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レビュー:TFサイバーバース パワー・オブ・ザ・スパーク(海外版) ノー(ウォーリアークラス)

今日は「トランスフォーマー サイバーバース(海外版)」からウォーリアークラス「ノー」をご紹介!



商品名ノー(Gnaw)
シリーズ名Transformers:Cyberverse Power Of The Spark
クラスウォーリアークラス
メーカーHasbro
発売時期2019年8月
価格$14.99

ということで、サイバーバース「パワー・オブ・ザ・スパーク」版ウォーリアークラス「ノー」です!「ノー」とはいわゆる「シャークトロン(日本名)」となり、『サイバーバース』劇中ではシーズン2にセビレズ、シッポズ、アゴズからなるシャークティコンとして登場しました(同型たくさんいる)。ただ、劇中の見た目と今回の玩具の見た目では結構違いがあり、今回の玩具はどちらかといえばG1に登場した際の姿に近いデザインになっています。それではいってみましょー!

【パッケージ】

パッケージ。パッケージのイラストも劇中とはだいぶ異なっています。ちなみに今回紹介する「ノー」はオーストラリア在住のいとこからお土産でもらったもので、パッケージ裏にある値段はオーストラリアドルになります。

【ロボットモード】

ロボットモード。体型、色、表情からも『トランスフォーマー ザ・ムービー』などに登場したシャークトロンのイメージに近く、『サイバーバース』での見た目とは違っています。サイバーバースの玩具自体、ラインナップや再現度などはだいぶ謎なところがあり、このノーに関しても劇中の活躍などを見ても、出すならシャークティコンのリーダーなんじゃ?とは思うんですが、ここまでG1チックな見た目だとこれはこれですごく魅力的な玩具に思えてくる…

背面。背中の背びれはギミックのスイッチになっていて、髪の巻き込み注意の表記と、マニュアルを見てね、という表記があります。

前面&背面。

側面。

バストアップ。表情もG1の劇中チック。そもそも『サイバーバース』のアニメではロボットモードに変形しなかったので、本当はどんな顔か分からず…

武器は手持ちのモーニングスター(メイス)。ビーストモードではしっぽになります。というか、サイバーバースのウォーリアークラスで取り外し可能な手持ちの武器があるのってこのノーだけなんじゃ…?

ギミックは「メイスマッシュ」。胸のパーツのロックを外し、背中の背びれのスイッチを押し込んで離すと、胸部〜腕部分がぐるぐると回ります。

百聞は一見に如かず、ということでGIFアニメにしてみました。他のウォーリアークラスは結構小さな動きで収まっているものが多い印象ですが、このノーはダイナミックかつ、気持ちいい!

【ビーストモード】

ビーストモード。サメ?型のモンスターに変形。これまた『サイバーバース』に登場した姿というよりも、G1のデザインに近いというか、ほぼそのまま。サイバーバースの劇中のデザインはもうちょっとエッジ立ったデザインで、色味もサイバーな感じで全然違っています。小さくキュートな手は可動はしません。

背面。武器のモーニングスターはしっぽになっています。変形は簡単ですが、変形後も背中にちゃんと丸みが出るような感じだったり、こだわりを感じます。

前面&背面。

側面。

口の開閉も可能ですが、口の中にはロボットモードの頭がそのまま配置されています。ちなみに、ビーストモード時は回転ギミックは発動しません。

【比較】

ジェネレーションズタイタンズリターン版「ノー」と。キャラクターの認知度としては高めではありつつ、こんなみてくれなのでなかなか商品化がなかったキャラですが、ここに来て何故かスポットライトが当たってきています。アースライズでは「アリコン」も出ちゃうし、ハスブロではシャークティコンブームなのだろうか?

ビーストモード。変形パターンはほぼ同じ。

サイバーバース デラックスクラス「バンブルビー」と。劇中のサイズと比べるとだいぶノーのほうが大きい。

一応、ビークルモードでも。

【可動・アクション】

可動はこんな体型もあってそれほど可動範囲は広くありませんが、サイバーバースのウォーリアークラスと考えてみると「動かない箇所がない」のは珍しい。ちなみに、股間部分はジョイントで固定されるようになっていてわざと動かないようになっていて(ジョイント自体はすぐ外れるのであまり意味をなしていませんが)、やっぱりこのシリーズでは意図的に可動箇所を制限しているんじゃないかな…?と予想。以下、写真続きまーす。

見た目は本当にシャークトロン。サイバーバースでは他にも「スクラップレット」なんかも出てるし、なかなか攻めたラインナップだよね…

ギミックは回転もスムーズで気持ちいいし、絵的にも面白い。このズングリ体型だからこそ詰め込めたギミックですね。

以上、「トランスフォーマー サイバーバース(海外版)」からウォーリアークラス「ノー」でしたー!ロボットモード、ビーストモードともG1チックな見た目がとてもいい感じで、サイバーバース玩具であることを忘れてしまうほど。手持ちの武器がある、四肢、首で可動しない箇所がない(足の付根にジョイントはあるけど)、プラの安っぽさも気にならないと、サイバーバースのウォーリアークラスとしては異例なことづくめなのも面白く、この体型だからこそできたダイナミックな動きのギミックも気持ちいいです。キャラがキャラだけに、サイバーバースのメインターゲットの子供たちにはたして売れたんだろうか?というラインナップに対する疑問は無きにしもあらずですが、コアなファンにとっては十二分に楽しめる玩具になっていると思います!日本での発売がなかったのが残念…もし出てたら複数個買い必至だったんだけどなあ。

『レビュー:TFサイバーバース パワー・オブ・ザ・スパーク(海外版) ノー(ウォーリアークラス)』へのコメント

  1. 名前:減るバット 投稿日:2020/03/24(火) 10:09:03 ID:bc6643981

    レビューお疲れ様です。地味に気になっていた代物なのでとてもありがたいです。
    シャークティコンはボットボッツサイズのやつもあったり、近年のハズブロは色物枠がお気に入りなんですかね?(シャークティコンで大中小揃い踏みってどうなってるんだ)

    TR版は小さいと感じていた方も見受けられましたし、これの日本導入あったらそこそこ需要あったかもしれませんね。いっそ国内はERでクインテッサと一緒に出して(無茶)

  2. 名前:サウンドウェーブLOVE 投稿日:2020/03/24(火) 10:25:08 ID:2307b5bfd

    マニアックなデザインのキャラクターが、子供対象のシリーズで発売されるのは面白いですね。
    少し違う話かもしれませんが、マニアックという点では、実写リベンジのキッチンボットが(何か機会があれば)玩具化されたら嬉しいです。スタジオシリーズではコンセプト的に可変トイとしての登場は不可能だと思うので、それこそ他のラインで…いつか!

  3. 名前:匿名 投稿日:2020/03/24(火) 10:46:13 ID:bd1f45fda

    アースライズのクインテッサと並べるなら、レジェンズ版よりもこちらの方がいいかもしれませんね。

  4. 名前:初TFはサンダークラッカー 投稿日:2020/03/24(火) 18:05:42 ID:320b57284

    レビューありがとうございます。
    レジェンズ版とは全然大きさが違って、別物だったんですねー!知らなかった。
    私はタイタンズリターン版も持っているので、本作はスルーしてクローバーだけ購入しました(^^;)

    それにしても・・・サイバーバースは相変わらずギミック重視のラインナップですね。
    デラックス版のWAVE2も楽しみですが、音声対応の新シリーズも気になっています。

  5. 名前:匿名 投稿日:2020/03/24(火) 19:23:44 ID:fc07993fc

    シーズン2、15話に登場したシャークティコン達の嘗てのリーダーで銅像が登場したガブリ様は原語版ではLord Gnawと呼ばれていたらしいですが、この玩具はおろかシャークティコン達とも全く似ていなかったんですよね…
    一方でシーズン3ではG1同様クインテッサ星人の配下としてシャークティコンが再登場し、その中にノー本人がいるらしく登場エピソードを見てみたものの、
    先述のガブリ様ではなく普通にシャークティコンと同型の姿で登場していたので結果的にある程度玩具と似る事が出来たという…
    結局マジでガブリ様って何だったんだ?

    これまでのシャークティコンの数種のリメイクからのクインテッサ攻勢を見ると次辺りシージ仕様でのシャークティコン再リメイクかG1ノーの復刻辺りあり得るかもしれない…