今日は「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「オートボット ロードレイジ」をご紹介!
商品名 | WFC-K41 オートボット ロードレイジ(Autobot Road Rage) |
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シリーズ名 | ジェネレーションズ キングダム |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2021年9月 |
価格 | $22.99(Target限定) |
ということで、キングダム版デラックスクラス「ロードレイジ」です!「ロードレイジ」はダイアクロン時代に赤い「コルベットスティングレイ」として発売されたものが元ネタで、あとからe-HOBBYでトランスフォーマーとして復刻された際にキャラ付けされたものです。玩具としてはキングダム版デラックスクラス「トラックス」の頭部替え&リカラーとなります。アメリカではTarget限定となり、日本では2021年9月現在発売される予定はありません。それではさくっといってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。今回はTarget限定ということで、ゴールデンディスクカードの付属はありません。
イラスト面。イラストもトラックス色替え。そもそもトラックスの顔がロードレイジの顔になっちゃっていたという…
【ロボットモード】
ロボットモード。顔がトラックスから変わり、カラーリングも赤くなったことでかなり印象が変わって見えます。また、「ロードレイジ」は女性キャラですが、もとのトラックスのスタイルのよさもあって女性らしさも感じますね。ただ、トラックスで問題だった足のサイドのパーツが接続できないのは相変わらずで、立たせるのにも少し苦労します…ただ、スネにあった製造番号は目立たないところになったのは良かった。
背面。足はもしかして回収されてるかな〜と期待していたんですが、それは叶わず…日本版のトラックスもやっぱりこのままかな…
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔は新規造形で、マスターピース版で女性らしくアレンジされたのが引き継がれている感じでかっこいいです。
武器。まずは手持ちの銃。トラックスと同じもの。個体差かもしれませんが管理人のものは手の穴が少し大きいのか、かなりゆるく持たせにくかったです…
もう一つは背中のミサイルランチャー。
5mmジョイントなので手にも持たせられます。
【ビークルモード】
ビークルモード。スーパーカーに変形。ボンネットのラインなど「シボレー コルベット・スティングレイC3」っぽさが強く押し出されていています。ボンネットのファイヤーパターンがカッコイイ。
背面。変形は「トラックス」と同じ。決して悪い感じではないのですが、クリアパーツを強く押し込まないといけなかったり、フロントのサイドが浮き上がったりと、惜しい感じが強い変形になっています。
前面&背面。相変わらずフロントのサイドに隙間ができてしまいます…うまくやれば閉じないこともないですが、遊んでいるとすぐこの状態に戻っちゃいます…
側面。
武器はリア部分に取り付けておくことができます。もちろんフロントサイドの5mm穴でもOK。
翼を展開して「フライトモード」。
背面。
【比較】
リデコ元であるキングダム版デラックスクラス「トラックス」と。変にマスターピースをなぞらなくてよかったんじゃないかなーと、フラフラの足元をみて思う…ただ、気持ちトラックスより今回のロードレイジのほうがしっかり立てるような気がします。
ビークルモードでも。トラックスはファイヤーパターンが赤一色でしたが、今回は2色になっています。
フライトモードでも。
マスターピース版「ロードレイジ」と。マスターピース版は顔の他に太ももが女性らしい感じにトラックスから変更されています。
ビークルモードでも。今回のキングダム版はかなりコルベット・スティングレイっぽい感じになっているのが分かります。
フライトモードでも。
【可動・アクション】
可動箇所、可動域はウォーフォーサイバトロン基準でしっかり動いてくれます。ただ、上でも書いたとおり、トラックス同様膝下のパーツの固定がゆるすぎて(というかないに等しくて)、ポーズ付けに苦労します。ヒンジ部分や関節部分をきつくする調整をすればかなり遊びやすくはなるのですが、それをしないとうけないのはやっぱり悲しい…以下、写真続きまーす。
問題はありつつも、動かすととてもかっこいい…女性キャラですが、いわゆるウーマンサイバトロンとは違う前線で戦う戦士っぽさも良いですね。
タイタンクラス「オメガスプリーム」のエファクトパーツを借りて。トラックスとは頭部の造形が違うのですが、トラックスよりも顎を引いたり、ちょっと上を向けるようになっていてポーズの幅が出るようになっています。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ キングダム(海外版)」から「オートボット ロードレイジ」でしたー!新規の頭部はかっこいいし、ロボットモード、ビークルモードともデザインはすごく良いのですが、「トラックス」から変わらず足まわりのジョイントの固定のできなさや、ヒンジのゆるさなどがそのままになっていて、せっかくのかっこよさを発揮できていません。逆に言えば、そこさえ改善できれば満足度は一気に上がるので、スキルのある人は是非調整してみてほしいです。日本での発売はいまのところ予定されていませんが、この足回りがなんとかならないとおすすめできないので、まずはトラックスの国内版で改修されることに一縷の望みをかけて待ちたいと思います(スタジオシリーズ版の「B-127」のことがあったから期待してしまう…)。
百歩譲って、国内版のトラックスはそのままでもいい
記事にもあるように例外があるとはいえ、昨今の世界共通仕様の流れでは望みは薄い
(もちろん改善したほうがいい)
でもせめて、ちょっとだけ塗装を変えたぐらいの
実質的な再販をするときには改修しててもらいたい