今日は『THE TRANSFORMERS(Vintage G1)』からウォルマート限定「ホットロッド」をご紹介!
商品名 | ホットロッド(Hot Rod) |
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シリーズ名 | THE TRANSFORMERS(Vintage G1) |
クラス | – |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2020年7月19日 |
価格 | $30 |
ということで、『THE TRANSFORMERS』Vintage G1版「ホットロッド」です!「Vintage G1」は映画『バンブルビー』の公開に合わせて1980年代に発売されたG1玩具を復刻するシリーズで、2020年現在もラインナップは少ないものの継続中。「ホットロッド(日本名:ホットロディマス)」は『トランスフォーマー ザ・ムービー』から登場したキャラクターで、「オプティマスプライム(コンボイ)」からマトリクスを受け継ぎ「ロディマスプライム(ロディマスコンボイ)」になる若きオートボットの騎士です。Vintage G1は海外ではウォルマート限定のラインとなり、日本では未発売のものとなります。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。これは買ったままの未開封の状態で写真を撮ったものですが、どうやら中身が左右逆に入っていた模様…調べてみると他の人のものもそうみたいで、もしかすると全部こうだったのかも?
【ロボットモード】
ロボットモード。ものとしては過去の復刻版と同じで(金型的にはトランスフォーマーコレクション版と同じ?)、シールは海外で一番初めに発売された「ホットロッド」のデザインがベースになっており、肩、股間、太もも、脛部分に自分で貼る必要があります(その他の部分ははじめから貼られています)。ちなみにシールは粘着部分が紙のホイルシールではなく、いわゆる「ラピー」のようなポリエステル製のシールでミラー状になっています。つま先はダイキャスト製で、タイヤ部分もゴムのような素材になっています。
背面。ロディマスといえばこの黄色のV字型ウイングも大きな特徴。子供向け玩具ということもあって先端は丸くなっています。後頭部はビークルモードではエンジンになります。
前面&背面。
側面。今見ると腹部の空洞がなかなか気になる。
バストアップ。『2010』でメインを張る新しいキャラクターたちはそれまでのトランスフォーマーとは違った人間らしい顔つきになっていて、このホットロッドも少々生々しい顔の造形になっています(写真を撮るとき顔認証が起動して一人笑いました)。胸のシールもミラー状で、これまでのものはつや消しになっていたりしていたので、結構これで印象が変わっているかもしれません。おかげですごく写真が撮りにくかった…!
武器。2つの銃が付属。ひとつは「フォトンレーザーα」。
もうひとつは「フォトンレーザーβ」。αとβと言うようになったのは「MP-9 ロディマスコンボイ」からかな?今見るとかなり細かく造形されていて驚きます。
【ビークルモード】
ビークルモード。スーパーカーに変形。むき出しのエンジンとエグゾーストパイプのメッキが眩しく、また、ロディマスを象徴するファイアーパターンがとにかくカッコイイ!ダイアクロンの血を引く初代アニメのキャラクターたちは実車モチーフのものがほとんどでしたが、『2010』キャラたちはフューチャーカーとも言われる未来の車に変形していました。1980年代にみんなが描いていた2010年はとてつもなく発展した明るい未来で、そういうポジティブなイメージが反映された今見てもすごくいいデザインだと思います。管理人は子供の頃このロディマスのビークルモードが大好きで、いまだに保育園で絵を描いたのを覚えているくらいです。
背面。V字のリアウイングもカッコイイ!
前面&背面。
側面。
エンジン部分には武器を取り付ける事が可能。もちろんα、βどちらも取付可能です。
ルーフ部分にはシークレットエンブレムが。こすると熱で色が変わる訳ですが、G1時の温度によって青や緑に色が変化するものとは違って、赤色のみに変化するタイプになっています。
【比較】
まずはクラシックス版(日本では変形ヘンケイ)「ホットロッド」と。クラシックス版も管理人的には名作だと思っていて、今も結構手に取ることが多いかも。クラシックス全般アレンジが強めですが、大きさ的にも「ひよっこ野郎」感が出ていてとても好きです。
ビークルモードでも。クラシックス版はサイドの段差がなくなりツルッとした見た目なのも特徴。
続いて2017年に発売された「LG45 ターゲットマスター ホットロディマス」と(海外ではタイタンズリターン版「ホットロッド」)。クラシックス版から約10年経って発売されたもので、ヘッドマスターギミックつき。コストカットは感じながら遊びやすくかっこいい。
ビークルモードでも。レジェンズ版はマッシブになったビークルモードのかっこよさも魅力です。
さらにそのあと2018年に発売されたパワー・オブ・ザ・プライム版「ロディマスプライム」の中の人である「ホットロッド」。「ロディマスコンボイ」の方は大きさもあってアレンジ効いた感じですが、中はアニメのイメージを強調したシンプルなロディマスになっています。
ビークルモードでも。POTP版はエンジン部分がないのがちょっと残念だけど、直線的な形状はG1トイ感強めで悪くないです。ただやっぱり「中の人」という制限があってかちょっと物足りなさもあります。
マスターピース版「MP-28 ホットロディマス」と。時期的に今ほどロボットモードの劇中再現を突き詰めていない頃のもので、ボディのラインなどは結構劇中とは違っています。けど、個人的にはこの直線的な感じも好きです。
ビークルモードでも。ビークルモードは『ザ・ムービー』の平べったい感じをよく再現しています。
G1版「ロディマスプライム(ロディマスコンボイ)」と(タイヤがゴム製なので初期海外版…かな?)。子供の頃はロディマスコンボイしか持っていなくて、ホットロディマスは本やカタログでしか見たことのない憧れの玩具でもありました。
ビークルモードでも。こっちのロディマスプライムもそのうちレビュー出来たらいいな。
【可動・アクション】
可動はG1トイということもあり、かなり限られた部分しか動かず、腕周りのみの可動になっています。以下、写真続きまーす。
今のトランスフォーマーみたいに動かないけど、金属やゴムが使われていたり、存在感みたいなものはすごく感じます。
「コンボイが死んだ!キャンペーン」でコンボイが死んだのは知ってだけど、『ザ・ムービー』なんて知らないから、なんでホットロディマスがロディマスコンボイになったのも知らなかったし、別キャラくらいに当時は思ってたような…しかも今みたいにアニメを録画して見返すなんてこともできなかったから、アニメよりも「テレビマガジン」とか、カタログとかで想像するしかなかったし、あとは自分が持っている玩具で作る世界で満足だったように思います。
以上、『THE TRANSFORMERS(Vintage G1)』からウォルマート限定「ホットロッド」でしたー!まさにロディマスの原点となる玩具で、今の玩具と比べれば足りない部分はもちろんあるけど、意匠はもちろん、変形パターンは今も血として脈々とロディマストイに受け継がれていて、そういう意味ではすごく完成された玩具だと思います。『ザ・ムービー』が2021年で35周年で、どうやら激しい動きがあるようですが、その前にレビューしたいと思っていたので、こうして好きだった(もちろん今も大好きです!)ロディマスをちゃんと紹介できたのが嬉しいです。「Vintage G1」は規則性のない復刻ではありますが、『2010』キャラは入手難なキャラクターも多いので細く長くでいいから、今後も色々復刻してくれてたらいいなあ。
昔のトランスフォーマーは野暮ったいけどみるからに頑丈そうでいいな
ちょっとロディマスの顔が可愛いと思った
2010勢のビークルモードってセイバートロンの乗り物じゃなくて未来の地球で造られた車をスキャンしたんだっけ?