今日は「トランスフォーマー アニメイテッド」からデラックスクラス「サイバトロンモード オプティマスプライム」をご紹介!
商品名 | サイバトロンモード オプティマスプライム(Cybertron Mode Optimus Prime) |
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シリーズ名 | トランスフォーマー アニメイテッド |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2008年 |
価格 | $10 |
というわけで「トランスフォーマー アニメイテッド」版デラックスクラス「サイバトロンモード オプティマスプライム」です!何故今「アニメイテッド」シリーズののレビューなのか!?それは管理人が『アニメイテッド』が大好きでずっとレビューをしたいと思っていたから…!2007年の実写版『トランスフォーマー』で20年ぶりにトランスフォーマーに目覚めた管理人は、当時「新しいトランスフォーマー」にとても飢えており、そのときに出会ったのが海外で展開されていたアニメ『トランスフォーマー アニメイテッド』のシリーズでした。玩具の素晴らしさもさることながら、「海外版でしか入手できない」言い換えれば「日本にはない玩具を集めている」という謎の優越感も相まり、また、当時ニコ生にアップされていた字幕版の面白さも拍車をかけ、その後2010年に日本で放送されたものも含め、今でも大好きなシリーズです!今管理人がこんなブログを続けているのも『アニメイテッド』のおかげと言っても過言ではないかもしれません。たぶん。
さて、この「サイバトロンモード オプティマスプライム」は商品名からも分かる通り、オートボットの若きリーダー「オプティマスプライム」が地球に来る前の惑星サイバトロンでの姿を再現したもので、デラックスWave1としてアニメイテッドの玩具で一番最初に発売されたものでもあります。後に日本では「オプティマスプライム VS メガトロン 始まりの対決」としてVSセットでの発売となりました。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。アニメイテッドはパッケージもアニメのカートゥーンっぽいのイメージに合わせたポップなデザインになっています。これがまた管理人的にはとても好きで、いまだにアニメイテッドのデラックスクラスのブリスターは壁にかけて飾っているほど!
【ロボットモード】
ロボットモード。完全に好みの分かれるスタイルではありますが、カートゥーン調のデザインの曲線をしっかり再現しつつ、完全変形するトランスフォーマーとして成立させているのが当時は革新的に感じました。アクションフィギュアとしての見た目と可動も兼ね揃えており、今見てもまったく遜色のない仕上がりだと思います。また、今のデラックスクラスと比べるとボリューム感や作りのしっかり具合がものすごく、しかも当時これが10ドルで売っていたというから驚きです…!
背面。アニメイテッドではほとんど「ガワ」というものがないのも特徴。そしてデフォルトでS字立ちになるようになっています。
前面&背面。
バストアップ。頭部もアニメの雰囲気をしっかり再現してくれています。劇中ではバトルマスクを装着することもありますが、今回はマスクオフ状態になっています(劇中ではほとんどマスクオフ)。胸部のクリア部分も中が透けてキレイで、なによりこのオプティマスでかっこいいのが肩のタイヤ!実際のデザインではここにタイヤはないんですが、これはオプティマスの初期デザインの名残なんだとか。
続いて武器。まずは斧「ウルトラアックス」(日本でのアニメの名称です)。片刃モードと両刃モードに変形することができます。まずは片刃モード。刃の反対側の突起はスラスターを再現しています(最初はなにかのジョイントだと思っていた…)。
刃の部分を開いて両刃モード。
もう一つは「エナジーシールド」。左腕の前腕部分に専用のジョイントがあります。
シールドを左右に広げて、斧に取り付けて大型の斧にすることができます。斧というよりはシャベルとかのイメージに近いかも…
取り外しのできる武器ではありませんが、前腕部分にあるパーツを回転させると放水銃っぽい感じにもできます。
【ビークルモード】
ビークルモード。惑星サイバトロンでのトラックに変形。前輪はタイヤですが、後輪のデザインはキャタピラになっていて、底面に車輪が仕込まれており転がし走行ができます。シールドがルーフ部分に配置され、ウインドウ部分が大きく再現された未来感あふれるデザインがカッコイイ。
背面。ちなみにこの姿は第1話でのみ登場するもので、その後は地球モードの消防車をスキャンします。武器の斧も手に持った形で収納されています。
前面&背面。
側面。
ちなみに、斧とシールドは取り外すことなくビークルモードからロボットモードに変形できます。アニメイテッドは変形もそのキャラを表すような動きの流れを再現しているのも特徴で、特に初期に発売された玩具はその傾向がすごく強いように感じます。
【比較】
何と比較しようか迷ったのですが、他のアニメイテッドのオプティマスやメンバーは今後レビューするときのお楽しみということで(長期計画で…)、2020年時点で最新のアニメである『サイバーバース』のデラックスクラス「オプティマスプライム」と。同じデラックスクラスで、しかも価格的には以前のほうが半分くらいの値段だったことを考えると、この10年の世界情勢の変化みたいなものを感じざるを得ない…その分蓄積された技術や、ファンの求めるものも変わってきて、それはこのサイバーバース版にはしっかり反映されているように思います。
ビークルモードでも。
最新のオプティマスプライムであるアースライズ版リーダークラス『オプティマスプライム』と。このぐらいまできてやっと「作り」のリッチさの部分で並ぶことができるような感じ。逆に今のトランスフォーマーの海外向けチームが今の土俵でアニメイテッド玩具を作ったらどうなるかも見てみたくなっちゃいます。
一応ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動も素晴らしく、よく動いてくれます。肩と肘部分にボールジョイントが使われて、また肘が二重関節になっているおかげでかなりフレキシブルに腕周りは動くし、ポーズもかっこよく決まるので遊んでいてとても楽しい。購入当時もこの動きっぷりに感動して同時に買ったデラックスクラスの「バンブルビー」と一緒にそれはもう遊びまくりました。以下写真続きまーす。
劇中ではまだ指揮官としては未熟なオプティマスが徐々にみんなの信頼を得ていく姿がよかった。あと、メンバーの成長もしっかり描かれていて、お話としても非常によくできていて、子供向けでもここまでしっかりシナリオを練り込むってことに当時は驚きました。だから、シーズン4がお蔵入りになってしまったのがとても悔やまれます…
もちろん劇中見たまんまの姿ではないけど、フォルムやラインはカートゥーンらしさをしっかり出していて、それはオプティマスに限ったことではなく、シリーズで一貫して貫かれています。
以上、「トランスフォーマー アニメイテッド」からデラックスクラス「サイバトロンモード オプティマスプライム」でしたー!今遊んでも全く古さを感じず、特徴的な体型と変形でキャラクター性をここまで表現できるものか、という驚きは今でも薄れず感じることができる傑作だと思います。もちろん「アニメイテッド」には数多くの名作が存在するのですが、当時Wave1として発売されたこのオプティマスとバンブルビーを触ったときの衝撃は今でも鮮明に覚えていて、実写版やクラシックスとは全く違うベクトルのかっこよさと、それを変形させてしまう開発者の技量やセンスに打ちひしがれました。それを味わったからこそ今でも新しいトランスフォーマーが出るごとにワクワクしちゃうし、新シリーズの始まりには特に期待してしまいます。そしてそのワクワクや、これらを生み出した人たちがトランスフォーマーを作り続けてくれているからこそ今もこうしてブログを続けられているのだと思います。
この他にも管理人が大好きなアニメイテッドトイはたくさんあるので、今後もスキを見てレビューしていければと思います!もしかすると『アニメイテッド』をカートゥーン調の見た目で敬遠してる人もいるんじゃないかと思いますが、映像作品としてもとてもおもしろく、大人でもドキドキしながら楽しめるストーリーになっているのでまだ見たことない人は今ならAmazonビデオで全話見れるので是非!
アニメイテッドの玩具は価格の割りに質が良いと言うか、
作りもしっかりしていて、傑作も多いイメージですね。
コマンダークラス(海外のみ)からアクティベーターまで、
サイズも色々ありましたし。
何より、どれもロボットモードのカートゥーン調のくせはありながらも、
逆三角形のスタイルなどが大好きです。
私はジャズとラグナッツがお気に入りです。
懸賞でオプティマスのゴールドバージョンが当選したことも良い思い出です・・・