今日は「トランスフォーマージェネレーションズ シャッタードグラスコレクション(海外版)」から「ジェットファイヤー」をご紹介!
商品名 | ジェットファイヤー(Jetfire) |
---|---|
シリーズ名 | トランスフォーマージェネレーションズ シャッタードグラスコレクション |
クラス | コマンダークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年10月 |
価格 | $91.99(Hasbro Pulse限定) |
ということで、シャッタードグラスコレクション版コマンダークラス「ジェットファイヤー」です!この「ジェットファイヤー」は善悪が逆転した鏡写しの世界の中の「ジェットファイヤー」となり、シャッタードグラスでは「善のディセプティコン」から「悪のオートボット」に鞍替えをします。玩具はシージ版コマンダークラス「ジェットファイヤー」のリカラーとなり、かつて変形ヘンケイトランスフォーマーとして発売された「ダークスカイファイヤー」のカラーリングを模したものになっています。アメリカではHasbro Pulse限定で発売されるもので、2021年12月現在日本での発売予定はありません。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。ウォーフォーサイバトロントリロジーでのコマンダークラスは中身が見えないのが普通でしたが、今回のシャッタードグラス版は中身の見えるものになっています。裏の説明文は「ディセプティコンへの忠誠に葛藤しながらも ジェットファイヤーはオートボットに亡命し、彼らの探求する世界征服に加わる」というようなことが書かれています。完全に悪いヤツではないのかな…?
【ロボットモード】
ロボットモード。基本的にジェットファイヤーのリカラーではりますが真っ黒なボディがとてもカッコイイ!またコマンダークラスということで、大きさも相まって黒いボディの威圧感がスゴイ。これまでのシャッタードグラスコレクションではなにかしらリデコや追加パーツがありましたが、このジェットファイヤーはリカラーのみなのがちょっと残念。ちなみにこのジェットファイヤーは元のシャッタードグラス玩具は存在せず(ダークスカイファイヤーはあくまで参考モチーフだと思います)、今回が初めての立体化となります。
背面。黒に紫とシルバーのアクセントもいい感じ。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部もシージ版から変わらずですが、相変わらずかっこいい。目が赤くなるだけで結構怖い感じに変わるのも面白いですね。
胸のエンブレムは回転して「悪のオートボット」と「正義のディセプティコン」に切り替えることができます。
手は指が4本可動し、握った状態だと5mm穴がありますが、指を開くとその5mm穴が隠れるという地味ながらすごいギミックが搭載されています。シージ版「ジェットファイヤー」から始まったコマンダークラスですが、この辺の作りのリッチさがコマンダークラスらしさだと思います。
武器。二連銃タイプのもの。シージ版では「JF-25 HSフォトンミサイルスカイランチャー」という名前がついていました。
分離して2つの銃にすることもできます。
アーマーを取り付けて。バルキ…じゃなくてG1玩具版スカイファイヤーっぽい雰囲気になります。重装備感がぐっとましてこれもとてもカッコイイ。シージ版ではこのアーマーはあくまでおまけと思っていたけど、今回のシャッタードグラス版はこの形態がすごく似合っていると思います。
背面。
胸のアーマーはオートボットマーク。バイザーの奥に見える赤い目が凶悪そうな感じでいいですね。
【ビークルモード】
ビークルモード。ジェット機に変形。黒と紫にクリアグリーンのウインドウがかっこいいですね。ビークルモードも基本的にシージ版と形状は同じですが、カラーリングが黒になったことで一気に雰囲気が違って見えます。
背面。大きいけど、みっちりと中身が詰まった感じがたまりません。
前面&背面。
側面。
コックピット部分はこんな感じで開閉可能。中のパーツは取り外し可能で、タイタンマスターなど乗せることができます。
背中のブースター?の中にもタイタンマスターが2人乗れるスペースがあります(実際乗せるのはちょっと大変)。
アーマーパーツを組み合わせて上部に取り付け可能。
アーマー部分。ドローンのような感じですが、底面に5mmジョイントがついていて単体では床にうまく置けません。
底面には他のトランスフォーマーたちが掴むことのできるグリップが。
シージ版ジェットファイヤーと同じ形状のエフェクトパーツが付属します(色違い)。
【比較】
シージ版コマンダークラス「ジェットファイヤー」と。ここまで白と黒で善悪が分かれるシャッタードグラスキャラも珍しいのではないでしょうか。
アーマーをつけて。アーマーをつけることでG1トイのような雰囲気になります。
ビークルモードでも。
カラーリングの元になった変形ヘンケイ版「ダークスカイファイヤー」と。タカラトミーモールの前身であるトイホビーマーケット限定で発売されたもの。紫の色味がちょっと違うけど配色は結構似た感じになっています。
ビークルモードでも。変形ヘンケイ版は今遊んでも見劣りしないいい玩具だと思います!
シャッタードグラスコレクション(とジェネレーションズセレクト)の悪のオートボットたちと。さらにメンバーが増えるかは分からないけど、当時BotCon限定品に手が出なかった身としてはこうしてSGキャラが増えていくことが嬉しい。
【可動・アクション】
可動はシージ版「「ジェットファイヤー」同様よく動いてくれます。若干股関節がゆるいので足を開きすぎるとそのままずるっといってしまうことがありますが、足の付根のネジを締め直したらかなり改善されました。以下、写真続きまーす。
情報が出たときの印象は色替えだけでちょっとつまらないと思っていたのですが、実物を触ってみると真っ黒なボディが想像以上にカッコイイ。
元々のシャッタードグラスではあまり出番はなく、どういう経緯でディセプティコンからオートボットに鞍替えをしたのかはよく分からない…そもそも既存のシャッタードグラスは英語の小説とかで補完されているものが多くてなかなか読解が難しいのですが、その辺の読み解きは老後の楽しみに取っておいています(老後やること多すぎ)。
アーマーはオートボットマークだから、オートボットに加入してで大暴れするために装備を増やした、みたいな想像が楽しい。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ シャッタードグラスコレクション(海外版)」から「ジェットファイヤー」でしたー!最初はコマンダークラスのリカラーということで、若干腰が引けていた部分もあるのですが、実物を触ってみると真っ黒なボディが想像以上にかっこよくとても気に入ってしまいました。元のシージ版「ジェットファイヤー」自体が傑作ということもあって、玩具としてもとてもよくできていて、他のキャラのようにリデコや付属品がなかったのはちょっと残念ではありますが、オートボット、ディセプティコンどちらにも属していたというキャラ性もあって2021年のシャッタードグラスコレクションの最後を飾るにふさわしいものになっていると思います!今後のシャッタードグラスコレクションの展開がどうなるかは分かりませんが、まだまだ両陣営メンバーが少ないのでコミックの展開に合わせて色々出てくれたら嬉しいなあ。
SGキャラが手ごろに手に入るようになったのはうれしいけど、国内での展開予定がほぼ見られないのが残念だな