今日は「トランスフォーマーアンコール」シリーズから「18 スキッズ」をご紹介!マスターピース化記念!
商品名 | 18 スキッズ |
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シリーズ名 | トランスフォーマー アンコール |
クラス | – |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2009年10月 |
価格 | 3,000円(税抜) |
ということで、アンコール版「スキッズ」です!「スキッズ」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場するサイバトロンの戦士。このアンコール版は1985年に発売された玩具の復刻版となり(2002年にも「トランスフォーマーコレクション」として復刻されています)、時期的には『トランスフォーマー/リベンジ』が公開された2009年に発売されたのですが、その『リベンジ』に「スキッズ」が登場したこともあってのフィーチャーだったのではないかと思われます。2021年11月にマスターピース版「MP-53 スキッズ」が発売されるということで、それに先駆けてオリジナル版のスキッズをじっくり見ていこうと思います!それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。25周年のロゴが懐かしい…そしてもう10年も経っていることにおののきます…
パッケージ上部には4ステップで変形が説明されています。
キャラクターカード。スキッズはダイアクロンとして発売されていた「ホンダ・シティターボ」が元になっています。この他にも「シティR」が発売されていて、赤い「シティR」は「MP-54 リブースト」としてスキッズと同時にマスターピース化されます。その他にもシルバーの「シティR」は「クロスカット」という名前でトランスフォーマー化されているし、他にも黒い「シティターボ」もいるから、マスターピース版でもいろんなリカラーが期待できるかもしれません。
【ロボットモード】
ロボットモード。大きさ的には12cmほどで今のデラックスクラスよりも小さいのですが、胸周りや膝下にはふんだんに金属パーツが使われていてずっしりと重量感があります。顔もかっこよく、青いボディに赤の差し色が鮮やかで男の子が喜びそうな要素が揃っていますが、何分アニメでの活躍が少なすぎたこともあって、正直管理人の記憶にはないキャラだったりします…シールは元々はられているものと、自分で貼るものがあって、写真ではすべて貼った状態ですが、レトロSFチックなシールがなんともいい味を出していています。
背面。管理人のものは足裏に収納されているタイヤが左右高さが違っていて、結構ガタついてますが、これが個体差なのかは不明…
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔はベタなロボット顔でなかなかカッコイイ。胸部はサイド〜バンパー部分は金属パーツ、ライトはメッキになっているので質感もリッチ。胸部はグリル部分のシールのみ元から貼られているものですが曲がってます…ちなみに、両肩の丸い部分もシールですが、実際だと腕を固定してあるネジが出っ張っているので、シールを貼るのがかなり困難…なので管理人は薄いプラ版をまるく切って、真ん中をくり抜いて両面テープで肩に貼って、更にその上からシールを貼っています(変形時は若干干渉するので外しています)。
武器。まずは「液体窒素ライフル」。手に持たせるのではなく、腕にはめ込む感じで取り付けます。
「ツイン電子ブラスター」。こちらも腕にはめ込み型。
もう1つはロケットポッド。ミサイルをスプリングギミックで飛ばすことができます。
ミサイルは3つ付属。ランナーから切りたくなかったのでこのままですみません…!
ちなみに、パッケージではG1当時からこんな感じで肩が下がった感じの写真になっていて(アンコール版もあえて同じ様に再現しているんだと思います)、アニメでもこの形状が設定画になってしまい、かなり変な位置に肩が来る感じで描かれてしまっています…
【ビークルモード】
ビークルモード。ホンダ「シティターボ」に変形。当時のライセンス周りがどうなっていたかはイマイチ定かではないのですが、ダイアクロン時代は「ホンダ・シティターボ」とあるくらいなのでなにかしら許諾は得たものだったのではないかと予想…(詳しい方いたら教えて下さい…!)前輪がだいぶ外側にはみ出してしまっている以外は若干デフォルメされつつも、かなりシティターボ感は強く、大きさ的にもカッコカワイイ感じ。金属パーツやクリアパーツも多用されていて、タイヤもゴムパーツだし、ミニカーとしてもよくできています。
背面。質感を含めた触り心地が初代トランスフォーマーの強みというか、当時大きく人気を博した大きな要因であると思います。変形は至って簡単ではありますが、それは今の「簡易変形」ということではなく、車からロボットに変形するということを純粋に体現したもので、マスターピース版でもこの変形パターンが大きく引き継がれることになることになっているようです。
前面&背面。前輪がサイドにはみ出しているのだけちょっと残念な部分。ただ、過去の玩具を見るともっと内側に入っているので、復刻を繰り返すうちに金型が劣化しちゃったのかも…?
側面。
ドアは左右開閉可能。
トランク(ラゲッジスペース)のドアも開閉可能。ちなみにダイアクロン版では原付バイク「モトコンポ」が付属していました。それは『トランスフォーマージェネレーション2009』の誌上通販で販売されたこのスキッズと「シティR」のムービーカラー版である「スキッズ&スクリーチ」にはモトコンポが付属しています。
ルーフ部分にはシークレットエンブレムが。
【比較】
レジェンズ版「LG20 スキッズ」と(海外ではジェネレーションズ スリリング30シリーズ)。IDWのスキッズの姿を立体化したもので、盛り盛りの武装がカッコイイ。これはこれとしてウォーフォーサイバトロン以降のG1テイストのリメイクも出てほしいなあ(それこそマスターピースがそうなのかもですが…)。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動はG1というということで、ほとんどが変形に必要な部分の可動のみ。このスキッズで言えば、肩周りはだいぶフレキシブルに動いたり、あとは頭を上に向かせることができます。あとは拳が回転します。以下、写真続きまーす。
ちなみにアニメでの登場はたった2話で、しかもセリフは「ロボット昆虫殺虫剤だって!?」の一言のみ。逆にそれだからこそ今もいじられ続けているところもあって、マスターピース化もそんなニュートラルな位置にいるキャラだからこそ、新しい方向に舵をきる役割を担えたのかもしれません。そのマスターピース版は結構愚直にこのG1トイを再現しているような印象があって、そこに可動や今風の触り心地が加わってどんな感じになるかとても楽しみです。
以上、「トランスフォーマーアンコール」シリーズから「17 スキッズ」でしたー!G1トイ全般に言えることではありますが、シンプルな作りだからこそ、リッチな素材感が際立つし、今に通じる変形の基礎みたいなものを感じることができます。キャラとしてはマイナーですが、玩具としてはオーソドックスで、ロボットモードもかっこよく、アニメでの活躍が少ないだけで、とてもトランスフォーマーらしい玩具だと思います。また、マスターピース版が発売されるということで、この「スキッズ」から路線変更で変形はG1トイを強く踏襲したものになりそうだったので、その前に予習がてら是非レビューしておきたいと思っていました。シティという車種の可愛さも相まって、果たしてどんなマスターピースになるのか今から楽しみです!
レビューありがとうございます!
自分もスキッズの活躍を見た記憶が薄い(´・ω・`)
それでも玩具の出来は今の目で見ても素晴らしいですね。
ドアにハッチバック開閉まで再現出来るのはホント凄い。
HONDA CITYの再現率の高さたるや。四半世紀以上前の玩具とは思えぬほど。
(当時はライセンスとかほぼスルーだったのかなぁ。)
旧タカラの玩具はやっぱり凄いなぁ。
それにしてもシークレットエンブレム懐かしい…
今のTFでも付けて欲しくてたまらない自分。
最近あまりアンコールや復刻版が出ないのが悲しい。
(ビッグコンボイマトリクスバスター版が最後⁇⁇)
実車や実機系TFの復刻は難しいのかもしれないですけど、時々は発売して欲しいですね。
今回のレビュー拝見しながら、MPスキッズ&リブーストを楽しみに待ちたいと思います (*´ω`*)