブルビー』のデザインはかなりG1の特徴を反映したものというのが分かりますね。
ビークルモードでも。G1のブローンはレガシーでデラックスクラスでリメイクしてほしい！
スタジオシリーズ版「 B127」と。大きさは似た感じで、こうしてみるとデザインも似ている部分が結構あります。ミニボットたちでデザインが揃えられてたりするのかな？
ビークルモードでも。
スタジオシリーズ版「オプティマスプライム」と。何度も言うようですが、このオプティマスプライムは地球モードのオプティマスなので、サイバトロン星版もいずれ出て欲しい…！
2022年デラックスクラスWave1の『バンブルビー』組と。左は「ラチェット」、右が「ホイルジャック」。同じデラックスクラスですがちゃんと大きさが作り分けられています。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動はとても良好。最近のウォーフォーサイバトロンの可動感と似ていて、腰も回るし、足首の横の可動もあるので接地感もよいです。腕も二重関節で深く曲げられるし、手首も回ります。以下、写真続きまーす。
劇中でのセリフは「ひるむな！」の一言…その後ディセプティコンの一撃を受けますが、その後ピンピンしてるのでかなりタフな奴であることが分かります。
ドリルの先端はいろいろ使えて楽しいし、5mmジョイントなのでシリーズを超えて他の玩具でも活用できます。
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ（海外版）」から「ブローン（『バンブルビー』版）」でしたー！とにかく丸みのあるデザインが特徴的でかわいい！劇中再現度もとても高く、かつ可動もしっかりしていて、かっこいいポーズもよく決まります。ビークルモードも今回用に作られたものとは思えないほどまとまりがよく、かっちり変形できます。同じWaveのキャラと比べても小さい分密度感も高いですが、逆を言えばデラックスクラスでいい感じに作ろうとすると、今はこの大きさになってしまうということなのかもしれません。あとはとにかく徐々に『バンブルビー』の世界が広がっていくのが楽しくて、公開から大分経ちましたがこうして劇中そっくりの玩具が揃っていくのはとても嬉しいです。
レビューお疲れさまです！
両形態でのまとまりのよさ、意外と遊びの幅が広そうなドリル、これは国内版が来るのが楽しみです！