今日は「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「49 バンブルビー」をご紹介!
商品名 | 49 バンブルビー(Bumblebee) |
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シリーズ名 | スタジオシリーズ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | Hasbro |
発売時期 | 2019年12月 |
価格 | $19.99 |
ということで、スタジオシリーズ版デラックスクラス「バンブルビー」です!この「バンブルビー」は映画『トランスフォーマー』に登場するいわゆる「ニューバンブルビー」と呼ばれる第4世代カマロをスキャンした姿となります。実写映画では定番中の定番のキャラクターですが、逆にスタジオシリーズではなかなか商品化されず、シリーズ3年目にしてようやくの発売となりました。今回のバンブルビーは完全新規造形となり、過去スタジオシリーズで出た旧カマロ版「SS-01 バンブルビー(SS-23 ラスティバンブルビー)」とは全く別物になっています。日本では2020年1月に「SS-40 ニューバンブルビー」として発売されます。それではいってみましょー!
【パッケージ】
パッケージ。イラストは既存のものかな…?
台紙兼スタンドディスプレイはオンボロカマロが新しいカマロを再スキャンしたシーン。
【ロボットモード】
ロボットモード。デラックスクラスとしては過去最高に劇中のフォルムとバランスを再現している…!後ろのタイヤが目立つのがちょっとだけ気になるけど、それ以外はまさに理想のバンブルビーになっていると思います。これまでも数多くのバンブルビーが発売されてきましたが(意外と第1作目のバンブルビーとして区切ると少ないけど)、まだまだ進化し続けてるのがスゴイ。
背面。背中もこれまでのものと比べると結構スッキリまとまっています。旧トリロジーのバンブルビーは4枚羽を再現するのは今やマストな流れですね。
前面&背面。
側面。
バストアップ。今回はバトルマスクをかぶった状態。バトルマスクのオンオフギミックがあるものはマスク部分を頭から持ってくるのでのどうしても丸みが出てしまうのですが、今回はギミックがない分しっかりシャープな形状を再現してくれています。
武器「スティンガーブラスター」。今回は差し替えなどではなく、武器を手に持たせるだけのシンプルな形になっています、おかげでストレスなく武器を取り付けることができます。そうだよな、これでいいんだよな…
スティンガーブラスターは腰部分に取り付け可能。
【ビークルモード】
ビークルモード。「シボレー・カマロ 2007コンセプトカー」に変形。何気にデラックスクラスでこの第5世代カマロコンセプトが出るのは2007年以来なのかも?当時の玩具は微妙にカマロのマッシブさを出し切れてなかったのですが、今回はさすがのスタジオシリーズということでしっかり再現してくれています。ただ、スタジオシリーズのスケールに合わせられる関係で、このカマロも大分小さいです。
背面。小さいこともあって、分割線は少々目立ちがち。けど、ちゃんとリアのライトも塗装されてるし、マフラーも再現されてたりします。
変形は「SS-01 バンブルビー」を彷彿とさせるも、完全新規造形なのでかなり変形しやすく改良されています。ポロリやテンションがかかってパーツが外れてしまうようなことが極力ないようになっていて、特に上半身の変形はこれまでにないバンブルビーの変形になっています。
前面&背面。
側面。
底面。これまでバンブルビーの玩具を沢山買ってきた人ほど面白いのがこの底面なんじゃないかな?肩の位置そこ!?とか、そこボールジョイントなの!?っていう驚きがあると思います。
武器は後部に取り付け可能。
【比較】
続いて比較。まずは第2世代カマロに変形する「SS-23 ラスティバンブルビー」と。旧カマロ版は『最後の騎士王』版「TLK-22 ニューバンブルビー」の縮小版のイメージが強く、小さくなったことのいじりにくさが際立ってしまったのですが、今回それをしっかり改善してきてくれています。胸部の再現度とかも格段にアップしてるし、並べて比べると今回のバンブルビーがより劇中のスタイルに寄せられているのが分かると思います。
ビークルモードでも。
ちなみに頭部は「SS-23 ラスティバンブルビー(SS-01 バンブルビー)」とボールジョイントの径が同じなので比較的簡単に差し替えることが出来、この通りマスクオフ状態を何の違和感もなく再現することができます。まあ、今後何かしらマスクオフバージョンで発売される機会はありそうな予感。
2007年の『トランスフォーマー』公開時に発売された「MA-10 バンブルビー」と。サイズダウンは世界情勢の無慈悲な流れに逆らえない結果なので仕方ないですが、「再現の仕方」はこの10数年の蓄積と洗練が目に見えて明らかで感動します。
ビークルモードでも。この「MA-10 バンブルビー」は管理人がトランスフォーマーの沼にハマるきっかけを作った罪深き玩具。棺桶に入れて欲しいトランスフォーマーの1つです(何個入れるかは考えない)。そのうちレビューしたい。
マスターピースムービーシリーズ版「MPM-3 バンブルビー」と。バンブルビー玩具のある意味最終地点でもある「MPM-3」ですが、ここからのフィードバックは思ったよりない印象。
ビークルモードでも。こうして比べてみると「MPM-3」はビークルの再現度がやっぱり圧倒的。ボンネットの形状や、ライト部分の立体感とか忠実に再現されているのが分かります。
やっとスタジオシリーズで『トランスフォーマー』のオートボットメンバーが完璧に揃う!ちなみに同じくディセプティコンもこのバンブルビーと同時期に発売された「メガトロン」で全員揃うことに…!
【可動・アクション】
可動も申し分なし!足首も内側に動くので接地性もいいし、羽に縦の角度もつけられるのもいい感じ。可動部分でも「SS-01」からの進化を感じることができます。以下、写真続きまーす。
胸部の再現度もそうですが、ボリュームアップした腕周りや、太もも周りのパーツが密着した感じの再現度アップも見どころ。うーん、カッコイイ!
武器を取り付ける穴がそのままフィギュアスタンド用の穴になります。
以上、「トランスフォーマージェネレーションズ スタジオシリーズ(海外版)」から「49 バンブルビー」でしたー!何度目のバンブルビーかはもう分からないほどで、ここ最近は「MPM-3 バンブルビー」を終着点として進化の袋小路のようなものにハマってしまっていた印象があったのですが、今回の「ニューバンブルビー」は再現と遊びやすさを追求することで、更に一歩踏み込んだ傑作になっています!小さいながらにいじりやすく、ここ最近のバンブルビーに感じていたストレスも解消されているのもとても好感触です。
ちなみに、今回のバンブルビーを担当したのは昨年「Transformers Hall of Fame 2019」に選ばれた現役レジェンド國弘高史氏。國弘氏はここ最近ではクラウドファンディングの「ユニクロン」やシージ版「SG-39 オメガスプリーム」、マスターピースムービーシリーズ「MPM-8 メガトロン」など、長年の経験がものを言う大型のトランスフォーマーを担当しています。そんな國弘氏が久々に手掛けたデラックスクラスということもあり(明らかになっていないだけで他にもいっぱいあるのかもしれないけど)、小粒ながらベテランの腕がキラリと光る逸品になっています。「もうバンブルビーはお腹いっぱい…」という人にこそ是非触って欲しいです!オススメ!
更新お疲れ様です。
途中のヘッド差し替えがあまりに良すぎて、最初からこっちで出してほしかったと思うくらい…笑
そしてレジェンド國弘氏の設計と知って俄然興味が湧いています。オメガもそうだったんですね。こういった情報は普段ほとんど知り得ないのでたいへん面白く感じます