今日は「トランスフォーマーシージ(国内版)」から「SG-12 ハウンド」をご紹介!
商品名 | SG-12 ハウンド |
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シリーズ名 | トランスフォーマーシージ |
クラス | デラックスクラス |
メーカー | タカラトミー |
発売時期 | 2019年3月23日 |
価格 | ¥3,500(税抜) |
ということで、「トランスフォーマーシージ」版「ハウンド」です!「ハウンド」は『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場したキャラクターで、玩具としてはかつて2008年にユニバースシリーズ(国内では変形ヘンケイ)で発売され、その後長らくリメイクの機会はありませんでした。その後ようやくコンバイナーウォーズ(国内ではユナイトウォリアーズ)で「スィンドル」の頭部替えで発売されたくらいで、今回紹介するシージ版は完全新規の玩具としては10年越しのリメイクとなります!「シージ」はセイバートロン星での戦いを描いたシリーズですが、このハウンドもセイバートロン星での姿を再現したもので、ビークルモードもセイバートロン星での形態として作られており、海外ではデラックスクラスWave1として全く同じ仕様で発売されています。それではいってみましょー。
※2019年3月新製品プレビューは3月末発売新製品と合わせて公開を予定しています!
【パッケージ】
パッケージ。
イラスト面。シージのイラストはどれも険しい表情で、セイバートロン星での戦いの激しさを表現しています。今回、イラストの頭部のデザインは玩具とは違っていて、形状から『ギャラクシーフォース』の「エクシゲイザー」がパーシャルで出るんじゃないか?と言われています。
【ロボットモード】
ロボットモード。G1のイメージよりも箱型でマッシブな体型ですが、しっかりハウンドらしい見た目でカッコイイ! ディテール多めのアーミー感あふれるデザインにウェザリングがよく馴染んでいます。シージ版「サイドスワイプ」のときも感じたミッチリ感がこのハウンドでもちゃんとあって、デラックスクラスながらずっしりした感じがとてもいい感じです。
背面。各部の肉抜きも極力抑えられています。膝下の空洞は変形の関係で仕方ない感じですが、タイヤの配置が今までない感じで、ふくらはぎのようにも見えてかっこいいです。
前面&背面。
側面。
バストアップ。顔のデザインはしっかりG1を踏襲。マスク部分がシルバーで、その陰影の影響か表情は険し目に見えます。胸部はビークルモードのフロント部分が配置されていますが、ウェザリングもいい感じに働いていて密度感がすごい。上部や肩の星マークとサイバトロンマークも目立つ感じでいいですね!
続いて武器。まずは「RT-10 IRエレクトロスコープランチャー」。G1でも肩に装備していた武器。
もうひとつは「W-5 ホロビームリフレクションブラスター」。サイドの丸い弾倉部分は取り外し可能。弾倉には特に名前はつけられていません。
3つのパーツを色々組み替えることももちろんできます。説明書ではこの組み合わせで「HDベクタービームメガブラスター」として紹介されています。
【ビークルモード】
ビークルモード。4WD型の車に変形。セイバートロン星での姿ですが、地球モードとしても十分通用するデザインになっています。ロボットモード同様箱型の形状で、それに大きなタイヤがよく似合う!フロント部分のワイヤーなどの細かい造形や、なにげにウインドウ部分にはクリアパーツが使われていたりとビークルモードでもしっかりかっこよくしてやろう、という意気込みを感じます。
背面。ビークルモードは武器を取り付ける前提のデザインになっています。変形もとてもいい感じで、足の変形はタイタンズリターン版「カップ」(レジェンズでは「チャー」)を彷彿とさせ、また、ビークルにする際、最後に各部にロックをかけるような感じで固定する変形が気持ちいいです!1箇所だけ、フロントウインドウとボンネットの接続部分がちょっと硬め。フロントウインドウ側が細いパーツで構成されているので、接続するときは5mmジョイント部分を押し込むようにすると良いです。
前面&背面。
側面。
武器を外して。
【比較】
変形ヘンケイ版「C-13 ハウンド」と。海外ではユニバース(クラシック2.0)シリーズとして発売されたもの。管理人もとても好きな玩具で、10年以上棚の最前線にいた玩具でもあります。変形ヘンケイ版はスタイルもよく、足首の横の可動があったりして今みても古さを感じさせない傑作ですが、今回のシージ版はまた違った魅力があって、どちらかを選ぶのは難しい!
ビークルモードでも。
シージ版ボイジャークラス「オプティマスプライム」と。スケール感もいい感じ。
ビークルモードでも。
【可動・アクション】
可動も良好。頭を回す際、若干後ろのプレートに干渉してしまうくらいで、その他は申し分なし!デラックスなのに変形に関係なく手首まで回ってしまうという!また、膝も深く曲げれるし、「シージ」では共通の可動ポイントである腰と足首ももちろん可動します。以下写真続きまーす。
※頭の後ろのプレートは後ろに下げることができるので、頭を回す際も鑑賞することはありません!コメントでのご指摘ありがとうございました!
立ち膝も余裕。ふくらはぎのタイヤは可動の邪魔になりそうな見た目なのに、全然そんなことがないのも驚き。
お尻にフィギュアスタンド用の穴があるのでそれを使って。
以上、「トランスフォーマーシージ(国内版)」から「SG-12 ハウンド」でしたー!海外ではWave1として昨年末に発売されていたのですが、数ヶ月こんないいものを知らずにいたのかと海外版を買わなかったことを後悔してしまうほどとても良い玩具です!前回紹介した「サイドスワイプ」も良かったのですが、あれはマスターピースをベースとしていることもあり、驚きのようなものは少なかったのですが、今回のハウンドは変形、可動、かっこよさどれも期待以上!実写版のスタジオシリーズではデラックスクラスとそれより上のクラスで出来の差が大きいのですが、「シージ」はクラスごとの差は「キャラクター元来の大きさ」くらいしかなく、どのクラスでもしっかり満足できるのがとてもいいですね。それにはタカラトミーやハスブロの並々ならぬ努力が隠れていると思いますが、「シージ」がWar for Cybertronトリロジーのまだ1作目で、これからもこのレベルのものがどんどん登場すると思うと楽しみで仕方ありません!オススメ!
頭の後ろのプレートは若干背中側に倒せますよ(^^)