今日は「トランスフォーマー サイバーバース(海外版)」からバトルコールオフィサークラス「オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | オプティマスプライム(Optimus Prime) |
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シリーズ名 | トランスフォーマー サイバーバース バトルコール |
クラス | オフィサークラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年10月頃 |
価格 | $49.99(ウォルマート限定) |
ということで、「サイバーバース」版バトルコール「オプティマスプライム」です!「バトルコール」とは『サイバーバース』シーズン3「バンブルビーサイバーバースアドベンチャー」のサブラインで、音声に反応してギミックが発動するシリーズ。音声とライトギミック、そして自動でエネルゴンアーマーが展開されるオフィサークラスと、ライトギミックのみのトルーパークラスが存在し、今回紹介するオプティマスはオフィサークラスとなります。ちなみに映像の中ではエネルゴンアーマーは登場することはなく、玩具オリジナルのギミックとなっています。アメリカではウォルマート限定で発売されており、日本での発売予定はありません。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。オフィサークラスは今まで発売されてきたアルティメットクラスよりもちょっと大きく、その分パッケージも大きめ。いつも通り中身が触れるタイプですが、最初は電池が入っていないのでギミックを試すなどはできません。
【ロボットモード】
ロボットモード。これまでのサイバーバース系のオプティマスプライムの中でもずっと劇中に近くてスタイルもカッコイイ!大きさの割にとてもラインはシンプルで、シンプルだからこそスタイルのよさが際立つし、よく観察するとそのシンプルの中にちょっとした面の取り方とかに気を遣われているのが分かります。また、これまでのサイバーバース玩具ではよくあったスカスカな感じもほとんどなく、太ももなんかちゃんとネジ止めで全面埋まっています。塗装部分のつや消しの質感もいい感じだし、大きさもさることながら「かっこいいオプティマスプライム」を全身で体現しているように感じます。
背中には折りたたまれたエネルゴンアーマーが。ふくらはぎが埋まっている分、膝下が大きく空いてしまっているのがちょっと目立つ感じだけど、しっかり強度が出るように足の中が作られているのが分かります。
前面&背面。
側面。
バストアップ。頭部も劇中のデザインが再現されているし、目の周りなど塗り分けもしっかりされています。マットな塗装がアニメっぽい感じでいい感じ。
そして、「バトルコール」ギミックですが、百聞は一見にしかず!まずは動画を用意してみたのでご覧ください!
背中にある電池パックに単4電池を3本入れ、右肩にある電源スイッチを入れることで胸のウインドウが淡く光ります。そして、オプティマスに喋りかけることでギミックが発動します。短い言葉(動画では手拍子になってます。ちょっと耳障りでごめんなさい…)にはライト&サウンドギミックが発動。オプティマスが喋って、それに合わせて胸が明滅します。さらに3秒以上話しかけると背中のエネルゴンアーマーが勢いよく自動で装着!音声もアーマー越しのようなサイバーチックな音声に変化し、胸の光り方も変化します。動画ではすべての音声を紹介していませんが、アーマー装着前と後でそれぞれ7〜8種のセリフを喋ります。また、アーマーを背中側に戻すと「Autobots, Our Fights Is Not Over.」のセリフが流れ、アーマー装着前の音声に戻ります。
右肩に電源スイッチ、右脇腹に音声入力部、腹部にスピーカーが埋め込まれています。ちなみにスイッチを入れてなにもしないで30秒経つと自動で電源が落ちます。ただスイッチはONのままなので、その場合は一度OFFにしてまたONにすればOK。
また、左肩にもスイッチがあって、これはエネルゴンアーマーの装着を手動で行うことができます。なので、電源をいれずともエネルゴンアーマー装着の遊びはできます。ちなみにエネルゴンアーマーを戻す際は必ず手動でパーツを折りたたんで背中側に戻す必要があります。
ということで、エネルゴンアーマーを装着した姿で。頭部はどんでん返しみたいな感じで騎士風の頭部になり、胸部と肩がクリアのアーマーで覆われます。アニメの中ではこの姿になることはなく、玩具オリジナルのギミックで、クリアな鎧はライトギミックをよりキレイに見せてくれます。大きな盾と剣もカッコイイ!
背面。背中のエネルゴンアーマーがなくなっています。
バストアップ。アネルゴンアーマーを装着した顔はどことなく実写版の騎士オプティマスっぽさも感じますね。
続いて武器。剣とシールド。これも玩具オリジナルのデザイン。
剣を引き抜くとサイドのウイングが連動して展開します。また、剣をしまうことでウイングも元に戻ります。
剣。おおきなオプティマスが持ってもなかなかの長さ。
シールドは背中にも取り付けておくことができます。当たり前ですが、このままではエネルゴンアーマーの展開は不可。
【ビークルモード】
ビークルモード。トラックに変形。これまでのサイバーバース系大型オプティマストイと比べても劇中の角張った感じがよりしっかりと再現されています。グリルやバンパーなどどっしりとした感じで迫力があってカッコイイ!エネルゴンアーマーのギミックの影響でルーフのグレーのパーツが見えているのがちょっと目立つけど、しっかりまとまりのあるトラックになっています。ちなみに前輪のフェンダー部分は欠けているわけではなく、内側にあるパーツの接続部分の強度出しのためだと思われます。
背面。変形はシンプルではありますが、腕の処理などはこれまでのコンボイトイではあまり見たことのない感じだったりで面白い。各部の関節やジョイントもかっちり変形できるのも気持ちいいいです。
前面&背面。
側面。
リア部分にはシールドを取り付けておくことができます。
ビークルモードでは音声によるライト&サウンドギミックが発動(手動スイッチであればエネルゴンアーマーギミックも発動します)。通常時は左のようなウインドウからうっすら青い光が見え、話しかけることでウインドウが赤く明滅します。サウンドは短い音では走行音とカーブ音(ブレーキ音?)の2種類が交互になり、これは完全に検証できていないのですが、3秒以上で走行音とカーブ音に加え、「Autobot, Roll Out!」、「We Move Now.」、あとミサイルが発射されるような音がなります(ランダム?)。
【比較】
続いて比較。「サイバーバース」では大型のオプティマスプライム玩具がかつてないほど発売されています。まずはシーズン1のアルティメットクラス「オプティマスプライム」(日本では「TCV-06 マトリクスアタックオプティマスプライム」として発売)と。今回のバトルコール版はアルティメットクラスより頭一つ分程度大きい感じ。アルティメットクラス版もかっこよくて好きだけど、更に今回はシリーズもまる2年続きよりアニメの見た目が反映されて洗練された姿に。
ビークルモードでも。ビークルモードはだいぶ印象違っています。
続いて「アークパワー オプティマスプライム」のオプティマスプライムと(日本では「TCV-23 アークコンバインオプティマスプライム」として発売)。アークパワーはアークとの合体がメインギミックなので、大きさはあるもののオプティマスは結構大味。
ビークルモードでも。アークパワーはアークを乗せることができるようにリア部分が結構長めで、オプティマス単体で見るとちょっとバランス悪い感じ。
もうひとつ、シーズン3のアルティメットクラス「オプティマスプライム」と(日本未発売)。シーズン3版はギミックに全振りされていて、プロポーションや可動は二の次な感じですが、その分ギミックは結構楽しい。こっちもエネルゴンアーマーがついていますがデザインは全然違っています。これもそのうち紹介したい!
ビークルモードでも。シーズン3版はビークルモードすらこの再現度。けど、ほんとにギミックは楽しくてついつい遊んじゃうんだよなあ。
もうひとつ、バトルコール版トルーパークラスの「バンブルビー」と。トルーパークラスは音声に反応してライトギミックが発動するのですが、オプティマスプライムの音声に反応して、光の明滅がリンクします。トルーパークラスについてはまた次の機会に!
【可動・アクション】
可動はサイバーバースの大型玩具なのによく動いてくれます!正直これにはかなり驚きで、これまでのサイバーバースの大型商品はわざと動かないようにしてるんじゃないかってくらい動かない箇所があったのですが、このバトルコール版はそのリミッターを外してほぼジェネレーション系と変わらない感じで動かすことができます。肩は大きなボールジョイントだから、かなりフレキシブルに動くし、驚きは一見動かなそうに見える足首が可動すること!この大きさでガシガシポーズが決まるし、大きな剣とシールドがよく合います!以下、写真続きまーす。
剣とオプティマスの組み合わせはメジャーになって久しいですね。同じエネルゴンアーマーでもアルティメットクラスとは全然違うから、劇中に登場しない武器とかのデザインとかはデザイナーの裁量に任せられるのかな?
背中のビークルモードのグリルを外すことで腰も回るようになります!手首こそ回りませんがほぼ最近のジェネレーションズ並みの可動をしちゃうデカイオプティマスカッコイイ!デラックスクラス(アクションマスター)は大きさが足りなかったから嬉しい。
足首もここまで動かせます。足首はちょっとロックが掛かるようになってるから、最初動かないと思ってたんですが(見た目的にも動かなそう)、動くことに気づいて感動しました。
こんなに動いてさらに劇中の音声で喋りまくる玩具楽しい…!
以上、「トランスフォーマー サイバーバース(海外版)」からバトルコールオフィサークラス「オプティマスプライム」でしたー!サイバーバスの大型のオプティマ玩具はクセはありつつもどれもギミックが魅力的だったのですが、ここに来て真打ち登場といった感じで、電池によるギミックを搭載しつつも、スタイルの再現や、ジェネレーションズ並の可動も兼ね揃えているという、おもちゃ然としつつもしっかりアクションフィギュアとしてのかっこよさもある、まさにサイバーバスオプティマス玩具の決定版と言えるものになっています!
バトルコールギミックも音声入力からのライト&サウンドギミックはなんとなく想像がつくけど、それプラス物理的なエネルゴンアーマー装着ギミックも仕込まれていて、なにげにすごく高度なことがしれっと搭載されていることに遊んでいると気づいてじわじわ驚きが湧いてきます。残念ながら日本ではサイバーバースの展開は映像、玩具とも終わってしまっているので日本での発売は見込めず、更にこのオフィサークラスのオプティマスは海外でもウォルマート限定ということもあってか輸入ショップでもあまりみかけないし、現時点では結構入手が難しいのですが(Amazon.comでもマケプレになっちゃって高いです…)、サイバーバースというところに留まらず、トランスフォーマー全体を見てもオプティマストイとしてもかなりかっこよく、かつギミックも楽しく遊べるのでオススメです!
更新お疲れさまです。
うわー、こんなに動いてかっこいいアイテムだったんですね。
サイバーバースはデラックスクラス以外は完全に低年齢層向けで、
デザインもギミックもシンプルすぎるイメージがあってよく調べてませんでした。
機会があれば手に入れて遊んでみたいと思います!