今日は「トランスフォーマー ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー(海外版)」から「クインテッサン ピット オブ ジャッジメント」をご紹介!無罪である!
商品名 | クインテッサン ピット オブ ジャッジメント(Quintesson Pit of Judgement) |
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シリーズ名 | トランスフォーマー ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー |
クラス | – |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年9月 |
価格 | $69.99(Hasbro PulseCon2020限定) |
ということで、ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー版「クインテッサン ピット オブ ジャッジメント」です!この「クインテッサン ピット オブ ジャッジメント」は1985年にアメリカで公開された『トランスフォーマー ザ・ムービー』のクインテッサ星人による裁判シーンを再現したもので、ボイジャークラス「クインテッサンジャッジ」、デラックスクラス「クインンテッサンベイリフ」、レジェンズクラス「シャークティコン」、非変形フィギュア「クインテッサンプロセキューター」、そして惑星リゾンの生き残り「クラニクス」の5体セットです。2020年9月25日、26日に行われたオンラインイベント「Hasbro PulseCon 2020」開催を記念した限定商品としてHasbro Pulse限定で発売されたものです(本来は7月に行われるはずだった「サンディエゴコミコン2020」の限定品だったですが、新型コロナウイルスの影響でPulseCon限定に変更となったようです)。では5体一気に見ていきたいと思います!それではいってみましょー!
【パッケージ】
まずはパッケージ。サンディエゴコミコン限定品はいつもパッケージがこだわられて作られており、今回も『ザ・ムービー』の裁判のシーンの背景が忠実に再現しています。箱の大きさもだいぶ大きく、高さと横が約30cm、奥行き20cmほどあります。ちなみにHasbro Puluseではこのボックスを作ったデザイナーさんの話が掲載されています。
背面にはイラストが一面描かれており、さらには『トランスフォーマー ザ・ムービー』のロゴもあしらわれています。
箱の中身はこんな感じ。いつものビニールの紐での固定なので何も考えず切ってしまうともとに戻せなくなるのが難点。ですが、そこまでガチガチに留められているわけではないので、上手にはずせばもとに戻せます(「ベイリフ」のみ腕周りの紐は切る必要がありますが、他の部分が残っているので大丈夫)。
すべて厚紙で作られていて、背景や床もしっかり劇中通りに描かれています。
下段には「シャークティコン」が。このパッケージで飾られていることに価値がある玩具とも言えるので、箱も大事にして行こう…
【クラニクス】
まずは「クラニクス(Kranix)」。『ザ・ムービー』の初っ端に「ユニクロン」によって食べられてしまった「惑星リゾン」の唯一の生き残り。非変形のフィギュアで、可動もありませんが(腕が動きそうですが動きません)、公式としては初の立体化となります。小さいながら造形はかなり細かく作られていて、映像と見比べてみると元のデザインにさらにディテールが追加されています。
背面。
バストアップ。顔も細かく作られていますが、細かすぎて塗装でちょっと潰れてます。色に関してはそこまで劇中に忠実というわけではありません。
【クインテッサンプロセキューター】
「クインテッサンプロセキューター(Quintesson Prosecutor)」。「プロセキューター」とは「検事」のことで、劇中では「ジャッジ」に判決を求める役でした。こちらも非変形のフィギュアですが、首とクリアな土台部分は動かす(取り外す)ことができます。
背面。
バストアップ。顔も作り込まれていて、さらに塗装も細かく施されています。
首部分は左右に振ることができます。5mmジョイントで接続されているだけなので頭は取り外せます(というか外れやすい)。
【シャークティコン】
次は「シャークティコン(Sharkticon)」。ジェネレーションズタイタンズリターンシリーズ時に発売された「ノー」(日本ではレジェンズ「LG44 シャークトロン&スウィープス」)のリカラー。裁判シーンでの水の中にいるときの色味のようなカラーリングで、落ち着いたブルー系でまとめられています。
背面。
前面&背面。
側面。
バストアップ。胸にディセプティコンマークが付いています。「クインテッサン」とは付いていないので、土着のモンスターみたいなもんなんだろうか…?
武器はモーニングスター。ソーダ味のお菓子みたいな色。
ビーストモード。サメ型のモンスターに変形。相変わらずの可愛らしさ?で、まるまるとしたフォルムがたまりません。目の部分はクリアグリーンになっています。
背面。青でおまとまったなかなか良いカラーリング。
前面&背面。
側面。
レジェンズ版「LG44 シャークトロン&スウィープス」の「シャークトロン」と。劇中の色に近いのはむしろレジェンズ版で、今回のカラーリングは結構アレンジの効いた色だと思います。
ビーストモードでも。海外版になりますが「ノー」のレビューしていますので、詳しくは以下からどうぞ!
ポーズをいくつか。小さいながら結構しっかり動いてくれます。
背中にフィギュアスタンド用の穴が設けられています。
「シャークティコン」はここまで!
【クインテッサンベイリフ】
次は「クインテッサンベイリフ(Quintesson Bailiff)」。「ベイリフ」は「執行人」のような意味で、『ザ・ムービー』では法廷でクインテッサンジャッジのガードのような感じで立っていたり、捕らえられていたクラニクスを法廷に連れて行ったりしていました。玩具としてはアースライズ版デラックスクラス「クインテッサンアリコン」のパーシャルとなり、造形がいろいろ変更されています。色に関しては劇中のカラーは「アリコン」と同じなのですが、今回の玩具では茶色ベースの色に変更されています。
背面。
前面&背面。
底面。
バストアップ。「アリコン」から頭部がまるっと変更されています。また、胸、肩周りも新規造形になっていて、色も相まってだいぶ印象違って見えますね。
武器も劇中通りの槍?斧?に変更されています。グレー部分は軟質パーツで、半分から分離して持たせます。
分離してハンマーと斧として使うこともできます。
武器は背中に取付可能。
ビーストモードのしっぽ部分はナイフになります。
ビーストモード。ワニ型のモンスターに変形。頭部が「アリコン」から造形が変わっています。邪悪なフォルムにカラーリングが似合っていて、ワニ感がよく出ていますね。ちなみに劇中ではベイリフは変形してない…はず。
背面。
前面&背面。
側面。
口は開閉可能。
武器はロボットモード同様背中に取り付けておきます。尻尾の先端にはナイフが収納されています。
アースライズ版デラックスクラス「クインテッサンアリコン」と比較。ズングリした体型に目が行って気づきにくいですが、上半身はだいぶ変更されています。あと、「アリコン」は膝上のパーツが組み間違いをしているのですが(どうやら100%間違ってるようです)、今回それが正しい向きに直されています。
必殺スライダー!「<>」を左右に動かして比較することができます。そもそもの頭の位置とか大きさも結構違ってますね。
ビーストモードでも。気づきにくいのですが、頭部分のデザインが違っていたり、首筋部分も違っています。クインテッサンアリコンについては以下で詳しくレビューしていますのでご覧ください!
ポーズをいくつか。可動は「アリコン」同様ずんぐり体型ながらよく動いてくれます。
両手で武器を構えることも可能。
お尻にフィギュアスタンド用の穴が用意されています。
「クインテッサンベイリフ」はここまで!あと1体!
【クインテッサンジャッジ】
いよいよ最後の1体「クインテッサンジャッジ」。アースライズ版ボイジャークラス「クインテッサンジャッジ」のリカラー。比較的軽微なリカラーで、そこまでの差はありませんが、より『ザ・ムービー』のカラーリングに近づけられている感じがします。
背面。アースライズ版では購入時は後ろの顔2つは取り外されていましたが、今回は最初から取り付けられています。後ろのレバーを押すと顔が回転するギミックつき。4面についてはほぼ同じなので省略させていただきます…!
バストアップ。成型色以外の違いといえば5つの顔のペイントパターン。とは言え、アースライズ版とそれほど大きく違いは感じないかも。まずは「死(デス)」。
「戦争(ウォー)」と「裁き(ジャッジメント)」。
「怒り(ラス)」と「智慧(ウィズダム)」。
武器は小型の銃。
椅子。
底面に武器を取り付け可能。
基地モード。アースライズ版と比べると中身も明るいグレーで結構清潔感ある感じになっています。
背面。白いボディからの下から生える緑の触手が気持ち悪さをアップさせているような…
折には「クラニクス」がちょうどよく収まります。
ギリギリこいつも捕獲可能。
アースライズ版ボイジャークラス「クインテッサンジャッジ」と。色の大きな差はありませんが、細かくみると結構違っていて面白いです。
基地モードでも。「クインテッサンジャッジ」については以下で詳しくレビューしているのでぜひご覧ください!
最後は色々組み合わせて遊んでいきます!「クラニクス」の足の裏には穴が空いていて、クインテッサンジャッジの触手にちょうどよく繋がります。
プロセキューター「有罪、それとも無罪…?」
ジャッジ「無罪である…!」
このセットはクラニクスをいかにいたぶるかを楽しむものなのかもしれない…
以上、「トランスフォーマー ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー(海外版)」から「クインテッサン ピット オブ ジャッジメント」でしたー!Hasbo PulseCon限定ということで、かなりファン目線に振り切ったセットではありますが、『ザ・ムービー』の中でもクインテッサ星人の異常さをよく表した印象的なシーンということもあり、それをここまで忠実に再現できるのがとても楽しいです!パッケージがものすごく良くできていて、それありきなところは多分にありますが、こうして「ジャッジ」や「ベイリフ(アリコン)」が揃うなんて一昔前では考えられなかったことだし、さらにはスタジオシリーズで『トランスフォーマー ザ・ムービー』が今後ランナップされるとなれば、「ザ・ムービーごっこ」が捗ること間違いなし!入手難易度が今回かなり高かった印象なので、できれば日本でも販売してくれたらいいなあ…!(合わせて日本での映像の販売とかも期待…!)
そして、ここからはレビューとは関係ない話ですが、じつは本日2020年10月15日で「超偏見超変形」は10周年を迎えます!本来ならば10周年企画をやりたかったのですが、こんなときに仕事がとても忙しく全く用意ができず、せめてこの日はレビューだけでもしようと思った次第でした。まさか10年も続けるとは思っておらず、しかも続けている中で大変なこともありましたが、それよりも嬉しいことがたくさんあったし、ブログを始める前よりもトランスフォーマーをもっともっと好きになったし、本当に続けてきてよかったと感じています。これもすべてアクセスしていただける皆様のおかげです!本当に感謝しかありません!ありがとうございます!!いつまでこの感じを続けていけるかは分からないのですが、魅力的なトランスフォーマー玩具はこれからもいっぱい出そうだし、いろんな映画の話もあるし、管理人のトランスフォーマーへの興味と体力が尽きない限りは続けていきたいと思っていますので、これからも「超偏見超変形/リベンジ」をどうぞよろしくお願いいたします!!
レビューお疲れ様です!
そして10周年おめでとうございます
いつも素早くかつ分かりやすく情報をまとめて頂けてるのでとてもありがたいです
またレビューも大変分かりやすくいつも購入の参考にさせていただいています。
今後とも管理人さんのペースで無理なく頑張ってください!